初心者でも簡単にできる!バルーンアートの作品&作成手順を紹介!

初心者でも簡単にできる!バルーンアートの作品&作成手順を紹介!

バルーンアートを見た事はありますか。入園式や新装開店などを華やかに彩る風船。また、プロが観衆に披露してくれる物も。笑顔を生み出すバルーンアート。これが初心者でも簡単にできるとしたらどうでしょうか。今回は初心者向けの簡単バルーンアートの方法を説明いたします。

記事の目次

  1. 1.バルーンアートとは?
  2. 2.バルーンアートのテクニック
  3. 3.バルーンアートの作り方①簡単なハート
  4. 4.バルーンアートの作り方②剣
  5. 5.バルーンアートの作り方③花
  6. 6.バルーンアートの作り方④犬
  7. 7.バルーンアートの作り方⑤簡単バルーンアーチ
  8. 8.バルーンアートの作り方⑥ハロウィンパンプキン
  9. 9.まとめ

バルーンアートとは?

風船をひねったり組み合わせたりつなげたりして様々なかたちを表現したものをバルーンアートと言います。遊園地で長い風船にひねりを加えて作るバルーンモデリングが披露されているのを見たことがある方もいるでしょう。他にも風船を柱状につなげて形づくったバルーンコラム(柱)やバルーンで作ったアーチはイベントや結婚式の会場で重宝されています。パフォーマーがマジックと共に行っているイメージから、難しい技術が必要かと思われがちですが、海外の主婦層からはじまった簡単で楽しい作業です。

バルーンアートは身近にあふれています

では実際にどんな場面でバルーンアートが活用されているか画像を見ていきましょう。

パフォーマーによるバルーンアート

遊園地・イベント会場でパフォーマーが魅せてくれるバルーンアートです。こちらは一番イメージしやすいバルーンアートでしょうか。リズミカルな音楽と共に披露すれば、すばらしい集客効果が期待できます。

子供向けのバルーンアート

その名の通り子供たちを喜ばせる目的のアートです。ポップな色の風船を用いることでより賑やかに仕上がります。この画像は家庭で目指すバルーンアートの理想的な完成形と言えそうなクオリティです。

結婚式を盛り上げるバルーンアート

結婚式のような華やかな席はバルーンアートとの相性が良いでしょう。受付や入り口に設置すればゲストをより楽しませる事ができます。ただ、しぼみやすいものですので、お式の日取り直前に作る必要があります。

サプライズを演出してくれるバルーンアート

風船は手軽に非日常を演出してくれる上、コンパクトなお部屋も豪華なお宅にもマッチする自由度の高さが魅力です。お誕生日やお祝いのプレゼントとしてセッティングしたら思い出がいっそう特別なものになるでしょう。

フォトジェニックなバルーンアート

画像の共有が当たり前となった今、写真映えのするスポットはイベントやお店での必須アイテムとなっています。また、アンテナに敏感な世代を満足させるにはシーズンによって次々に写真スポットに変化をつけていかねばなりません。そういったニーズにもバルーンアートははまりますね。

文化祭を盛り上げるバルーンアート

会社の運営のみならず学祭にも元手には限度があります。限りある資金の中でイベントを華やかに彩るのにバルーンはうってつけです。小さなお子さんの来場にも危険が伴わないのもポイントが高いですね。

宣伝効果を期待できるバルーンアート

お店やイベントの店頭に設置すると効果的なバルーンアート。お客様をたのしませ、呼び込んでくれる存在です。

イベントを彩るバルーンアート

こちらはバルーンアーチ。イベント会場の入り口にバルーンアーチがあれば、あら不思議。沢山の人がアーチに吸い込まれていきます。風船の鮮やかな色の効果でしょうか。触りたくなる本能でしょうか。

すごい!すてきね~!初心者の私にも作れるかしら?

おっ、このすごさがわかるか?バルーンアートはいいぞ~?初心者でもすぐに始められて簡単に扱えるからの~。秋の夜長に大人もこっそりデビューしてみんか?

風船のなりたち

風船のはじまりはハイチのゴムボール

風船はなにから出来ているのでしょう。ゴムの木である、という所まではたどり着けても、ゴムの木のどの部位なのかまでは知らない人も多いかもしれません。風船はゴムの木を傷つけたときに出てくる粘り気のある樹液です。風船の原料である天然ゴムは昔から人々に利用されてきました。ハイチの原住民が遊んでいた黒くて弾力性のあるボールをコロンブスが持ち帰ったことで天然ゴムはヨーロッパに伝わりました。

ただのゴムから風船へ

最初のゴム風船ができたのが1824年。マイケル・ファラデー教授によって作られました。ロンドンでの水素を集める実験に風船が使われたのです。初のおもちゃとしての風船は翌年1825年にイギリスのゴムメーカー「トーマスハンコック社」が液状のゴムをビンに詰めて空気入れと一緒にセット販売をしました。

風船は海をわたりついに日本へ

日本では江戸時代末期に風船が売られていた記録が残っています。ところが、その時代の風船はあまりに分厚く、ふくらませるために専用器具が必要なほどに扱いにくいものでした。

現在の簡単にふくらむバルーンは昔の人が試行錯誤した成果なんじゃな。

現代の子供たちがバルーンを楽しめるのは昔風船に携わっていた人たちのおかげなのね~。

そして約80年前にバルーン界で革命が起こります。アメリカの科学者ニール・ティロットソンが猫型に切り抜いたボール紙をゴムの木の樹液に漬け、猫耳のある可愛らしい風船を作ったのです。従来の丸い形と一線を画したこの「キャットバルーン」は、ボストン愛国記念日に販売されました。そのうち、アメリカの主婦層を中心に、ホームパーティを盛り上げるアイテムとしてバルーンアートが広がっていくのです。これが約30年前の出来事ですので、バルーンアート自体は比較的新しい文化と言えるでしょう。

バルーンアートでできること

風船は人目を引くことができる

風船というものはどうしてこれほどまでに心躍るのでしょう。鮮やかな色、今すぐ近づかなくてはいけない気持ちにさせる儚い存在。それがアートとなってアレンジされているとどうでしょう。風船にはすばらしい集客効果が期待できます。風や衝撃に弱いなどデメリットもありますが、単価も手ごろで誰でも扱いやすく簡単なのでイベントの入り口に飾るグッズとしては、うってつけです。ひとたびお子様の目に留まれば、ご家族そろってお店やイベントにIN!いらっしゃいませ~!

風船には大人を童心に返す力がある

我々はつい風船をおもちゃとして、子供のための物として扱いがちです。ところが、昨今のウェディング会場やパーティ、サプライズの演出としてのバルーンアートの価値には目をみはるものがあります。風船は古くから存在するものでありながら、シックな色合いやモノトーンで揃えることで今どきのデザインやトレンドにマッチさせやすく大人をも満足させられる器量をそなえています。そう、バルーンはアートに昇華することで、お子様のためだけでなく、我々大人もずっと楽しめるものなのです。その魅力を見直され、近年バルーンの需要は高まるばかりです。そこには子供の頃に感じた、風船を見たときのワクワクが根底にあるのかもしれませんね。

風船は笑顔を産むことができる

バルーンに携わる多くの方がお仕事をされる動機に「バルーンを見た人々の笑顔が脳裏に焼き付いて離れない」というのがあるようです。風船ほど丸く敵意のない優しいプレゼントは少ないでしょう。見てもらうのもプレゼント。持ち帰るのもプレゼント。また、スマホによる写真撮影がこれほどまでに発展した現代において雰囲気を演出してくれる風船の存在こそ、思い出のプレゼントとなるのでしょう。プレゼントを受け取って悪い気がするひとは居ません。バルーンのそばにはたえず笑顔がある。作る側も送られる側もハッピーになれるのが風船アートの世界です。

たしかに~!イベントの入り口にかわいいバルーンアートがあると、自然と足が向いちゃうのよね~。

お子様にも大人気。世代を超えて楽しめるのがバルーンアートの素晴らしい所じゃ。

バルーンアートの準備

ダイソーモデリングバルーンポンプ付き

目的に合ったバルーンをよく選んで購入

今回は100円均一の長いバルーンを使用しました。扱いやすく数も沢山入っていてコストパフォーマンスの高さを感じました。しかし、プロによるとより手触りの心地良いものを使いたいですとか、さらに割れにくいものを使いたい、もう少し長さが欲しい、色が透けてしまう、もう一歩という見方もあるようです。他にもキャラクター制作に多く活躍する『肌色』のバルーンは100円のセットに入らない事も多いです。同じ100円でもメーカーによって扱いやすさも異なりますのでまずは色んな100円均一をめぐって使い比べてみるのも楽しいでしょう。

空気入れを準備

時折パフォーマーが口で長い風船をふくらましている場面に出くわしますが、プロだからできる事。鍛錬とテクニックが必要なようです。しかし、ご安心ください。今は100円で長いバルーンと空気入れをセットで置いてくれる所も増えています。まずは思い立ってすぐ楽しんでいただくことが大切ですので簡単な空気入れを1つご用意ください。

長い風船(ペンシルバルーン)をよく伸ばす

バルーンアートでおなじみの長い風船を用意したら、使う前に数回ひっぱって、伸びちぢみさせましょう。ゴムがやわらかくなって細長くふくらみます。多少なりとも割れにくくなる効果も期待できます。

準備するものも100円均一で手に入りそう。

長いバルーンと空気入れ。1回道具をそろえてしまえば、バルーンだけ時々買い足しながらも長くあそべるぞい。秋は雨ふりの季節でもあるからのう。子供たち、ゲームも良いがバルーンで遊べば手先も器用になるんじゃよ。おすすめじゃ。

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