ルンバとは
『ルンバ』とは、ひとことでいうならば「自立型掃除機」です。「ロボット掃除機」と言ったほうがピンとくるでしょうか。人間が手に持って使う掃除機ではなく、ルンバが自分で動き出し、掃除をして、終わると元の場所に戻るという、ロボットのような動きをする掃除機です。
アイロボット・コーポレーションはアメリカの会社で、この日本法人は「アイロボットジャパン合同会社」と表記されています。
中国にも進出しているグローバル企業ですね。
ルンバ購入時の注意
ルンバを購入できるショップが幾つもありますが、購入する時には注意が必要です。というのは、並行輸入品を販売していたり転売品を扱っていたりするショップがあり、メーカーで修理やサポートが上手くできないという案件がかつてあったそうです。そこで2018年7月12日以降に制度を設け、現在は「アイロボット認定販売店」というショップで購入したお客様に、修理やサポートを提供しているということです。
アイロボット認定販売店じゃなかったら、修理やサポートを対応できないだけではなく、新品購入時の1年保証も無効になることがあるそうです。
今でも並行輸入していたり、以前の在庫が残っているショップがあるようなので、注意が必要ですね。
iRobot ルンバ 805 アイロボット ロボット掃除機 Roomba 805 ルンバ800シリーズ 上位モデル 並行輸入品
参考価格: 72,778円
2018年7月12日より前に購入していた場合は、アイロボット認定販売店じゃなくても対応はしてくれるようですけど、並行輸入品は上手く修理できない事もあるようです。
人気モデルはどれかとか、モデルはどれがいいかとか違いを考えるよりも、もっと先に大事なことなので、ここに一覧ページのリンク貼っておきますね。「アイロボット認定販売店」
日本向け製品と並行輸入製品は違う
ルンバは、元々アメリカで販売された掃除機で、日本人向けではありませんでした。しかし、日本でも売れ行きがよく、更に売上を拡大するため、日本人向けに改良を施したモデル「ルンバ630」が2012年にリリースされました。つまり、それ以降の日本人向けを購入するのが、日本人としてはおすすめだということになります。
日本人は細かいほこりも気にするということで、それを取り除けるようにブラシの形状などを工夫したそうです。
内部的にも若干の違いがあり、共通しないパーツもあるようです。掃除機もお国柄によって個性があるんですね。
ルンバの種類とおすすめ
『ルンバ』とひとことに言っても、いくつかのモデルがありますよ。どれがいいか悩みますね。
2002年に初代ルンバがリリースされてから幾つかの世代交代をしてきましたので、歴代モデルもあります。購入する際には、モデルそれぞれの性能に気をつけなくてはなりません。逆に言うと、モデルを選ばないといけないのです。そこで以下、最新のものから機種ごとに特徴をクローズアップしていきます。
選び方の参考になるポイントも挙げていきます。比較検討に役立ててください。
ルンバ「i7+」がおすすめな人
ルンバの「i7シリーズ」には「i7+」と「i7」があります。両者の違いは、最新のオプション機器「クリーンベース」という名の自動ゴミ収集機が同梱されているか否かです。ルンバ本体のダスト容器から、溜まったゴミをこまめに廃棄するのが面倒な人は、この「i7+」がおすすめになります。
予算が充分あるなら、最新型の「i7+」を買うのがいいですね。いわゆる「フラッグシップモデル」とか「ハイエンドモデル」とかいうモデルになります。
「i7+」が買えるなら、選び方なんか考える必要もなくてどれがいいのか悩まずに済みますね。
「i7+」じゃなくて、「ルンバi7」を購入したあとから、その「クリーンベース」を買い足すこともできるそうです。別々で買うと少し高くなってしまいますけど。
「クリーンベース」は他のシリーズには対応していなくて、この「i7シリーズ」だけの機能になります。
初めてルンバを購入する人は、どれがいいか迷ったら、まず「i7」を購入してみて、どうしても面倒なら後から買い足すという選び方を検討してもいいのではないでしょうか。
「クリーンベース」には、ルンバ本体のダスト容器30杯分のゴミを収納できて、まとめて廃棄することができる仕組みです。面倒が30分の1になるわけですね。
「クリーンベース」が使えるのは、「i7シリーズ」だけで、他のモデルでは使えません。
この「ルンバi7+」は、Amazonの評価をみると、かなりよい評価になっていて人気があるようですね。さすがはフラグシップといったところでしょうか。
ルンバ「i7」がおすすめな人
「i7」にあって、そのひとつ下のグレード「900シリーズ」にない機能は「吸引力約10倍」「Imprintスマートマッピング」「洗えるダスト容器」です。このいずれかが必要な人は「i7」がおすすめということになります。
「Imprintスマートマッピング」というのは、部屋の環境を学習、記憶する機能になります。「洗えるダスト容器」というのは、そのままの意味でゴミの溜まる容器が水洗いができるということです。
この「i7」というモデルは最新型の「i7+」に「クリーンベース」が付属していないだけで同じですね。念の為、機能を比較してみました。
「吸引力約10倍」というのは、「ルンバ600シリーズ」を基準に考えているとのことです。
「洗えるダスト容器」は「ルンバe5」にもあります。詳しくは後述しますが、「ルンバe5」は単純にグレードが低いという位置づけではないようです。
このルンバという掃除機は、iRobot(アイロボット・コーポレーション)というメーカーが製造販売しています。