スッキリ使いやすい薬の保管ポイント
①使いやすさ・見やすさ
薬に限ったことではありませんが、収納にこだわりすぎて、逆に使いにくくなったことはありませんか?スッキリとした収納を意識しすぎた結果、かえって細かすぎる保管をして使いにくくなってしまったり、見た目を重視しすぎた結果、どこに何があるのか探しにくくなった、ということでは本末転倒です。使うことが苦にならないよう、見た目や使いやすさのバランスをとった工夫をすることが大切です。
②利便性
薬が自宅の押し入れの奥にあったり、あまり使わない部屋にあったりすると、それだけで薬を使うのがストレスになってしまいます。飲み薬はダイニングやキッチンに置く、自宅で薬の場所が分からなくならないよう家族が分かりやすいリビングにまとめて置く、など、ルールは何でも結構です。家族全員が不便に感じないように、自宅で保管する場所を最適なスペースに固定する工夫が大切です。
無理のある収納だと、結局長続きしないものよね。見た目や利便性、きちんとバランスの取れる収納の工夫が大切なのね。
薬の収納アイデア①
救急箱にまとめて入れる
昔から定番の救急箱に収納する例です。一見古い収納方法に思えますが、上の写真のようなおしゃれな木箱タイプの救急箱に収納すると、かわいいインテリアにもなります。自分が使いたい場所にどこでも持ち運びができるのが特徴で、便利で使いやすい保管方法です。
こんなにおしゃれでかわいい救急箱があるのね。ナチュラルで木のぬくもりのある家のインテリアとしても使えそう!このほかにもおしゃれな救急箱がいろいろありそう!
薬の収納アイデア②
メイクボックスに入れる
メイクボックスに保管する例です。メイクボックスはもともと仕切りのあるものが多く、楽に小分けができます。救急箱と同じく、どこにでも持ち運びがしやすく便利な点がメリットです。
自宅で使わなくなったメイクボックスを薬箱として使うのもいいわね。おしゃれでかわいい薬箱になりそう!
薬の収納アイデア③
カードケースに入れる
カードーケースで保管する例です。カードケースは、カードを入れるためだけに使う必要はありません。このように薬を収納すると、種類別に分けることができ、とても探しやすくなります。透明なケースだと中身が見えやすくスッキリし、便利で使いやすいです。
カードケースもちょっとした工夫でいろいろな使い方があるのね。
ラベルを使うと分かりやすい
さきほどの写真のように、ラベルを貼って収納すると、どこに何の薬があるのかが分かりやすくなります。このようなちょっとした工夫で、自分だけでなく、家族みんなが使いやすい収納になります。ラベルはカードケースだけでなく、これから紹介する様々な収納方法でも使えるので、ぜひおすすめです。
ラベルは薬以外の収納にも使えるから、一つ持っていると便利かも!
薬の収納アイデア④
袋に分ける
袋に分けて保管する例です。サイズや量が異なる薬を、それぞれに合った大きさの袋に収納できるのが特徴です。また、袋は薄いので、ボックスタイプなどのケースに比べ、場所を取らない点がメリットです。色んな種類の薬を一つの袋に入れるのではなく、それぞれの種類に分けることで、便利で使いやすい収納ができます。
錠剤や粉薬はそのつど量が変わるから、袋に収納すると入れ替えもできやすくて便利ね。とても使いやすいわ。
薬の収納アイデア⑤
小分け仕切りのあるケースに入れる
あらかじめ仕切りがついているケースの例です。このケースは、何種類かの薬を使いたいときに一度に取り出せる点が特徴です。また、上の写真のようなふた付きのケースだと、重ねたり立てたりして収納できるので、小さなスペースでも収納しやすいですね。薬の数が増えたときのために、1~2か所スペースを空けておくとよいでしょう。
購入するケースの数が少ないから、経済的にもいいわね。
薬の収納アイデア⑥
レターケースに入れる
レターケースで薬を保管する例です。小さめの引き出しがたくさんあるレターケースで保管し、一つの引き出しにつき1~2アイテム入れていくと使いやすいです。カードケースや袋で保管する場合は、これらを保管するためのボックスや引き出しがさらに必要ですが、レターケースの場合はこれだけで収納スペースを確保することができるので便利です。ただし、カードケースや袋ほど柔軟に収納ができるものではないので、あらかじめ自宅に持っている薬の量をある程度把握し、それにあった大きさのレターケースを買うとよいでしょう。
薬を小分けするのが面倒でも、これだと簡単に分けられるわね!
薬の収納アイデア⑦
ファイルケースに入れる
ファイルケースに保管する例もあります。ファイルケースは、立てて収納ができ取り出しやすいことと、見た目がスッキリするという点がメリットです。
こういう収納方法もあるんだね!いろいろ工夫されていてすごい!
薬の収納アイデア⑧
収納ボックスに入れる
収納ボックスに入れて保管する例です。薬の種類や用途に合わせて、収納ボックスの中でさらに袋や小さいボックスに分け収納します。大きな収納ボックスで保管することで、箱の中でも様々な種類のケースで小分けができ、ケースが不要なものはそのまま入れられるのがメリットです。自宅のインテリアに合わせて、写真のようなかわいいかごに入れるのもおしゃれですね。
自宅のインテリアに合わせておしゃれでかわいいボックスを選べるのがいいわね。薬の収納が楽しくなりそう!
よく使う薬の収納アイデア
次は、毎日薬を服用される方や、小さいお子さんがいてよく薬を飲ませている方におすすめの保管方法をご紹介します。
1.ポケットタイプのケースを壁につけて収納する
ポケットタイプのものを壁に掛けたり、マグネットでつけて収納する方法です。すぐに目にとまるところに収納すると、飲み忘れを防げ、とても便利です。ただし、何もかもこの部分に保管してしまうと、見た目がスッキリせず、使いにくくなるので注意しましょう。また、目に留まりやすいということは、インテリアの邪魔にならない色やデザインのポケットケースを選ぶ工夫が大切です。
2.小さなケースにまとめて入れる
壁に掛けたり貼りつけたりするのに抵抗がある方は、小さなボックスを用意し、リビングやダイニングに置いておきましょう。大きいボックスを使うと、その中に余計なものを入れてしまう恐れがあるので、必要な分だけが入る大きさを入れる工夫をしましょう。
3.7つに区切られたボックスに入れる
7つに分かれているタイプの箱もあります。場所は少々とりますが、1週間分を忘れずに飲むことができます。たとえ飲み忘れたとしても、家族が気づきやすい収納方法でもあります。
飲み忘れたら本末転倒だわ。毎日飲むものなら第一に利便性を重視した方がいいわね。
まとめ
いかがでしたか?さまざまな薬の収納方法をご紹介しましたが、それぞれメリット・デメリットがあり、自宅の環境によっても変わってきます。どれがいいか分からない方は、まずは一つ試してみてはいかがでしょうか?もしその方法が自分の生活スタイルに合わなければ、次の方法を試してみて、自分に合った保管方法を是非見つけてみてくださいね。
薬の保管はどういうところに気を付ければいいのかしら?まずは、どんな収納方法にも共通する、スッキリ使いやすい薬の保管方法のポイントをお伝えします。