バッグ収納の基本
おしゃれにすっきりバッグを収納整理する方法を考える前に、手持ちのカバンの使用頻度を見極めることが整理のコツです。カバンというひとくくりのジャンルの中には、シーズンやTPOに合わせたおしゃれカバンやトランクやボストンなどの旅行カバン、近所のコンビニ用に子どもとのお出かけリュックなど、さまざまな種類のカバンが含まれています。
使用頻度に合わせて収納場所を考えると便利です
具体的な整理のコツは、使用頻度の高い仕事用や買い物用カバンは「見える場所」に、使用頻度の低いパーティバッグや旅行カバンやシーズンオフのカゴバッグなどはクローゼットなどの「見えない場所」に収納するとすっきりします。具体的な整理の仕方は後述の実例紹介を参考にしてください。
カバンの整理は収納グッズを活用しましょう
中身が入っていない状態のやわらかい布製や革製のカバンや、またサコッシュなどの厚みがないカバンはコンパクトですが自立しないため何も使わない状態では収納方法が限られます。しかし、カゴやケースに入れる、スタンドに立てる、フックに引っ掛けるなどアイテムを使うことでさまざまな方法で収納が可能になります。
見せる収納例「壁面収納」
ここでは、よく使うバッグを壁にかけて収納する実例をいくつかご紹介いたします。引っ掛ける場所にかもいを選ぶなど、賃貸住宅でも参考になるテクニックが満載です。
バッグ収納例①壁面長押を活用
和室などに多い、壁面装飾のための横木「長押」を活用してよく使うカバンを引っ掛けておくテクニックです。寝室の壁面を収納場所に選ぶことで家族の目にしか触れないため、普段の来客など気にせず出しっぱなし収納ができて便利です。
賃貸で長押を使う場合はどうしてる?
ネジ式フックを使う方法がシンプルですが、賃貸など原状復帰の必要がある場合は、かもいフックなど上下挟んで固定するタイプのフックを使うのが傷つけないコツです。長押を収納場所に使う場合は、もともと物を吊るす目的ではなく装飾用ということを忘れずに、重量がかかりすぎないように注意しながら使うのがおすすめです。
おしゃれ女子のハンドバッグ収納にも壁面収納はおすすめ
おしゃれ女子にかかせないファッションアイテム「ハンドバッグ」収納にも、壁面収納は便利です。壁面に並べる収納の仕方なら一覧しやすく、コーディネートの時短テクニックとして使えます。収納が少なくクローゼットが小さな一人暮らしでも参考になる収納方法です。
バッグ収納例②壁面フックを活用
壁面用フックを活用して壁面によく使うバッグ専用の収納場所を作る収納の仕方も便利です。こちらの壁面用フックは、石膏ボードに専用ピンを取り付けるタイプで使いやすい場所に取り付けることが可能です。
賃貸で壁面フックを使いたい場合はどうしてる?
壁面フックは壁に負担をかけて収納場所を設置する方法なので、壁に穴が開いてしまう可能性があります。賃貸住宅で壁面フックを使いたい場合は、ピンを使わず貼ってはがせる粘着テープで接着するなど、原状復帰を考慮した方法での設置がおすすめです。
バッグ収納例③ドアフックを活用
厳密には壁面ではないのですが、ドアフックを使う収納の仕方もあります。ドアフックは壁に穴をあけず、ドアにひっかけることでフックの取り付けができるため賃貸住宅にもおすすめです。よく使うバッグの定位置として便利というだけでなく、翌日着たい洋服とバッグをまとめて引っ掛けることでコーディネートの確認もできます。
おしゃれ女子のファッションテクニックとしても便利です
コーディネートの客観的な確認方法ですが、どうしているかわからない場合には、フックが縦一列に並んだタイプのドアフックがおすすめです。また横1列にフックが並んだタイプはコーディネートの候補が複数ある場合の選定に便利ですので、気になる方は好みにあうドアフックを探してみてください。
バッグ収納例「ハンガーポール」
小さな子どもがいる家庭におすすめしたいのが、ハンガーポールを使ったバッグ収納です。上段には大人のバッグ、下段には子どものバッグと使い分けることで子どもの自発的な身支度や片付けを促すことができます。
他所はどうしてるの?と聞きたくなるランドセル収納もばっちり
小学校に必要不可欠なランドセルは教科書が入ると重くなりすぎるため、壁面や建具にフックを取り付ける収納の仕方は不向きです。単体で自立するハンガーポールをランドセル収納に活用するテクニックなら、学校に必要なアイテムをひとまとめにしやすく便利です。
それでは「見せる収納」から実例を見てみましょう。どんな収納方法が取り入れやすいかシミュレーションしてみてくださいね!