記事の目次
- 1.はじめに
- 2.和風月名・旧暦とは
- 3.和風月名(旧暦)の春夏秋冬
- 4.和風月名(旧暦)1月:睦月(むつき)
- 5.和風月名(旧暦)2月:如月(きさらぎ)
- 6.和風月名(旧暦)3月:弥生(やよい)
- 7.和風月名(旧暦)4月:卯月(うづき)
- 8.和風月名(旧暦)5月:皐月(さつき)
- 9.和風月名(旧暦)6月:水無月(みなづき)
- 10.和風月名(旧暦)7月:文月(ふみづき)
- 11. 和風月名(旧暦)8月:葉月(はづき)
- 12.和風月名(旧暦)月:長月(ながつき)
- 13.和風月名(旧暦)10月:神無月(かんなづき)
- 14.和風月名(旧暦)11月:霜月(しもつき)
- 15.和風月名(旧暦)12月:師走(しわす)
- 16.和風月名の覚え方
- 17.まとめ
はじめに
「和風月名(わふうげつめい)」という言葉をご存知ですか?現代は、カレンダーで1月、2月といったように数字での表記である「グレゴリオ暦」が一般的ですが、なかには「睦月」「如月」といったように、旧暦が記載されているものもあります。この記事では、和風月名や旧暦の解説、旧暦の読み方や意味(由来)などをご紹介します。まずは「和風月名」について見ていきましょう。
和風月名・旧暦とは
和風月名(わふうげつめい)とは、1872年まで日本独自で使われていた旧暦のことです。日本では、1873年1月1日(明治6年)からグレゴリオ暦(新暦)を導入していますが、それまでは月の満ち欠けの1周期をもとに作られた「太陰暦」と、「時憲暦」「天保暦」などが使われていました。それらを「旧暦」と呼んでいます。和風月名は風情のある名称が多く、現代もその和名をカレンダーなどに記載することもあります。
和風月名「旧暦」のポイント
- 和風月名は日本独自の旧暦
- 旧暦は、改暦があった以前に使われていた暦法の総称
- 現代(2020年現在)ではグレゴリオ暦以前の暦法を「旧暦」と呼ぶ
- 昔の名残でカレンダーなどに旧暦が載ることもある
現代の暦(こよみ)「グレゴリオ暦」
日本では1873年1月1日から現在まで、「グレゴリオ暦」が採用されています。グレゴリオ暦は1582年にローマ法王グリゴリウス13世により施工された暦(こよみ)で、現行の太陽暦です。現代では世界で多くの国がグレゴリオ暦を採用しています。季節との運行のズレを補正するため西暦年数が4の倍数の年は閏年(うるうどし)とし、他は平年とされています。
グレゴリオ暦のポイント
- 1582年にローマ法王グリゴリウス13世により施工された
- 太陽暦である
- 現代では、世界で標準的な暦(こよみ)とされている
- 西暦が4の倍数の年のみ閏年(うるうどし)とされる
和風月名(旧暦)の春夏秋冬
和風月名の春夏秋冬は、
- 春…1月~3月(睦月・如月・弥生)
- 夏…4月~6月(卯月・皐月・水無月)
- 秋…7月~9月(文月・葉月・長月)
- 冬…10月~12月(神無月・霜月・師走)
次は和風月名(旧暦)1月の「睦月(むつき)」を紹介するよ!
昔の月の言い方、暦(こよみ)の和名を和風月名というのね!