消しゴムはんこの図案6選!おしゃれ・可愛いアイデアと作り方を解説!

消しゴムはんこの図案6選!おしゃれ・可愛いアイデアと作り方を解説!

おしゃれで可愛くデザイン性の高い消しゴムはんこは、子どもにも大人にも人気のアイテムです。初心者でも簡単に、自分好みの図案のスタンプを手作りできます。本記事では、消しゴムはんこの簡単な作り方と、花や犬などの可愛い図案をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.消しゴムはんことは
  2. 2.彫り方の基本
  3. 3.簡単な消しゴムはんこの作り方
  4. 4.消しゴムはんこの図案6選
  5. 5.消しゴムはんこを活用した図案アイデア
  6. 6.消しゴムはんこで手作りする年賀状の図案
  7. 7.消しゴムはんこを楽しもう!

消しゴムはんことは

出典:筆者撮影

消しゴムはんこは、昭和中期から子供たちの間で遊びとして親しまれてきました。2005年頃からは大人の趣味としても見直されています。まず、消しゴムはんこについて知るとともに、その人気の理由を探ってみましょう。

消しゴムを素材にしたはんこ

出典:筆者撮影

「消しゴムはんこ」は、消しゴムを素材にして作るはんこです。「消しゴムスタンプ」「消しゴム版画」とも呼ばれます。昔は子供にもできるスタンプ遊びとして、芋版が使われてきました。芋版とはサツマイモやジャガイモを素材として、切り口に模様を彫って押すものです。芋版は彫るのは簡単ですが、食材として食べられなくなりますし、保存がききません。しかし、木や石では硬くて大変です。消しゴムは、手作りはんこにうってつけの素材といえます。

はんこを制作しやすい消しゴムも

出典:筆者撮影

しかし普通の消しゴムでは、細かい模様を彫ると欠けやすく劣化が激しいという欠点がありました。近年では素材が改良され、消しゴムはんこ専用消しゴムがあります。適度な硬さで、欠けや劣化も少ないです。2層構造で彫った場所がわかりやすいものや、初心者用の柔らかい素材の消しゴムもあります。

100均の材料や道具でできる

出典:筆者撮影

可愛いスタンプを文房具店などで買おうとすると、値段の高さに驚くことがあります。その点、消しゴムはんこは、100均の素材や材料で手軽にできるのが利点です。消しゴムはんこ用の消しゴム、デザインナイフ、彫刻刀、練り消しゴム、スタンプパット、トレーシングペーパーなど、必要なものはすべて揃います。

初心者でも簡単に手作りできる

出典:筆者撮影

消しゴムはんこは、初心者でも簡単に手作りできます。こちらの画像は、幼稚園児が葉書き大の消しゴムはんこで手作り年賀状に挑戦したものです。デザインと刷りは親が力添えしていますが、幼稚園児が彫刻刀で彫りました。多少の削り過ぎ、ずれやかすれは、よい「味」となって作品に趣を与えてくれます。初めてでも、可愛い作品やおしゃれな作品が簡単にできるのです。

彫り方の基本

出典:筆者撮影

消しゴムはんこの作り方の中で、最も重要なのは図案やデザイン、二番目に重要なのが彫りです。消しゴムはんこの作り方をご説明する前に、基本の彫り方を簡単にご紹介します。画像では彫刻刀の切り出し刀を使っていますが、直線なら普通のカッターナイフでも十分ですし、細かい曲線を切るのならデザインナイフも便利です。

線を彫る

出典:筆者撮影

まずは、線を彫る彫り方です。画像の黒く塗った線を、彫って取り除きます(断面がわかりやすいように必要以上に深く彫っています)。刃は常に、残す側に傾けて使うのが基本です。太い線ならば刃を多めに傾け、細い線ならば刃を立て気味にしましょう。線の両側から線に向かって切ると、線の中央の消しゴム内部で刃先が交わり、V字型に取り除けます。簡単なデザインなら三角刀で彫ってもよいでしょう。

線を残す

出典:筆者撮影

次は線を残すときの彫り方です。今度は黒く塗った線を残します。画像のように、残したい線の縁から外に向かって刃を入れましょう。線に沿って切り終わったら、反対側の少し離れた場所から刃を入れてV字型に取り除きます。先程の線を切る彫り方を、線の両側で行うような感じです。線の断面が台形になっていれば、欠けにくい安定した線になります。

面を彫る

出典:筆者撮影

面を彫る時には丸刀を使います。勢い余ったときに、消しゴムを押さえている手を切らないように気をつけましょう。刃が向かう先に手を置かないことが肝心です。

次項では消しゴムはんこの作り方をご紹介します。

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簡単な消しゴムはんこの作り方

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