絨毯・カーペットの汚れは落としにくい
毎日床に掃除機をかけていても、いつの間にか汚れている絨毯やカーペット。マンションなどの仕様であとからフローリングの方がよかったと思っても変更もしづらいもの。ヒヤッとしないとか足音が響かない、またほこりが舞わないなどカーペットにはいいところもあります。毎日のお掃除やスペシャルの清掃などクリーニングの仕方を覚えていつでもスッキリきれいな絨毯やカーペットを保ちましょう。
カーペットの汚れはなぜ落ちにくいのか
毛足のある敷物なので、どうしても髪の毛や汚れが絡み付きます。そしてその床の上を歩くので毛足の奥の方まで落ちていってしまいます。すると表面だけを清掃する仕方では、汚れはとれません。また汗や皮脂がカーペットに付き雑菌と結合して嫌なニオイの原因になります。洋服のように簡単に洗濯できないので、汚れがたまりやすく落ちにくいものになっています。
絨毯の掃除に特別な道具は必要なし
絨毯やカーペットなど床に敷かれた大きなものを清掃しますが、特別な道具や洗剤は必要ありません。おうちにあって普段のお掃除でも使っているものでOKです。掃除機も使っていきますがいつも使っているものでもちろん大丈夫です。上手に使ってその性能を十分に発揮できるやり方を紹介していきます。
絨毯・カーペットの簡単な清掃方法
絨毯やカーペットに掃除機をかける際も、ちょっとだけ仕方を変えてみると簡単にいつもよりもごみ取りしやすくなります。そして、たまには水拭きなどするとさっぱりした気持ちになりますよね。テレビを見ながらでもできるズボラ掃除に最適な方法もありますよ!
清掃方法① 掃除機で絨毯の汚れ落とし
まずは絨毯をよく観察します
毎日のお掃除によく使うのは掃除機ですね。絨毯やカーペットを掃除するときに一番重要なのは『毛の向き』です。必ずどちらかに向かって生えているはずです。おうちのカーペットの毛の流れをよく観察してみてください。
掃除機をかけましょう
掃除機をかけるときにはまず毛の流れに逆らうようにかけます。倒れている毛を起こすようにですね。6,70㎝向こうに掃除機のヘッドを当て、手前に引きます。終わったら今度は毛を寝かせるようにかけてみましょう。下に潜っている汚れを浮き上がらせて吸い取ってくれますよ。
手前に引くのは吸引力の差
- 絨毯やカーペットに限らず、掃除機は手前に引いた方が吸引力を発揮します。
- あまり押し付けずにぴったりと床面に先端をつけ、ゆっくりと手前に引きましょう。
清掃方法② ゴム手袋で絨毯の汚れ落とし
テレビを見ながらでもできる、究極のズボラ掃除をご紹介します。用意するものはゴム手袋、以上! 手にゴム手袋をつけ絨毯やカーペットを優しく撫でます。するとゴム手袋に髪の毛やペットの毛がくっついてきて簡単にごみ取りができます。ゴミがとれる理由はゴム手袋とカーペットとの間で起こる摩擦です。これによって簡単なごみ取りができるので、テレビを見ながらでもできてしまいますよ。
清掃方法③ 重曹で絨毯の汚れ落とし
AGC製 重曹 1kg[01](炭酸水素ナトリウム)食品添加物(食品用)国産重曹 NICHIGA(ニチガ)
重曹液を作り、雑巾に浸してから固く絞り絨毯やカーペットを拭きます。その後しっかり水拭きをしましょう。絨毯やカーペットの細かい汚れや汗、皮脂などを拭き取ることができます。また気になるニオイをとる効果もあります。掃除機と一緒でまずは逆毛をたてるように拭きそのあと毛の流れに沿って雑巾をかけます。終わったらきれいな雑巾で仕上げの水拭きです。どちらも雑巾はしっかり絞って使うようにしましょう。
重曹液の作り方
ぬるま湯(40℃くらい)に小さじ1杯の重曹を入れよく溶かします。防腐剤などは入れないので水はすぐに腐ってしまうので作りおきはせず、その日のうちに使いきれる分を作るようにしましょう。
重曹を直接振りかける方法についての注意
よく重曹を絨毯にたっぷり振りかけてしばらくおいてから掃除機で吸う方法が紹介されています。これは掃除機に負担がかかるだけでなく、細かい粒子である重曹が奥まで入りすぎ掃除機でとりきれないこともあります。この方法で掃除するなら小さい出力でゆっくりかけるようにしましょう。
次ページでは、絨毯・カーペットのシミの落とし方を紹介するよ!