食事用ナプキンの役割
小学校や幼稚園などで、給食の際に食事用ナプキンを準備するように言われることがあります。小学校や幼稚園によっては「ナフキン」や「ランチマット」と呼ぶこともあるようですね。では、この「食事用ナプキン」「ナフキン」「ランチマット」などはなぜ使うのでしょうか。
①衛生面での敷物
食事前にきれいに拭いても、小学校や幼稚園の机の上は、思った以上に汚れがたまっています。マットを一枚引くだけでもその汚れから食べ物を守ることができます。子供に衛生観念を教える第一歩ともいえるでしょう。また、食べこぼしなどで机がさらに汚れることを防げるメリットも考えられます。食事用ナプキンが汚れても、洗濯をすればきれいになります。
②色彩効果で食事を楽しむ効果
小学校の机は木目の茶色、幼稚園で使うテーブルも、単調な色合いが多いはずです。食事用ナプキンを一枚敷くだけでも机の上がきれいな色に変化します。色合いが変わることで、その上に乗った給食やお弁当の色合いが引き立ちます。またナプキンを敷く行為が、食事の時間と勉強や活動の時間との切り替えにもつながります。
③食事へのモチベーションアップ
大好きなキャラクターや、アップリケなどで装飾された食事用ナプキンは、子供にとっては魔法のおまじないにつながることもあります。食が細い子供は、大好きなキャラクターと一緒だから、嫌いなメニューも食べられるようになるかもしれません。「お姫様のランチマットが応援してくれているよ」というように食事用ナプキンを応援アイテムに変えてみてはいかがでしょうか。
食事用ナプキンの準備枚数
お弁当や給食は月曜日から金曜日の週5日が一般的です。幼稚園だとお弁当の日のみナプキンを準備するように言われることもあるでしょう。毎日使うものですので、洗い替え用として最低でも3枚は準備しておきたいものです。中には学校から持ち帰り忘れをする子供もいるので、予備は必要です。一週間分5枚準備しておくと、子供の好みに応じて持参させやすいかもしれません。
食事用ナプキンを手作りしよう
ショッピングモールや、100円ショップなどにかわいい布製の食事用ナプキンが売られています。価格帯も安価なので購入しやすい反面、悩みを持つお母さんも多いようです。
素敵なランチマットなのに、小学校や幼稚園から指定されたサイズと違うから購入できない!
ランチマットの種類で「裏地がついているもの」という細かい指示があって困ってます
正方形という指定でも、ハンカチをランチマットとして代用するのはダメなんですって!
おそらく、多くの人がこのような理由から買いそろえることを断念しているはず。机に合わせて大きさを指定されることが多いため、既製品だとどうしてもサイズが合わないという悩みもあることでしょう。また、小学校や幼稚園の要望で「市販品NG」といわれることもあるようです。
手作りをしよう
このような悩みを解決するために、食事用ナプキンを手作りすることをおすすめします。正方形のものやサイズを指定されたというような場合でも、手作りなら種類もサイズも思いのままで仕上げることができます。子供の好きな布を選べば、お母さんの手作り効果も相まって給食やお弁当の時間が楽しいもに変わることでしょう。お裁縫初心者の方でも簡単に作ることができます。
子供に持たせるナプキンは、みんな何枚準備しているのでしょうか?