シルバニアファミリーとは?
シルバニアファミリーとは、エポック社が販売する女児向け玩具シリーズです。動物の家族を模した多数の種類の人形には、コミュニティーを形成し、それぞれが生活をしているというストーリーがあります。元来子供のごっこ遊びの道具でしたが、今では大人のコレクションという位置づけにもなっているようです。
35年近くものロングセラートイ
シルバニアファミリーは1985年生まれ。今から35年近くも前から存在しています。発売当時はシルバニアファミリーの世界観を表現したアニメも放映されており、おもちゃ自体も大ヒット商品となりました。この世界観は発売当時から全く変わりません。もしかしたら、ママから子へ引き継がれた人形やハウスを持っている人もいるかもしれませんね。
ミニチュアトイやドールハウスの先駆け
今では、ミニチュアトイは食玩などで気軽に購入できますし、ドールハウスも和風から洋風などいろいろなシチュエーションのものが作られています。シルバニアファミリーは、今あるミニチュアトイやドールハウスの元祖的存在といってもよいかもしれません。6cmほどの小さな動物の家族をかたどった人形は、それほど新鮮だったのです。
シルバニアファミリーで困ること3選
シルバニアファミリーは1,000円未満の価格帯のものが中心です。ハウスやセットになると高額になります。誕生日やクリスマスプレゼントなどの節目で買い続けていたら、コレクションがかなり増えてしまったという経験を持つ人もいるかもしれませんね。増えてしまったシルバニア人形に対し、パパやママがお家で困ることを挙げてみましょう。
人形をよくなくす
シルバニアファミリーには完成された家族構成があります。セットで購入すると複数体の人形がお家にやってきます。そのため、綺麗に片付けをしないと、なくすこともよくある話です。幼稚園カバンの中から出てきたなど、大人が思いもよらない場所から見つかることも「シルバニアあるある」の一つではないでしょうか。
小物が整理できない
シルバニアファミリーの人形のための小物は非常に精巧にできており、赤ちゃん用のおしゃぶりや食事、食器類などもそろっています。こちらも単品やセットで買い集めると膨大な量になります。十分に整理ができずに、使いたいときに揃わないということも。時折、大人が小さな小物を踏んでしまうということもあるようですね。
子供が綺麗に片付けてくれない
一番の問題は「子供が綺麗に片付けてくれない」という事案です。パパやママと一緒にお片付けを始めても、最終的にはママが一人で片付けをしているという結果に。これは、シルバニアファミリーに限らない話ですが、小物が多いおもちゃだからこそ、大人が片付けようとするとイライラの種につながってしまいます。
シルバニアファミリーの収納ヒント【家具・DIY編】
ここからは、子供主体で片付けられることを意識した収納のヒントをお伝えします。家の環境や持っているアイテム数によって、これらをすべて当てはめることは難しいかもしれませんが、収納でお困りの人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
①IKEAの家具で収納
こちらは、IKEAの家具を利用した「投げ込み式収納」です。天板の上をプレイスペースとし、お遊びの時間には引き出しトレイからシルバニア人形を取り出せるという仕組みです。ママのアイデアで子供が好きなシールを貼って「お片付けの場所」を意識させると、遊び終えたら綺麗に片付けるという意識が定着しやすくなります。
②ウッドシェルフを使ったハウス収納
シルバニアファミリーの家が増えてしまう場合の収納です。ウッドシェルフを組み立てて収納場所にしています。特に3段くらいのシェルフは、子供がお片付けしやすい目線が保てます。また骨組みだけのシェルフは、子供が家を持ち上げて収納するという動きを邪魔しません。収納後の立ち並ぶ家並みは、それだけでもおしゃれに映えますね。
③DIYのおうちに収納
ハンドメイドのケースです。バルサ材などを使って組み立てられたもので、かわいらしい塗装が施されています。もともとはシルバニアファミリーの収納目的のために作られたものではないようですが、このように体裁よく収まると、「見せる収納」になってかわいらしいですね。綺麗にまとまっているため、片付けた後も楽しめます。
④カラーボックスを使ったDIY収納
横置きにしたカラーボックスにオプション引き出しを付けた、簡単DIYスペースです。子供の遊びスペースを設けることで、小物などをなくしてしまうリスクを減らせます。カラーボックスにはキャスターをつけて子供がテーブルごと持ち運べる便利さも。ママも掃除がしやすいですね。引き出しに投げ込み片付けができるので、短時間で片付けが完了します。
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