はじめに
おいしい食事はきれいな食器とカトラリーがあってこそのものです。汚い食器ではご飯もおいしくありません。食器を毎日清潔に保つために必要なのは食器洗いをすること。そして食器洗いに絶対不可欠なのがキッチンスポンジです。
そうですよね。スポンジがない家というのはほとんどないと思います。絶対必要なものだからこそ、きちんと選んでほしいのです。
この記事ではスポンジの種類、選び方のコツ、そしておすすめのキッチンスポンジを何点かご紹介します。ぜひ参考にして一番使いやすいスポンジを探してみてください!
キッチンスポンジの種類
普段当たり前に使用しているスポンジですが、実はさまざまな材質のものがあることをご存じですか?スポンジの種類を把握すると、スポンジの選び方が変わります。まず最初にどんな種類のスポンジがあるのかご紹介いたします。
材質その①ウレタン
一番スタンダードで使いやすいタイプのスポンジです。お店に出回っているスポンジのほとんどがこの材質を使用しています。泡立ちがよく、水切れがよいという利点に加え、他の素材に比べてへたらないという特徴を持っています。
材質その②セルロース
セルロースタイプのスポンジです。もともと膨らませてあるものもありますが、上の画像のように水を含めて膨らませるタイプもあります。非常に柔らかい素材なので傷つけたくない食器などを優しく洗えます。また、煮沸消毒ができるので、衛生的に使えます。
材質その③ポリエステル
ウレタンをポリエステルの材質で包んだスポンジです。柔らかくどんな形にもなじみやすいので特殊な形状のものを洗うのに適しています。また、ポリエステルの繊維が汚れを絡めとってくれるので、コップの底など汚れの取れにくい場所を洗うときに優秀なスポンジです。
材質その④不織布
不織布タイプのスポンジは鍋などの汚れを落とすのに最適なスポンジです。食器洗いには傷がつくため向いていませんが、調理器具の汚れや焦げ、また台所の隅々にこびりついた頑固な汚れなどにおすすめなスポンジです。耐久性がありますのでガシガシと洗っても大丈夫です。
材質その④ハイブリッドタイプ
ハイブリッドタイプのスポンジって何?どういうことなの?
ハイブリッドとは全く役割の違うものを組み合わせて新しいものを作り出すことです。ハイブリッドタイプのスポンジとはその名の通り、それぞれの材質を組み合わせることによってより効率的に食器洗いを行える優秀なスポンジたちです。
それでは、それらハイブリッドのスポンジをご紹介します!
ウレタン×不織布
ウレタンのスポンジに不織布を張り付けてあるタイプのスポンジです。ウレタン部分で食器を、硬い不織布の部分でフライパンの裏などのコゲや台所にこびりついた汚れを取れるので、これ一つあれば大抵の用途は賄うことができます。
ウレタン(細目)×ウレタン(粗目)×不織布
粗い目のウレタンと不織布で細かい目のウレタンを挟んでいるタイプのスポンジです。中心の細かい目のウレタンがあることによってさらに泡立ちがよくなり、泡が長持ちします。食器洗いに適しており広く使用されているスポンジです。
セルロース×不織布
柔らかい材質であるセルロースに不織布を付けたスポンジです。デリケートな食器と同時に調理で使用した器具なども洗いたい…そんな方にはうってつけのスポンジです。セルロースは吸水率が非常に高い材質ですので、食器洗いだけでなくシンクの水拭きなどにも使用できます。
いつも、材質なんてほとんど何も考えずに買ってたわ…おそらく大抵の人がそうだと思うわよ。
スポンジは消耗品ですので、深く考えずに目についた安いものを買う方も多いでしょう。しかし選び方のコツを抑えながらスポンジを購入すると、節約に繋がる上に作業効率を上げられます。
それでは次のページから選び方のコツをご紹介します!
確かに、食器洗浄機があってもその中に入れてはいけない食器類は絶対に手洗いになるわけだし、スポンジはマストなキッチンアイテムよね。