はじめに
4畳半ほどの小さい部屋だと置ける家具も限られてきますよね。狭くても快適でおしゃれなレイアウトを考えるのはかなり難しいでしょう。一人暮らしを始める新社会人や学生さんなど、どんな家具やインテリアを揃えればいいか悩んでいる方も多い時期です。そんな人のために、今回は4畳半のおしゃれなレイアウトの実例と一緒に、おしゃれに見せるコツや部屋や家具の選び方もご紹介します。
狭い部屋が流行っている理由は?
最近4畳半ほどの狭くて小さい部屋に住む一人暮らしの人や、家を建てる際に子供部屋や自室として4畳半の部屋を作る人が増えています。インスタグラムなどでも4畳半のレイアウト写真を見かけることが多くなってきました。4畳半と聞くと狭いイメージですが、家具やレイアウトを工夫すれば、快適かつおしゃれな部屋を作れます。理由としては、以下の3つが考えられます。
①ミニマリストの暮らしが流行中
まず、ミニマリストとは身の回りの物を最小限必要なものだけに厳選して暮らす人のことを指します。ミニマリストは必要なものしか買わないので浪費を防ぎたい人や好きなものだけに囲まれて暮らしたい人の間で流行中です。工夫次第では楽に模様替えができるのでおすすめです。また、一人暮らしなど安い家賃で部屋を借りたい人などにもミニマリストの暮らしが広がりつつあります。
②家賃が安い
先ほども言いましたが、4畳半の部屋は他の部屋に比べ家賃が安いです。狭くてもいいから低い家賃で一人暮らしがしたい人など、特に大学生や20代前半の若い人たちが多く住んでいます。ワンルームなら2万円台からあり、1Kなら3万円台からあります。ユニットバスの部屋が多かったり、駅から遠い場合などもありますが、とにかく安い物件をお探しの方にはピッタリでしょう。
③新築が多い
数年前からミニマリストの暮らしが流行りだし、新しく小さいワンルームや1Kのアパートを建てる会社が増えてきました。新しく上京してきた人や上記のように安い家賃で部屋を借りたい人、ミニマリストの暮らしに憧れている人など、新築のアパートは常に満室状態のところもあります。部屋を借りる条件に建築年数が経っている部屋は嫌だという人も多いですが、新築なら大半の人は嫌がらないですよね。
狭くても快適な部屋選び方は?
確かに4畳半と聞けば狭く感じますが、間取りによっては広く感じることができます。1Kでキッチンや洗面所などが広ければそちらに収納家具などを集めて、日中を過ごす部屋には極力家具を置かないようにすることもできます。同じ広さでも間取り次第で部屋の印象は変わります。それでは、狭くても快適な部屋の選び方をご紹介します。
①収納が多い部屋を選ぶ
一人暮らしでも最小限の荷物を収納するところが必要です。チェストやカラーボックスなど部屋に置く収納家具を使うのではなく、クローゼットや押し入れなど、部屋についている収納機能を使って収納をすることで部屋を広く見せることができます。部屋の置く家具が少ないと模様替えも簡単にできます。できれば、キッチンやトイレも収納が多いほうがいいので、そちらも気にかけるようにしましょう。
②日光の入る間取りの部屋を選ぶ
光が入ってこないと部屋全体が暗く見えてしまい、意識をしていなくても狭く感じてしまいます。自室なら窓がない場合も多いかと思いますが、一人暮らしの部屋選びなら確実に窓があるはずなので、光が差してくる方向に窓があるかをあらかじめ確認しましょう。また小さい窓だと、かえって圧迫感があり窮屈さを感じさせるため、できるだけ大きい窓のある部屋を選ぶように心がけてください。
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