バスマットの選び方
お風呂上り、濡れた体から滴り落ちる水滴をうけとめるためにかかせないのがバスマットです。バスマットとは、脱衣室の床に敷く吸水性のある素材でできたマットのことで、形状は長方形が基本です。また実用だけでなく脱衣室をおしゃれに見せるアイテムとしても有用なバスマット、選び方のポイントは何なのでしょうか。
ポイントは「吸水力」「足ざわり」の2つです
家族の人数が多いときに特に注目したいのが「吸収力」と「足ざわり」です。吸水力もそうですが、表面の速乾性が高いものを使用すると、連続で使用しても表面がじっとりせず最後の使用者まで快適に使うことができます。もちろん、清潔を保つために使用後は通気のよいところで乾燥させましょう。
バスマットの素材
おすすめの素材は「パイル」「低反発」「珪藻土」この3種類です。バスマットは存在感があるので、しっかり選べば洗面所のおしゃれにも一役買います。ここからは、バスマットの素材についてご紹介いたします。
おすすめ素材①パイル
最もスタンダードといえる素材が「パイル」です。パイルとは、タオルのようにふわふわと糸を出した編み方の名称で、吸水力が高く肌触りがやわらかい特徴があります。バスマットとしては薄いタオルのような形状や、裏面に滑り止めのついた分厚いものなどがあります。
足拭きとして申し分ない吸水力があります
布製なので足ざわりもよく、洗濯もしやすいため清潔が保ちやすい特徴があります。また色柄が選び方のポイントになる場合は特におすすめです。
おすすめ素材②低反発ウレタン
低反発ウレタン製バスマットはクッション性が高く、もっちりとした足ざわりが楽しめます。速乾にすぐれた薄いマイクロファイバーが表地に使われたものなら、濡れた足で踏んでもサラリとした感触です。ただ、吸水力はパイルよりも劣るため一人暮らしの方などにおすすめです。
足ざわり重視の選び方なら低反発ウレタン製がおすすめ
低反発ウレタン製は厚みがあるものが多いのが特徴です。やわらかな低反発クッションが足をやさしく受け止めるので、床の冷えが気になるときや、浴室から一段低いところに脱衣室がある場合の足の衝撃を緩和したいときなどにもおすすめです。
おすすめ素材③珪藻土
近年人気なのが、珪藻土のバスマットです。珪藻土は吸水速乾にすぐれた素材で、表面は抜群に乾きやすい特徴があります。お風呂上りの濡れた足を乗せても一瞬で水分を吸い込むため常にサラサラの足ざわりになるため人気です。
使用後は通気性のよいところに立てて乾燥させます
珪藻土のバスマットは、布製と全く違った手入れを必要とします。乾燥の際はお風呂や脱衣室のなるべく通気のよいところに立てかけて乾燥させ、吸水力が落ちると紙やすりで表面を削ります。しっかり乾燥させることがカビを防ぐ有用な手段です。