養命酒を飲むときの注意点
風邪や生理中の場合
風邪で熱がある場合や風邪薬服用中は飲み合わせを医師に相談してから飲むようにしましょう。風邪が治った後は、養命酒を飲むことで体力の回復を助けます。生理中は基本的には飲んでも大丈夫ですが、不正出血などがある場合は注意。飲むのをやめ、医師や薬剤師に相談しましょう。
妊婦が飲む場合
養命酒は妊婦の滋養強壮に役立ちますが、アルコール度数14度のお酒です。妊婦や出産後授乳中に飲むときは、ほかに服用中のサプリメントとの飲み合わせや飲み過ぎに注意し、医師や薬剤師に用量や飲み方について相談してから飲むようにしましょう。
養命酒と薬の飲み合わせ
薬を服用している場合
高血圧などで薬を毎日服用している、また生薬アレルギーの可能性がある方は、効かない場合や副作用、飲み合わせ、アルコール度数などについて飲み方を主治医に相談しましょう。漢方薬の場合は飲み合わせの問題はありませんが、養命酒を飲んだ後30分以上経ってから服用しましょう。
注意すべき副作用
糖尿病の治療中の方で食事療法をされている方は、用量1回分40kcalを計算に入れて服用しましょう。血行が促進されるので手術後や傷で出血しているときは控えましょう。アルコールに過敏な方、薬アレルギーを持つ方も飲み方に注意が必要です。
養命酒を飲み始めるベストなタイミング
不調を自覚するタイミング
不調を実感するきっかけ
- 「朝起きるのがつらい」
- 「体がだるい、疲れやすい」
- 「疲れがとれない」
- 「顔色が悪い」
- 「食欲がない、胃がもたれる」
- 「冷え症でつらい」
これらは体の不調サイン。病後も体力が低下し回復を促すバックアップが必要です。養命酒を飲み始めるよいタイミングといえるでしょう。
加齢と疲れやすさの関係
年をとるにつれ、食生活の乱れや運動不足、睡眠不足などの蓄積で体内の毛細血管は衰えていきます。十分な血流がないと新陳代謝がうまく行えなくなり冷えや凝り、腸など内臓の不調へと広がる可能性があります。これらの不調が重なると、体力や気力の衰えの実感につながります。
まとめ
養命酒は加齢により下降しがちな基礎体力を支え、元気な毎日を取り戻したい方のための滋養強壮の薬用酒です。また、基礎的な体力を保ち、不調を未然に防ぎたい方には養命酒を早めに飲み始めるのがおすすめです。正しい飲み方で続ける養命酒は、アクティブな生活をいつまでも続けたい方の心強いサポートとなることでしょう。
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