お正月飾りはいつまでに処分すべき?
お正月飾りは、いつまでに処分を行うか地域によって日程が異なります。正月明けに慌てないためにも、事前に正月飾りの処分方法をリサーチしておきましょう。飾り付けと処分する日程を、家族と事前に打ち合わせを行うと、スムーズに取り外しと処分が行えます。
地域によっていつまで飾るかが異なる
まず自分が住んでいる地域の、正月飾りの取り外しの日にちやお正月飾りの処分方法を調べましょう。関東と関西では、お正月飾りを外す日にちが違うことがあります。外す時期は、関東地域では1月7日まで関西地域では1月15日までです。関東や関西のみならず、地域によっても取り外しの日が異なることも十分の考えられます。
処分方法を事前にチェックしておく
お正月飾りは、地域にもよりますがどんど焼きで処分する傾向が強くあります。神社などでお焚き上げを行い、お正月飾りを処分します。病気などでどうしてもどんど焼きでの処分ができなかった場合は、神社に相談してその地域にあったお正月飾りの処分方法を教えてもらいましょう。
鏡餅で鏡開きを行う場合
1月11日は、地域を問わず鏡開きを行います。お餅を乾燥させ、ひびが入っている個所にハンマーや麺棒などを用いてお餅を割って食べることを鏡開きといいます。しっかりとひび割れるまで乾燥させると、お餅が割れやすくなります。乾燥して硬くなったお餅は、適量の水をおもちに振りかけてレンジで加熱すると柔らかくなります。お汁粉やおかきとして美味しく食べましょう。
鏡餅に包丁はNG
鏡餅は、割ることに意味があります。包丁を使ってしまうと、「切る」ことになるので縁起物にはふさわしくありません。
鏡餅にカビがある場合
お餅はカビが生えやすいので、鏡開きを行うころにはお餅にカビが生えていることも珍しくありません。ハンマーなどで大まかに割った後は、カビの部分を包丁などでそぎ落としましょう。カビがある箇所だけでなくカビの生えていた場所から数cm大きく切り取り、カビの生えていない場所を食べましょう。
いつまでに食べるべきか
割ったお餅は、冷凍保存が可能です。食べきれないお餅はラップにくるんで、3ヶ月以内を目安に食べきりましょう。冷凍しないのであれば、水にお餅を浸し、1か月ほどで完食しましょう。水で保存する場合は、毎日水を交換して暗い涼しい場所で保管してください。
まとめ
お正月飾りは、新年を新たな気持ちで迎え、神様をお招きするための大切な飾り付けです。松飾りや門松は地域や住宅事情によって飾り付けが難しい場合もありますが、しめ縄や鏡餅など無理のない範囲で飾り付けやお供え物を準備しましょう。飾り付けの処分方法や鏡餅の割り方なども正しく把握し、正月飾りやお供え物を飾り付けて新年を迎えましょう。
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