自動しおりを使って快適な読書を!
しおりは、本をどこまで読み進めたのかがわかるようにページに目印をつけるためのものです。しかし、しおりをはさみ忘れてしまうとどこまで読んだかわからなくなってしまいます。そんなときは自動しおりを使うと便利です。自動しおりを使えば、今よりも快適に読書ができるようになりますよ。
自動しおりとは?
自動ではさまる仕組み
自動しおりとは、開いていた本のページに自動的にしおりをはさんでくれる便利アイテムです。自動しおりを文庫本や単行本の表紙に装着すると、それまで読んでいたページにしおりが自然とはさまる仕組みになっています。はさまる仕組みは、商品によって異なります。自動しおりを使えばしおりをはさみ忘れることはありませんし、何度も本を閉じたり開いたりする場面で便利です。
自動しおりは紛失しにくい
普通のしおりはふとした拍子に紛失してしまうことがありますが、自動しおりは文庫本や単行本の表紙に装着するため、紛失しにくいというメリットもあります。そのため、自動しおりはしおりを紛失しやすい人にもおすすめのアイテムです。
自動しおりのおすすめ商品
自動しおりのおすすめ商品を紹介します。本の厚み、大きさ、開く向きなどによって適した自動しおりは変わります。違うタイプの自動しおりを同時に購入するのもおすすめですよ。
おすすめ①PageKeeper(ページキーパー)
ページキーパー ブックマーク 14042
参考価格: 1,100円
ページキーパーは、文庫本や単行本の背表紙に装着して使うカナダ製の自動しおりです。本体の金具の部分がページの上部に固定されるように設計されていて、ページをめくっても金具の先端がはさまるようになっています。縦書きの本には裏表紙の上へ、横書きの本には裏表紙の下へ装着するのが正しい使い方です。
ページキーパーは、かんたんに装着できて繰り返し使えるのがメリットです。
ただし本が厚いと挟みにくかったり、金具の締まりが強く本にあとが残ったりする場合もあるので、まずは文庫本で試すのがおすすめです。
おすすめ②ALBATROS(アルバトロス)
アルバトロス ブックマーク 4色パック 14903
参考価格: 990円
アルバトロスとは日本語で「アホウドリ」の意味で、空を飛ぶ鳥のような形が特徴です。使い方はかんたんで、本の両見返しの上部にアルバトロスを貼り付けるだけです。そうすると、開いていたページにアルバトロスの真ん中の部分がはさまれるという仕組みになっています。
アルバトロスの両端の接着面は貼りはがしが可能ですが、使っていくうちに粘着力が弱まってきます。
本が薄いと中央の折り返し部分がうまくはさまらないことがあるので、ハードカバーなどの単行本で使うとよいでしょう。
本を閉じても読んでいたページに自然に挟まってくれる自動しおり「アルバトロス(6枚セット)」が残り一枚。
— 加藤 元 (@subaru_kato) April 11, 2014
追加分と合わせて「ページキーパー」も購入しました。
ページに跡が少し残るようなので、借りた本は避けて所有の本で使ってみます。 pic.twitter.com/WkkImaKDBd
写真のように、開いたページの上部に鳥が飛んでいるような形でひっかかります。
おすすめ③スワンタッチ
スワンタッチ【ブラック】 SWN-BK
参考価格: 480円
スワンタッチは、文庫本や単行本の最後のページに貼り付けて使います。白鳥のくちばしの部分を最初のページに移動させればOKです。白鳥のくちばしの部分が開いているページにひっかかる仕組みになっているので、わざわざしおりをはさむ必要がなく便利です。この仕組みはページキーパーと似ています。見た目がかわいらしく本にあとがつきにくいため人気があります。
スワンタッチも使っていくうちに粘着力が弱くなってくるので、繰り返しの使用には向きません。
文庫本程度の厚さなら問題なく使えますが、本の厚さによってはあわないこともあります。
おすすめ④+d ポップアップ・ブックカバー
+d ポップアップ・ブックカバー グリーン×ライトグリーン D-580-GR
参考価格: 698円
普段からブックカバーを使う人には、ブックカバーと一体化した+dポップアップ・ブックカバーがおすすめです。ブックカバーと自動しおりが一体化しているので、本を汚れから守ってくれるというメリットがあります。しおりの仕組みはアルバトロスと同様で、本を閉じるときに読んでいたページに蝶の形のしおりがはさまるようになっています。
+dポップアップ・ブックカバーは、普通のブックカバーのほうに本に取りつければよく、装着がかんたんです。
しかし、このカバーよりも大きなサイズの本や厚さのある本には使えないというデメリットがあります。
おすすめ⑤SUJI-IN
SUJI-INは韓国人デザイナーがデザインした自動しおりで、マグネットの力でページに目印をつけます。SUJI-INはクリップのような形で、本の最後のページにマグネット部分をはさみこむだけと装着がかんたんです。またワイヤーなどを使っていないので本にあとがつきにくく、ページをめくるときもスムーズです。
SUJI-INは海外製なので、横書きの本を想定して作られています。そのため日本語に多い「縦書き・右開き」の本で使うと、デザインが上下逆さまになってしまいます。
まとめ
自動しおりは、しおりをはさみ忘れることがない便利なアイテムです。今まで読書をしていてしおりをはさみかえるのを負担に思っていなくても、一度自動しおりを使うとその快適さに気づけますよ。自動しおりは文庫本や単行本に装着して使うので、しおりを紛失する恐れがないのも大きなメリットです。快適に読書を楽しむために、自動しおりを使ってみてはいかがでしょうか。
出典:写真AC