空調服の作り方！ファンの取付や穴あけ加工など自作のポイントを解説！

空調服とは、衣服に送風ファンを取り付けたものです。工事用作業着やつなぎ服、バイクスーツなどに装着されています。送風ファンがあることで、体に熱がこもることなく仕事ができます。熱中症対策のため、今では多くの作業服が空調服として販売されています。「空調ウェア」や「クールウェア」と呼ばれる作業服もあります。

主に建設業界で働く作業員や、交通誘導員など屋外で働く人が着用します。バイクライダーや屋外で仕事をする人も着用しています。日焼けを防ぐために長そでを着用している人はもちろん、作業中の事故やケガを防ぐため、肌が露出する服装ができない人が着用します。

暑い日でも半袖など肌を見せる服装ができない場合や、雨が降っているためカッパやレインパンツ（カッパタイプのズボン）をはく必要がある場合に活躍します。衣服によって体の熱がこもるときや、ムレが気になるときに便利です。つなぎ作業服などを着用する人にも重宝されています。

一般的に空調服は衣服、ファン、バッテリーの三位一体でなければ機能しません。既成の空調服の場合、ファンと衣服のセットもしくは、ファンと衣服、バッテリーのフルセットといった販売形態がとられています。バッテリーなどがついていないタイプは安価ですが、フルセットの場合は比較的高額になります。

ファンだけがついており、手持ちのバッテリーを組み合わせて使えるタイプです。ただし、バッテリーとファンのモーターの規格が合わない場合があるので、購入時にはチェックをしましょう。

4ファンタイプのケーブルや専用モバイルバッテリーがついているセットです。

リチウムイオンバッテリーやUSB端子がついておりパソコンから充電できるタイプのセットです。高容量バッテリーであるほど、高額になる傾向が見られます。出力を変更できる高性能タイプがおすすめです。