アイスキューブとは?溶けない氷?その効果からオススメ品までご紹介!

アイスキューブとは?溶けない氷?その効果からオススメ品までご紹介!

飲み物を冷やす際に便利な「アイスキューブ」。氷のように飲み物が水っぽくならないと人気ですが、衛生面への心配や思ったほど冷えないという声も。今回はメリットとデメリットの両方から紹介することでアイスキューブの魅力を感じていただく内容です。

記事の目次

  1. 1.「溶けない氷」アイスキューブの基本情報
  2. 2.アイスキューブのメリットとは
  3. 3.アイスキューブのデメリットとは
  4. 4.おすすめアイスキューブの紹介
  5. 5.まとめ

「溶けない氷」アイスキューブの基本情報

Photo byBru-nO

アイスキューブとは水を凍らせた氷ではなく、ステンレスやストーン、ポリエチレンなど様々な素材からできた食品冷却用の道具のことです。形状は様々ですが直径3センチ程度の立体固形で、普通の氷と同じように使用します。

氷と違って何度も使えます

氷との最大の違いは融解しないことで、「溶けない氷」と呼ばれるのもそれが所以です。アイスキューブは使い捨て用ではなく、使用後は洗浄して冷凍庫で再度冷やすことで冷却効果を取り戻すため繰り返し使えます。

素材によって大きく個性が違います

安いものは100円均一でも販売されているアイスキューブですが、素材により、得られる効果も価格が大きく異なります。それぞれの個性を理解してから選ぶために、素材ごとの基本的な個性をまとめてみました。

すぐに使いたいならステンレス製やストーン製がおすすめ

出典: https://item.rakuten.co.jp/bp-shop/10014719-2/

水よりも熱伝導率が高いステンレスやストーン素材のアイスキューブなら、氷よりもすばやく冷たくなるため冷凍庫に入れてすぐに使いたいときなどに便利です。またこちらの素材ならコップの底に沈むため飲み物を飲む際に邪魔になりにくいメリットもあります。ただ当たり前ですが、勢いよく食器に投げ込むと食器が壊れる可能性もあります。

「見た目」を重視するならポリエチレン製がおすすめ

ポリエチレンでできたタイプはカラフルで安価なのが魅力です。こちらは水に浮く性質もあり、形状のバリエーションも多いことから飾りとして使いたい場合に特に適しています。キューブの中身の液体は主に蒸留水で、中身が溶けきるまで冷えが長続きする特徴があり保冷剤として使いたい場合などにもおすすめです。

アイスキューブのメリットとは

なかなか便利そうなアイスキューブですが、氷の代わりに使うとどんなメリットがあるのでしょうか。簡単にまとめてみました。また実際に使ったイメージを想像しやすくするために、実例画像もいくつかご紹介いたします。さっそく見てみましょう。

メリット①飲み物が薄まらない

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アルコールでもジュースでも冷やすことができるアイスキューブですが、氷のように溶けて水になることがないことが最大のメリットです。使用中に味が薄くなってほしくないワインやビールなどの、アルコール系飲料への使用に特におすすめです。

メリット②特別感が演出できる

カラフルなアイスキューブは特別感の演出がしやすく、インスタなどのSNSでも見栄えがします。真っ白なそうめんなど、シンプルになりがちな料理に特におすすめで、アイスキューブを効果的につかうことで華やかなパーティーメニューに早変わりします。

キャラクタータイプもかわいい

かわいさをもとめるなら、キャラクターのアイスキューブはいかがでしょう。冷凍庫から出してコップに入れるだけでキャラクタードリンクが楽しめます。

流行りの透明ドリンクホルダーに使うと華やか

最近SNSで人気なのが中身が見える透明ドリンクホルダーです。魔法瓶と違って保冷効果はありませんがアイスキューブと合わせると冷たくてかわいいドリンクを持ち歩くことができます。ドリンクホルダーにアイスキューブを入れて冷凍庫で冷やしておけばすぐにお出かけの準備ができますね。

流しそうめんパーティーにも使える

そうめんパーティーといえば、流しそうめんですね。カラフルなアイスキューブと組み合わせれば見た目に楽しくなる演出効果が期待できます。また念のため、うっかりお箸で付き壊してしまっても安心な中身が蒸留水のタイプがおすすめです。

メリット③お弁当に直接入れる保冷剤になる

溶けて水になる心配もなく、お弁当箱の中に直接入れられるのがアイスキューブを保冷剤に使うメリットです。例えば食べることが苦手な小食のお子様のお弁当用に便利で、おかずのスペースを使って保冷しながら「かさまし」ができます。プレッシャーを与えずに完食できた達成感を与えてあげられるのは嬉しいですね。

アイスキューブそのものは食べられないので念のため、誤飲や誤食の危険がある乳幼児への使用はさけたほうが無難です。

アイスキューブのデメリットとは

なかなか便利そうなアイスキューブですが、使用上の注意点やデメリットはないのでしょうか。先ほどまでとは違った角度からアイスキューブの特徴に注目し、デメリットに感じそうなポイントをピックアップしました。デメリットを事前に知ることで、より便利に活用できるようになりますよ。

デメリット①アイスキューブは冷えない?

Photo byNickyPe

「アイスキューブは氷ほどには冷えない」という意見がネット上には多く見られます。触り心地は十分に冷たく感じますが、本当に冷えないのでしょうか。融解することがないのがアイスキューブの特徴ですが、実は弱点でもあるのです。

特徴を理解して使いこなしましょう

多くの方が「氷」を使い慣れていらっしゃることと思います。「冷えない」とデメリットを感じる前に、アイスキューブと氷は全く別のものであることをまず理解することが肝心です。

デメリット②常温の飲み物を冷やすのには向かない

Photo byWikiImages

実は氷は水に変化する際に融解熱が発生し周囲から熱を奪っています。簡単に言えば、氷は溶けるまでずっと冷却効果があるのに対してアイスキューブの冷却効果はそれ自体がぬるくなるまでです。

アイスキューブは保冷向きのアイテムです。

常温からキンキンまでは冷えませんが、もともと冷たい飲み物に使うと保冷ができます。またポリエチレン製のアイスキューブなら中に入った蒸留水を凍らせて使うので、氷のように解けきるまで冷たさが長続きします。

コトバンク(融解熱とは)
詳細はリンク先をご確認ください。

たくさん入れたほうがよく冷える

標準的な家庭用冷凍庫の温度は-18度くらいです。冷凍庫内のものは凍った後、同じ温度まで下がるため冷凍庫から出したてのアイスキューブと氷の温度は実は同じなのです。ただ、アイスキューブは溶けないのでしばらく使うと表面の温度は上昇するのに対して、氷は溶けて常に表面が0度に保たれるという特性があります。

デメリット③冷凍庫のにおい移りが心配

食品のにおい移りのデメリットを心配する声をネット上に見つけました。

確かに、せっかく見た目がよくてもにおいが気になれば台無しです。においのデメリット対策として、ステンレス製のアイスキューブを使うとにおい移りはしませんが、ポリエチレン製のアイスキューブでもジップロックやタッパーに入れて凍らせることで予防になります。

デメリット④衛生面が心配

アイスキューブは不衛生なのではないか?と心配する声をネット上で見つけました。

結論から申し上げますと、衛生面に気を付けてしっかり洗えば大丈夫です。もし、スポンジで洗いにくい凹凸があるアイスキューブなら100均などでも購入できる食器洗浄用ブラシなど使ってみても良いでしょう。

煮沸消毒をすればさらに清潔に使える

ステンレス製やストーン製のアイスキューブなら煮沸消毒ができるので、さらに衛生面に気を使うことができます。素材に合わせた丁寧なお手入れを心掛けることで、長く使うことができますよ。

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