⑨写真をボックスに貼って仕分け収納
少し仕分けして収納したほうがよいと判断した場合、写真と文字で置き場所を指定してあげるのが自発的に片付けるコツです。何が入っているか、在庫を確認することもできます。月齢にもよりますが、仕分け用の入れ物やケース類は、5個までにとどめておきましょう。入れ物の数が多くなると、大人も仕分けに混乱してしまうことってありますよね。
⑩カラーボックスと人工芝シートで収納×プレイボード
カラーボックスを横置きにして、キャスターを付けたものに入れ物を兼ねたボックスをプラスしたDIYの棚です。天板に人工芝シートを貼って子供がそのシートの上で遊ぶように仕向ければ、片付け方もそのスペースだけで完結します。キャスターがついていれば、掃除のときにも便利ですね。女の子向けの大きなおもちゃの家の置き場所にも困りません。
絵本の収納アイデア6選
ここからは、絵本の整理と収納アイデアについてまとめてまいります。小さい子供でも取り出しやすく片付けやすい場所づくりをしたい人や、部屋をすっきりと見せる片付け方のコツを知りたいという人は必見です。
①ボックス棚に余裕をもって収納
カラーボックスは子供の絵本を入れるのに最適な高さと大きさがあります。小さい乳幼児向けの小さな絵本だったら整理しやすいスペースづくりができます。余裕をもって絵本を入れることで、子供も取り出しやすくなります。絵本に傷がつくことも少なくなります。本が大量にある場合は、冊数を厳選して入れることをおすすめします。
②有孔ボードで簡易的収納のアイデア
有孔ボードと丸くトリミングされた棒などを組み合わせて、表紙が見える棚をDIYしたケースです。子供の目線の高さで表紙を見ることができるため興味に合わせた絵本の入れ替えなどを行うことも可能です。子供もに読んだら片付けるというルールを教えるコツにもつながりますね。
③IKEAの家具でおしゃれ絵本収納
ソファのわきに据え付けることもできる家具はIKEAの得意分野です。絵本収納棚をソファの袖においておけば、パパも読み聞かせに参加することができますし、お片付けの一時避難所としても便利に使えます。大量に絵本がある場合は、よく読むお気に入りの本を置いておくスペースに使うこともよいのではないでしょうか。
④DIYで見せる本棚スペース
ラワン材などを自分の好きなようにカッティングして、塗装したものを組み立てるだけで卓上の本棚ができます。イメージ通りの本棚に出会えないという場合などはDIYも一案です。表紙が見えるように立てかけて入れることができるので、小さい子供が大好きな絵本をいつでも読めるメリットが生まれます。
⑤ディアウォールで図書館風ディスプレイ収納
若干出費がありますが、壁面収納棚ともいわれるディアウォールを作ることもよいでしょう。賃貸などにも設置できるタイプのものもありますので、家の状況に応じて取り入れてみてください。ディアウォールに本を収納すれば、すっきりとしたニッチ収納がかないます。また目の高さに棚を設置することで、小さい子供も絵本を手に取りやすくする工夫につながります。
⑥ウォールシェルフはニッチスペースの有効化アイデア
設置する高さによっては、小さい子供が自発的に片付けられる置き場所になりませんが、空間をすっきりと上手に使う工夫としてウォールシェルフを据え付ける方法もあります。重量がある本を入れることは難しいですが、子供の絵本ならインテリアとしても見栄えのよい収納ができるでしょう。
まとめ
子供が自発的に片付け方ができる方法として、おもちゃ収納のコツなどを中心にまとめてまいりました。「片付け方」というものは、親もなかなか取り組みにくいテーマです。小さいうちから片付け方のしつけをすることで、整理整頓が得意な子供に育ちますので、工夫された入れ物を駆使しながら、子供と一緒に成長する感覚で片付けに取り組んでいきましょう。