小型クーラーの種類・性能・選び方
次は種類や性能、選び方にフォーカスしていきます。小型クーラーには窓枠式、小型スポット、ポータブルと大きく分けて3種類のタイプがあります。ここでは、それぞれのタイプごとにその性能から選び方まで、くわしく掘り下げて見ていきます。
窓枠はめ込み式エアコン
「窓用エアコン」とも呼ばれているタイプで、室外機が一体化していて、はめ込んだ窓から直接熱気を排出する構造となっているため、設置してすぐに使える特徴があります。小型クーラーの中では大型で、携帯はできず移動も簡単ではありませんが、部屋全体を冷やすので冷却効果は強いタイプのクーラーです。
これは隣り合う家のスキマが狭いなど、室外機を置くことができない場合を想定して造られたもので、昭和の賃貸住宅では主流だったんじゃ。
小型スポットクーラー
キャスターが付いたものが主流で、携帯には向きませんが移動が可能なクーラーです。大柄なものが多く、冷却効果も強めですが、部屋全体を冷やすというよりも「そこだけを冷やす」のに特化しているタイプのため、工場や作業場、ガーデニングなどで威力を発揮します。
大柄のためか重さのあるものが多いが、強風が吹いても倒れる危険性が低いともいえるのぅ。
ポータブルクーラー
3種類の中で一番小さいタイプで、冷却効果は強くありませんが、種類が豊富で携帯性があるものも多く、趣向を凝らしたアイデア商品も多数あるため、キャンプや車中泊などのアウトドアからオフィスのデスクに置くなど、幅広く活躍しています。
環境にもよさそうだし、置く場所も選ばないから「いつでも、どこでも」使えるのは魅力的よね。
まとめ
今回はおすすめの小型クーラーを5つ紹介しました。小型クーラーは、一年の中のワンシーズンの活躍と言えど、決してあなどることができないアイテムです。21世紀に入って以降、夏の暑さは年々強さを増し「熱中症」のリスクも格段に高まっています。現代は「冷たさを携帯する時代」と言えるのかもしれません。暑い夏をライフスタイルに合ったもので乗り切っていきたいですね。
小型クーラーは使うシーンによってピッタリなタイプがあるんじゃ。一般的には、サイズが大きいほど冷房能力が強く、小柄になるほど冷房能力がマイルドになる傾向のようじゃな。