アルミの錆の落とし方6選!白錆の除去方法や手入れの仕方を解説!

アルミの錆の落とし方6選!白錆の除去方法や手入れの仕方を解説!

普段あまり意識することのないアルミの錆、知らずに目にしたことがあるかもしれません。錆びにくい素材として知られるアルミですが、もし錆びてしまったらどうやって落としたらいいのでしょう。ここでは錆の落とし方と予防法について説明します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.アルミの錆の原因
  3. 3.アルミの白錆の落とし方
  4. 4.アルミの白錆を予防する方法
  5. 5.おわりに

落とし方⑥市販のアルミ用錆取り剤

身近なものではなかなか対応できないシロモノになってくると、いっそ市販品を使うのも手です。少々値は張りますが、市販されているサビ取り剤の中には、アルミの白サビ専用除去剤があるのでいくつかご紹介します。なお、サビ取り剤を使用する際にはゴム手袋の着用をおすすめします。

【ビアンコジャパン】業務用アルミクリーナー

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ビアンコジャパンのベストセラーでもあるアルミの白サビ専用サビ取り剤です。白っぽく変色したアルミサッシが、これのおかげで想像以上にきれいな見た目に戻ったという声も多数。ほとんどアルミ本体を傷つけることなく磨けるサビ取り剤のためリピーターも多い一品です。

【カンペハピオ】復活洗浄剤アルミ用

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乳酸、クエン酸を主成分とし、環境や人体にも配慮されたサビ取り剤です。研磨剤を含んでいないため素材面をほとんど傷つけることなく本来の風合いに戻します。

【アイオン】白サビ・くすみ汚落とし

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こちらはサビ取り剤を使用せず水をつけて擦るだけのサビ取り用研磨スポンジです。高い研磨力に加え、研磨傷がほとんど目立たないといった優れものです。粗目、中目、細目のセットになっているため、汚れや錆の状態に応じ使い分けてください。コーティング剤と併用するのもおすすめです。

専用ではないが白錆にも使える市販品

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金属磨きや錆取りといえば、ピカールを使用する人も多いのではないでしょうか。こちらはアルミにも使用は可能です。研磨剤なので錆取りとしては優秀ですが、金属を傷つけながら磨いているため、塗装コーティングしたものには向いていないので注意が必要です。

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サンポールで白サビ取りに成功した例も少なくありません。粉を拭いたような白サビに塗布し、泡立ってきたら水で流します。その後目の細い紙やすりや研磨ブラシで磨き、除去します。

アルミの白錆を予防する方法

フリー写真素材ぱくたそ

錆びたアルミは見た目にも美しくないし、なんだか大切にしようというモチベーションも下がってきますよね。窓サッシや門扉なんかは訪問した人の目にもついてしまいますし、愛車に錆なんて見つけたら相当なショックでしょう。また、白サビが発生してからの錆取りは多少なりとも骨が折れるものです。大切なキッチン用品や愛車、家の窓サッシなど、手入れの行き届いた美しい状態を保つにはどうしたらよいのでしょうか。次は白サビを発生させないように防止する方法についてお話します。

アルミサッシの場合

Photo by kaidouminato

サッシは溝がたくさんあるため埃や砂がすぐに溜まります。日々除去しておくだけでも腐食の防止になります。ペットボトルに水を入れたものを用意し溝の部分を洗い流すのがおすすめです。ただし湿気は残った汚れと混ざり腐食性水溶液に変化しアルミを錆びさせる原因になるので、腐食の原因となる水気は柔らかい布で拭き取りましょう。結露が発生しやすい冬場は特に、腐食防止と思って1ヶ月に1回はやりましょう。

車やバイクのホイールの場合

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タイヤのホイールは、白サビの原因となる潮風や排気ガスに触れにくい場所に止めるのが一番なのですが、そういうわけにもいきません。海辺に並ぶライダーさんたちの愛車のホイールは、変色なくどれもピカピカ。手入れが行き届いています。日頃から洗車をし汚れを除去しておくことが大切です。このときホイールの拭き上げを忘れないようにしましょう。そして1~2ヶ月に一度、コーティング剤や錆防止剤を塗ります。

キッチン用品の場合

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日々使うキッチン用品はお手入れがしやすいのではないでしょうか。お手入れと言っても、生乾きのまま収納せず、しっかり乾いてから収納するようにすれば、一つの錆予防になります。アルミ鍋など、ついゴシゴシと洗ってしまいそうですが、それは避けましょう。焦げ付きを防止するため、使い終わったアルミ鍋は余熱のあるうちに中性洗剤で洗う、空焼きをしない、それが白サビ防止につながります。

おわりに

Photo by Laineema

車や窓以外にも、シャッターや門扉など、さまざまな場所でアルミは使われています。外で使われるものにアルミが多く使われているのは、やはり錆びにくい素材だからです。しかし錆防止をせずあまりにも放っておくと、気付いたときには遅かった…ということになりかねません。

Photo byGDJ

シャッターなどの大きなアルミ製品だと、数万円かけて専門業者の方にお願いしないといけないことも。アルミ製品に限ったことではありませんが、自分の手で定期的なお手入れを繰り返すことでものの寿命を延ばせます。白サビの原因を放っておかず、お手入れで防止、そして万が一大切な愛車や窓に白サビを見つけたら、ぜひこれらの方法を試してみてください。

しまこ
ライター

しまこ

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