洗濯機で紐靴は洗える?
スニーカーや子供さんの運動靴や上履きのお洗濯は大変です。白いスニーカーが汚れてしまってはおしゃれ度も半減ですし、子供さんの靴には泥汚れやニオイがガッチリこびりついています。洋服のように簡単に洗えたらいいですね。やり方さえマスターすれば、運動靴など水洗いできるものなら洗濯機の普通コースで丸洗いができます。ちょっと驚きですね。ここでは洗濯機で靴を洗う方法をご紹介しています。
我が家の家庭用洗濯機でも大丈夫?
アイリスオーヤマ ドラム式洗濯機 温水洗浄機能付き 左開き 幅595mm 奥行672mm 7.5kg FL71-W/W
参考価格: 74,800円
もちろん普通の家庭用洗濯機で大丈夫です! 特別なコースなんてなくてもやり方次第で丸洗いができます。大抵の洗濯機でシューズを洗うことはできるはずですが、必ずお仕事を始める前に説明書で確認してください。また、靴は汚れがひどいものに分類されます。つけおきで洗うやり方が有効なことを考えると、たて型洗濯機の方が効果的ですが、ドラム式でも大丈夫です。
正しい靴の丸洗い方法
それでは早速丸洗いしていきましょう。お仕事を始める前に、洗濯できないものの確認をします。まず、革の靴(合皮も含めて)、スエードの靴などは水洗いできません。また、女性もののヒールなども例え素材がコットンでも、水洗いはしない方がいいでしょう。形が崩れたりデコレーションが傷んだりします。
靴の丸洗いはいつしてもいい?
お洗濯をするのは晴れた日を選びましょう。せっかく丸洗いしたのに生乾きで長い時間おいておくと、嫌なニオイになってしまいます。つけおく時間などがあるので雨でもお休みの日でないとできない、乾きが悪いけれどどうしても明日までに必要なのに、という方には、次章で解決方法をご紹介します。
靴の洗浄に必要な4つのもの
だいたいがおうちにあるもので間に合います。必要なものは4つ。汚れをこそげるブラシ、漂白剤、洗剤、そして洗濯ネットです。おうちにあるものばかりですね。ただし洗濯ネットはいつも使っているものと少し違いますので、ないときには購入をおすすめします。
靴の洗浄に必要なもの① 靴用ブラシ
山崎産業 靴洗いブラシ ブルー 長さ22cm 靴 シューズ ブラシ バスボンくん 抗菌 日本製 188888
参考価格: 538円
まずは靴用のブラシ。水洗いの必需品です。洗濯機で洗うのですが、いれる前に大まかな汚れを落とすことが目的です。100均のものでも大丈夫。使い古しの歯ブラシなどもあるととても便利ですよ!
靴の洗浄に必要なもの② 洗濯用洗剤
靴用洗剤があればいいですが、洋服を洗う洗濯洗剤でも大丈夫です。液体よりも粉末の方が洗浄の力は強いようですが、最近の洗剤は性能がいいのでおうちにあるもので大丈夫です。
靴の洗浄に必要なもの③ シューズ用ネット
NESHEXST 洗濯 ネット 靴 洗い シューズ (1個, 白)
参考価格: 1,000円
洗濯機で靴を洗うのに、これが一番重要なお道具です。普通の洋服用の洗濯ネットとの違いはスポンジなどのクッションがついていること。これが洗濯機を回したときに、ガタガタいうのを防ぎ、靴と両方の傷まないように守ってくれるというわけです。100均などでも売っていますし、アマゾンなどでは種類もあるので比較して選ぶことができます。バスケットシューズなどを洗いたいときには、サイズの確認も忘れずに!
靴の洗浄に必要なもの④ オキシクリーン
オキシクリーンEX2270g (原産国アメリカ) 酸素系漂白剤 粉末タイプ 詰替え不要の専用プラ容器 お手頃サイズ
参考価格: 2,678円
特に白い靴や子供さんの上履きなどは汚れが残っていると目立つもの。つけおき漂白すると、白さが引き立ちます。白いものならハイターなどの蛍光漂白剤でも構いません。キッチンにありますよね? でも色柄ものならワイドハイターやオキシクリーンが便利です。洗浄力も強いのでしっかりとつけおき漂白すれば、汚れもニオイもスッキリ!
オキシクリーン溶剤のコツ
- お湯にとかすことで効果を発揮するオキシクリーン。効率よく作業するために始める前に大きい鍋でお湯をわかしはじめましょう。
実際に靴を洗濯機で洗ってみましょう
まず下準備として、靴の紐と中敷きをはずしておきます。これは別に洗います。次に玄関の外で床に靴を叩きつけ、大きな泥汚れやソールに詰まった小石などを取り除いておきます。なんていうことない作業ですが、するとしないでは大違い。その後玄関も掃き掃除したら、一石二鳥です。玄関も綺麗になって気持ちがいいですね。
洗濯機で洗う方法① ブラシ洗い
水が出るところに移動して、ブラシを使いざっと靴の表面を水洗いします。さっき叩いても落ちなかった汚れはここで大方落としておくと後が楽です。また、スニーカーのソール部分にも、落ちきらなかった小石がつまっていませんか? これが残っていると、洗濯機の故障の原因にもなりますので、残さず綺麗に取り除いておきましょう。古歯ブラシは、こんなとき便利です。靴紐と中敷きは汚れがひどいところに洗剤をつけ綺麗に擦り洗いしてすすぎます。
洗濯機で洗う方法② つけおきする
靴がしっかり浸かる量の水に漂白剤を溶かします。オキシクリーンの場合は最適な溶剤の温度は40~60度です。そこにオキシクリーンを入れてよく溶かします。溶けにくいのでよく混ぜて溶かすのが入れ方のコツ! たて型洗濯機に直接漬け込むなら少し回して溶かします。ドラム式はたくさん水をためることはできないので、たらいやバケツなどでつけおきしましょう。
つけおき時間はどのくらい?
- できた溶剤に靴を漬け込む時間は、漂白剤なら30分~1時間でオキシクリーンなら20分~6時間ほどです。靴紐と中敷きは劣化の恐れがあるのでつけおきしないように注意してください。
↓つけおきの詳しいやり方はこちら!驚くほど白くなっちゃいますよ!
次ページでは、洗濯と陰干しの方法を紹介するよ!