薬の収納を見直す前に手持ち薬をチェック
小さく形状もバラバラでかさばりがちな薬をスッキリ収納したいならまず、手持ち薬の全体量をチェックしてみましょう。長期間使っていない薬がある場合は「使用期限」を確かめてみてください。
一般的な使用期限は製造後3~5年のものが多い
使用期限が切れてしまった薬は効き目が変わってしまっている可能性があるため、処分したほうが無難です。また、シロップ飲み薬や点眼薬など使用期限が短いものもあるため注意が必要です。
自宅のどこにしまう?収納場所を考えよう
自宅のなかで家族が普段いるリビングに近い、キッチンやテレビボードなどに収納ボックスを準備すると、とっさの時にサッと取り出せて便利です。点眼薬など、薬によっては冷蔵庫保管がおすすめされているものもあります。よく使う薬だけ、救急箱にまとめておくアイデアもあります。
保管場所の参考例をいくつかご紹介いたします。
テレビボードの引き出しを保管場所に選んだ実例です。深さがあると消毒薬ボトルなども立てて収納ができます。家具を増やしたくないミニマリストの方におすすめの方法で、小分けケースを活用して薬、文房具、工具など数種類のアイテムをひとまとめに収納が可能です。
ワンルーム住宅の間仕切りにもなる、スタッキングシェルフで大容量の薬保管場所を作った例です。引き出しの中に小分け用ケースを設置することで、種類ごとに簡単に薬を分けて収納ができます。
リビングの棚に、無印良品のポリプロピレン小物収納引き出しを設置して薬の保管場所を作った例です。こちらは子どもでも迷わず薬や絆創膏が取り出せるよう、引き出し自体にテプラで収納アイテムを張り付ける工夫がされています。
DIYで薬の保管場所を工夫したアイデアです。こちらはなんと100均で購入した木箱を並べて作った棚です。取り出しやすい場所に置きたい薬だからこそ、こだわりの自作棚を活用するのも良いですね。
用途がひと目でわかるようにしよう
病院の袋や販売時の箱を処分して、薬のみ袋やケースに入れて収納を行う場合は誤飲を避けるため、「解熱剤」「胃薬」など用途が一目でわかるよう工夫しましょう。テプラなどで貼りつけると便利です。また用法容量、賞味期限もなるべくメモをとっておきましょう。