はじめに
キッチンには、家電製品やそれを置くレンジ台など、鍋やフライパンなどのかさばるもの、まな板などの平らなものに包丁やお玉などの長さのあるもの、食器類やカトラリー類、ラップやコーヒーフィルタなどの消耗品、キッチンマットなどの布類、調味料や粉類、ごみ箱…とたっぷりのアイテムがあります。今回は、アイテムが多い故に難しいキッチン収納の上手な術や、収納アイテムを手作りする方法などをご紹介させていただきます!
見せるキッチン収納術3選
たくさんのキッチンアイテムを見せながらすっきりと収納するには、食器類や家電製品はシェルフなどにまとめ、中でもお気に入りのアイテムはショーケースの中に入れてディスプレイするのもおすすめです。また、長さのあるアイテムは吊り下げておくと使いやすいですし、調味料やコーヒー豆はジャーなどに入れることでおしゃれに、カトラリー類はカップに立てて入れるときれいに見えます。
①シェルフやショーケース
一人暮らしの場合でも、さまざまな用途のお皿やグラスを持っていると食器類だけでかなりの量になります。食器の他にもティーポットや計量器、家電製品などを取りやすく収納するには、どんなものでもばんばん乗せられるシェルフが便利です。また、ショーケースを置けば、特にお気に入りのアイテムや購入したパンを入れて、見た目にもテンションの上がるキッチン作りが叶います。
②吊り下げる収納
収納スペースがもともと少ないキッチンでも、さまざまな方法で吊り下げて収納をすれば、数多くのアイテムを取りやすくまとめることができます。ワイヤーネットやパンチングボードとフックを使用すれば、お玉やハサミ、カトラリーを入れたカップなどを吊るすことが可能ですし、キッチンペーパーを吊るすのも、使い勝手がよくおすすめですよ。
③ジャーやカップを使用
作業のしやすい台所を作るには、使いたいものがすぐに取られる収納を心がけることが大切です。調味料やコーヒー豆、よく使用するナッツ類などは、種類ごとに中身の見えるジャーなどに入れて並べておくと便利な上、台所にいながらカフェ気分が味わえます。お箸やスプーンなどは、種類や長さごとにカップに立てておくことで、引き出しスペースがなくともすっきりと収納ができます。
見せないキッチン収納術3選
引き出しや扉付きのスペースはキッチンアイテムを見せずに収納できますが、使い勝手のよい台所を作るためには、この部分の収納にも手を抜かないことです。間仕切りやトレイは引き出しの中の分別の他、食器棚の整理にも使えます。ファイルケースやブックエンドは平らなお皿などを立てるのに使えますし、袋やファイルは消耗品をスマートに収納するのにぴったりです。
①間仕切りやトレイを使用
間仕切りは、引き出しにカトラリーなどを収納する場合の分別に大活躍しますが、幅を調整できる間仕切りは特に便利です。さまざまな大きさのトレイは、組み合わせて間仕切りのようにも使えますが、食器を入れて食器棚の引き出しのように使うと、目隠しだけでなく分類や倒れ防止の効果も得られます。
②立てる収納
お皿やまな板などの深さがなく平らなアイテムをたっぷりと収納するには、立てて入れることがポイントです。ブックエンドやファイルケースといった高さのあるアイテムは種類分けの間仕切りのように使えます。また、ファイルケースはそれ以外にも、大容量の調味料や台所掃除用の漂白剤などのボトル状のアイテムや、小さめの家電製品の立てる収納にも便利です。
③袋やファイルを使用
ジッパー付きの袋や小さめのビニールファイルは、ポリ袋やコーヒーフィルタといった薄手の消耗品や、厚みのないコースターなんかを入れてのスマートな収納に大活躍します。ジッパー付きの袋は種類ごとにまとめてトレイなどに立てて入れておくのもよいですが、袋に穴を開けてリングファイルにまとめておくことで、より見やすく使い勝手がよくなります。
出典:筆者撮影