紙袋を保管する前に考えたいこと
“捨てられない紙袋”その言葉に、ドキッ!とした方。そもそもなぜ捨てられない紙袋がたまってしまうのか。ただただ、かわいくて捨てられない?高級ショップのものだから?いつか使うかも…理由はそれぞれですが思い当たるものはどのようなことでしょうか。
保管する紙袋を取捨選択する
紙袋好き、捨てられない方にはもしかしたらこれが最重要課題。そして、これさえできるようになればあなたの収納力も格段にアップ間違いなしでは!?という取捨選択。その大前提として、まず“きれいなもの、清潔感のあるものを残す”ということ。しわしわのものや、角がすれたり破れたりしているものは使用時にふさわしくなく、結局は選ばず使わずじまい。無駄な場所取りになってしまいます。そうならないためにも、とっておきたい紙袋の取捨選択をしてみましょう。
紙袋を保管する目的を明確にする
捨てられない紙袋、なぜ取っておくのでしょうか。目的を明確にすることも大切です。たとえば、自分のためなのか、それとも自分以外のひとのためなのか。また、用途としてはサブバッグとして、プレゼントを渡すときなどがあります。お気に入りの紙袋はコレクションが目的ということも。目的が明確になるとどのように保存、保管すると使いやすいかまで見えてきます。
紙袋収納のポイント
収納にもポイントがあります。なんとなく収納するよりもちょっとしたポイントを押さえて取り組んでみることで使いやすく収納できるようになります。そこでタイプ別にご紹介。自分がしやすいと思える方法ではじめてみましょう。
仕分けができる人
仕分けが苦にならない方、得意という方は是非、まず前述の目的を明確にした保管のための取捨選択をしっかりとしてみてください。そして自分にとって必要な種類と数を決めて保管しましょう。その際、サイズや色、形で分けることの他に“素材別” “マチ(底)のサイズ別” で分けることもポイントです。この方法ができるようになると使う際の利便性も格段にあがります。
仕分けは苦手という人
仕分けが苦手という方のポイントはあちらこちらにしまわないこと。ひとつの場所、ボックスなどを決めてその中で保管、収納するようにしましょう。散らかしたままなわけではないのでそれも立派な収納の一つです。
紙袋のたたみ方
紙袋の保存、保管に重要なのが収納時のたたみ方です。使用時をイメージすると、やはり、しわがついたものはではなく、よりきれいな状態のパリッとしたものを自分にもお相手にも使いたいものです。たたみ方も清潔感のあるきれいな状態、おしゃれなまま保存、保管できる方法を意識してみましょう。それだけで使うときの気分も、持ち姿も変わってきます。
基本編
では、まずはたたみ方の基本編です。
- 持ち手を上にして揃える
- だいたいでいいので大きさ別に分けてみる
- もらった時の折り目の通りにたたむ
応用編
こちらのたたみ方は、いつか使いたいと思ってついつい捨てられない、という方に特におすすめの方法、たたみ方のアイデアです。是非一度お試しを。
- もらったときについていた最小限の折り目でたたむ
- 底を手前(見える方)にして、さらに底が上になるように上下逆さにして揃える
紙袋の収納術①無印良品編
収納、整理といってまっさきに思いつくブランドはやはり、“無印良品”という方も多いのではないでしょうか。そこで、もはや定番、けれども最近整理や収納に目覚めた!という方の為にも人気の商品とそこにプラスアルファをしてご紹介です。
ポリプロピレン・ファイルボックス
もはや、整理収納アイテムでは定番のこちら。紙袋収納もすっきりとおしゃれにできます。サイズ展開の幅5cmの差はありがたい選択肢!自分にジャストサイズのものを選んでみましょう。縦におこして入れ口を自分側、手前にして使うのもアイデアです。出し入れしやすく使い勝手も変わります。
サイズ:約奥行32cm×高さ24cm 幅は10cmのものと幅15cmのワイドと2種類(画像はワイドです)
カラー:ホワイトグレー 他に半透明もあります
ワンタッチで組み立てられるダンボールファイルボクッス5枚組
こちらはその名の通り、ダンボール(紙)製のボックスです。置く場所のイメージとして白系じゃないのよね、というダークな色味がお好み方にはこちら。落ち着いたインテリアの方にも。
サイズ:幅10cm×奥行32cm×25cmワンサイズ
カラー :2色展開
特徴は紙製で軽いことに加え、5枚組というところ。使用しないときには折りたたんでおくことができ、省スペースで保管したい紙袋の量や、サイズ展開の変化に伴い増やしたい!というときにはすぐに統一感のある同タイプで増設可能なところがいいですね。
使い勝手を便利にしてくれるプチアイデア&グッズ
こちらのボックス、複数使用の際にはクリップでお隣りどうしを連結してあげると使いやすさアップ。クリップなら取り外しもしやすいのでおすすめです。ゴールドなどのおしゃれなものもあります。ただし、便利なクリップも、大きさや力の強さによってはボックスにあとがつくことも。気になる方は確認しながらの使用か、もしくは、連結なしのご使用をおすすめします。
紙袋の収納術②ニトリ編
デザインもシンプルでこちらも今や収納グッズにおいても定番人気となっているニトリ。カラーや素材のバリエーションも豊富でさらにはお値段もリーズナブルなところが取り入れやすく魅力です。
A4ファイルケース・オールホワイト
こちらも幅が10cmと16cm(ワイド)の2サイズ展開です。無印良品とニトリでサイズはほぼ同じですが、異なるのは質感と色味。特に色味ですが、真っ白なものがお好みの方にはこちらがおすすめです。また、こちらは入れ口の部分が出し入れしやすいようにカットされています。まっすぐスッキリとした整った感がいい、という方は無印。使いやすさで選びたいという方はニトリ。そのような選び方もひとつです。
サイズ:奥行10cm×高さ24cm
カラー:ホワイト
こちらは同タイプのサイズがワイドのもの。
すべりにくいバッグ・スカーフハンガー(ラミー2本組)
こちらはちょっと目先を変えて、掛ける収納アイデアのご紹介です。収納したいものを引っ掛ける部分が大きく開いており、引っ掛けやすく、取り出しやすい構造に。大きめS字フックと比較し、使い勝手よく便利です。滑りにくい分、通常の加工なしのものに比べて持ち手が滑ってごちゃごちゃ、ということも軽減。選びやすさについてはこちらのほうが視覚的にとらえやすい分使い勝手がよいでしょう。2つセットでも、さすがのニトリでリーズナブルなところが挑戦もしやすいですね。
紙袋の収納術③専用収納編
紙袋収納ボックス
紙袋収納になんと専用ボックスもあるのです!ボックス自体かなり大きなサイズではありますが、捨てられない、選びきれない、という方は是非お試しを。ポケットもサイズ違いで、入る紙袋のサイズもそこで仕分けできます。ふた付なので閉めておけばホコリよけにも。扉付収納の中では開けたまま使用することになる方が多いかもしれませんが、閉められるのはよいですね。すっきりとしたイメージのものよりも、優しい印象でおしゃれに保存、収納したいという方にもおすすめです。
このような専用収納ボックスは軽い素材(不織布のようなもの)が多く、取手もあり、持ち運びしやすくなっています。押し込むと結構な量が入ってしまうので、ついつい詰め込みすぎないように気をつけましょう!紙袋収納に困っている方には特化しているだけあって使いやすいつくりとなっています。
サイズ: 幅55cm×奥行24cm×高さ35cm
紙袋ストッカー・キャスター付
こちらはキャスター付の専用アイテムです。収納場所、お掃除を考えるとキャスター付で保存できるものがいい、という方に。仕切りもあるので大きさ別にストックもでき便利。ハンドメイドに挑戦!という方以外は探してもぴったりというものがなかなかない中の紙袋収納専用アイテムです。
まとめ
みなさんに合った収納やイデアはありましたでしょうか?なかなか捨てられない紙袋を保存状態よくおしゃれに収納すること。そこまでに至る考え方、方法をみてきました。おしゃれの定義もみなさん異なるかと思いますが、それぞれの素敵なこだわり、と言い換えてもいいのかもしれません。捨てられないそのお気に入りの紙袋、これからきれいに楽しく収納、活用できますように!