ネックピローの使い方を大特集！飛行機以外でも家で普段使いもできる？

身動きのとれない飛行機の長距離フライトや、深夜の高速バスなどの際に枕代わりになり、睡眠を快適にサポートしてくれる人気アイテムがネックピローです。首の周囲を包み込むように、はさみやすいU字型が多く、頭の重さを支え首の負担を軽減します。

ネックピローは旅行の定番アイテムとして人気があります。空気を抜いて小さくたためるタイプが主流でしたが、アウトドアの車中泊や家で長時間本を読むときなどにも便利ということで人気の幅が広がりパウダービーズや低反発など、さまざまなネックピローが登場しています。

低反発やパウダービーズなど、さまざまな素材のネックピローが登場しているネックピローですがそれぞれ使用感やメリットが異なります。ここでは、空気・パウダービーズ・低反発・強化フレームの4つの素材をご紹介いたします。それぞれの違いを見てみましょう。

風船のように空気を入れてふくらますネックピローは、コンパクトにたためて軽量なため荷物に忍ばせやすいという特徴があります。また高さが合わないときは空気を余分に入れることである程度調整ができるため、使う人を選びません。ただ、空気をたくさん入れすぎると固くなってしまうため注意が必要です。

首や顔に直接触れさせて使うネックピローは皮脂汚れがつきやすく、使い終わってそのまましまい込むとダニやカビ等が発生する恐れがあります。ふくらますタイプは大抵カバーが取り外しできるので、使用後にこまめに洗濯すればずっと清潔に使えますね。

パウダービーズとは、1mm以下のとても小さな発砲スチロールの粒のことで伸縮性のある生地を用いたクッションの中身として人気がある素材です。パウダービーズ入りネックピローはビーズがピローの中で流れることで、やわらかくフィットするという特徴から人気があります。たためないため、荷物のコンパクトさにこだわる方には合わないパウダービーズ入りですが、家でも首当てや腰当てなど幅広く使えて便利です。

ゆっくりと沈み込んで形状にフィットして重さを支え、離れるとゆっくりともとの形状に戻ってゆくフィット感が人気なのが低反発ネックピローです。枕代わりにつかうとパウダービーズよりはやや硬めのフィット感のものが多く、普段は半分程度の大きさに畳んで収納することもできるため、旅行用という意味でも機能的です。人体工学に基づいたエルゴノミクスデザインの高級ネックピローも多いのが特徴です。

ネックウォーマーのような見た目が特徴なのが、プラスチックの強化フレームが入ったタイプのネックピローです。こちらは幅広のI字形のフレームを肩の上に置いて頬を預けるように使用します。使用する姿勢は限られますが、強化フレーム自体は板状でネックウォーマー部分も折りたたむとかさばらず、荷物を少なくしたい旅行の際に重宝します。

移動中の枕代わりに便利なネックピローの使い方ですが、実は首枕以外にも便利で快適な使い方がたくさんあります。ここでは、飛行機などの長距離旅行だけでなく普段家にいるときなどの日常使いのアイデアを、写真をまじえた実例でご紹介いたします。

最もスタンダードな使い方が、飛行機など長距離旅行の際の首枕です。姿勢が固定されがちな長距離旅行は普段気づかない頭の重みで肩が凝りやすく、対策を何もしないと到着時にドッと疲れを感じてしまいやすくなります。到着後の活動をサポートするという意味でも、ネックピローはおすすめの旅行グッズです。

遊びに行った帰りの車内などで子どもが昼寝をした際にもネックピローは重宝します。背もたれ付きチャイルドシートを使っている子どもはヘッドレストなど首周りのサポートが充実していることが多いのですが、座布団式チャイルドシートにはそれがないため、背もたれ式が合わないくらいに成長した子どもの枕代わりにおすすめです。

ペットが怪我をしてしまったときに、ネックピローをエリザベスカラー代わりに使えることもあります。エリザベスカラーとは傷を舐めないように病院で処方してもらえる首回りのガード板のことですが、ペットによっては装着感が合わないのかとても嫌がり困ることがあります。

ネックピローは首の動きを制限するという意味ではエリザベスカラーと似ています。そのため、マジックテープやホックなどで外せない工夫さえすれば代用になり、装着感が気に入ればおとなしくつけてくれる場合があります。ただ、ペットが誤食してしまう危険もあるため十分注意して家の中だけの使用に限定したほうがよいでしょう。

家で赤ちゃんとリラックスするときにも、ネックピローを活用できます。普段ソファ等で使用するクッションは膨れた四角形のものが多く、赤ちゃんの姿勢を安定させるという意味でみれば少し不向きです。ネックピローはU字の窪みがあるので赤ちゃんを挟み込むようにすれば姿勢の補助になります。授乳クッションもU字ですが、ネックピローなら赤ちゃんが成長しても普段使いしやすくておすすめです。

普段家でリラックスするときにもネックピローが使えます。低反発や綿入りのやわらかいタイプが特におすすめで首枕として椅子に座りながら利用は勿論ですが、家のソファなどで寝転がっても机に突っ伏しても枕代わりになるため便利です。

ここからは、おすすめネックピローのご紹介です。スタンダードな空気で膨らませるタイプだけでなく、人間工学に基づいたデザインや安く購入できるものまでさまざまなタイプのネックピローをあつめました。

かわいいプリント生地のネックピローをお探しなら、3COINSがおすすめです。帰省や遠征などの旅のお供に便利なネックピローが300円で購入できて便利です。また、柄物のネックピローは誰のものか見分けがつきやすいという意味でもおすすめで、旅行の準備に友人用とまとめ買いもしやすくなります。

こちらは、パウダービーズが入ったもっちりとした感触のネックピローです。スナップ付きで着脱もしやすく、後ろよりも前が高く、首の前倒れがしにくいデザインとなっております。飛行機など長時間の旅行だけでなく、普段ご自宅でスマホをいじったりうたた寝したりする際の枕代わりにもおすすめです。

軽くてコンパクトに折りたたみでき持ち運びがしやすいという意味で人気なのが、空気でふくらませるタイプのネックピローです。空気を入れる量を調整することで、首枕として使いやすい位置に調整ができます。また、カバーは取り外して選択可能なので、毎回清潔な首枕をつかうことができます。

こちらは、人間工学に基づいて考えられたくるんと丸まった形状のネックピローです。頭、首、顎をオールインワンでサポートすることができます。エルゴノミクスとは人間工学の意味で、首枕として姿勢や高さがあわないときは巻き具合を調整したり折りたたんで肩と首にはさむなどしっくりくるまで調整がしやすいのがポイントです。また、旅行用トランクの持ち手にも引っ掛けやすいO字形状のため持ち運びも便利です。

こちらは、首にぴったりフィットする低反発ウレタンのネックピローです。頭を支えながらやわらかく沈み込む心地よさは低反発ならではといえます。サイドにスマホが入る大きさのポケットがあり、音楽を聴きたい場合など便利に使えます。

畳むと手のひらサイズになり、首の後ろの収納ポケットにまとめてコンパクトに持ち運びが可能です。収納ポケットがネックピローと一体化していることで飛行機が着陸した際にもスムーズに撤収ができます。また収納袋を紛失してしまうリスクもなく最後まで快適に使用ができます。

明かりをつけたまま眠るのが性に合わない、落ち着かないという方におすすめしたいのがフードつきのネックピローです。フードを頭からかぶり、顔面をすっぽり覆うことでまるでアイマスクを装着したような暗い状態になり、寝顔も隠せるのでリラックスすることができます。

こちらのアイテムはホックを外すことで棒状になり、首枕だけでなく腰枕としても使えます。腰枕をつかうことで腰を痛める原因になる座席が合わない状態を緩和でき、枕代わりだけでない幅広い快適性をもつ意味でおすすめの旅行アイテムです。また、普段は丸めてコンパクトに収納できるため携帯性にも優れています。

こちらはループ状のネックピローで、首や頭にくるくると巻きつけて使います。自由な姿勢で360度サポートできるため、U字タイプは隙間が合わないという方にもおすすめです。

ふわふわとやわらかい手触りで、首枕としての使用はもちろん、頭に巻いて騒音を少なくすることもでき、昼休みのオフィス机でうたた寝枕代わりとして使いたいときにも便利なアイテムです。

いかがでしたか？飛行機など長時間旅行に便利なネックピローのご紹介でした。空気でふくらませるU字のもの以外にも、低反発やビーズクッション、首に巻き付けられるものなどさまざまなタイプが登場しています。枕が合わないと眠れないという方にもぜひ試していただき、自分に合ったものが見つけられるヒントになれば幸いです。