はじめに
お正月には欠かすことのできない、お正月飾りにはどのようなものがあるのでしょうか?準備できるものは事前に準備を行い、年末に慌てないようにしたいものです。お正月の欠かせないお供え物である鏡餅の情報についても、わかりやすくご紹介します。
お正月飾りを飾る期間
お正月飾りを飾る期間は、地域によって少し違っています。飾り始めは、12月13日から30日までの間です。29日には9(苦)が入るため、お正月飾りやお供え物を飾り付けるには適しません。また12月31日に飾り付けを行うことは、「一夜飾り」となるため、神様に失礼な行動に当てはまります。
お正月飾りを飾る理由
お正月飾りを家に飾り付ける理由は、新年に神様を家の中にお迎えするためです。お正月飾りは神様をお出迎えするための、異なった意味を持っています。
- 松飾り…神様を招き入れるための目印
- しめ縄…神様が来るにふさわしい場所であるという区切りのサイン
飾る期間を正しく認識
お正月飾りは、決められた期間を守って飾り付けましょう。年末年始に差し掛かる時期で時間に追われがちです。飾り付けに必要なものなどは少しずつ買い足しておき、大掃除を終わらせた延長でお正月飾りも飾り付けてしまうのもよいですね。何日までに取り付けと取り外しを行うか、前もって決めておき、カレンダーに書き入れておくと忘れる可能性が低くなります。
いつからいつまで飾るかを家族で共有
同じ家に住む家族や仲間がいる場合、協力し合ってお正月飾りの飾り付けと片付けを行いましょう。いつから飾り付けていつまで飾るか、飾り付け期間の日程を共有しておくと取り外し忘れ防止にもつながります。住んでいる地域によって期間が異なるので、家族間や仲間内で飾り付け期間を事前に話し合っておきましょう。
お正月飾りやお供え物の種類
お正月飾りやお供え物を買いそろえたり製作するにあたり、どのようなものがあるのかを再度確認しましょう。どのようなものがあるのかを確認すると、自分たちで製作するものと買いそろえるものが明確にわかってきます。無理のない範囲で手作りしてみるのも、よい思い出になるのでおすすめです。
しめ縄
しめ縄は、新年を迎えるにあたり飾り付けを行う人がたくさんいるお正月飾りです。しめ縄は購入可能ですが、手作りもできます。材料はホームセンターやネットで購入でき、簡単に制作できるセットも販売されています。地域のしめ縄製作教室や、おしゃれなしめ縄作りが体験できる催しもあるので、手作りしたい方は参加してみましょう。
鏡餅
鏡餅は家庭でも手作りしやすい、新年に欠かせないお供え物です。家庭によって人数が大きく異なる場合もあるので、各家庭にぴったりの大きさの鏡餅を準備しましょう。昨今では餅つき機ではなくホームベーカリーでもお餅が作れるので、時間を見つけて作ってみるのもよいですね。どうしても時間が取れない場合は、市販のものを飾っても問題ありません。
門松
マンションやアパートなどはもちろん、一軒家でも門松が飾れている家庭は珍しいかもしれません。しかし門松が飾ってあると、お正月の到来を目で感じられます。無理に門松を立てなければならない、ということはありません。もしも可能ならば、小さな門松を製作したり購入して飾ってみたりすると、お正月の雰囲気がグッと高まります。
松飾り
松飾りは、神様に対して「ここにきてください」という目印の役割を担っています。松飾りは門松ほど大きなものではないので、時間にゆとりがあるときに買い足して年末になる前に飾り付けを行いましょう。松飾りは12月29日よりも前に飾り付けるものなので、早めに準備しておくと慌てずに済みます。