車用バッテリーを選ぶ基準は?
車のバッテリーが切れると、救護車で応急措置をしたり新品のバッテリーに交換したりする必要があります。しかし車のバッテリーを購入する場合、どのような基準で選べばよいのか知らない人も多いでしょう。選ぶ基準やおすすめバッテリーをあらかじめ知っておくと、バッテリー選びが楽になります。
車用バッテリーとは?
車のバッテリーはガソリン同様、車の走行に絶対欠かせないものです。バッテリーはエンジンの始動やオーディオの電源など、電気を供給する重要な役割を持っています。
メーカー販売の純正品
今日のガレージ
— スリーポイント "ベンツ専門店" (@BENZ_THREEPOINT) May 27, 2020
W205 バッテリー交換
当店オススメは欧州車純正装着率ナンバーワンの「VARTA」🇩🇪
装着されていた純正品もVARTA!コスパ良しです。メモリーを消さないように交換🙂#スリーポイント #ベンツパーツ #ベンツ #パーツ #benz #ベンツ専門店 #今日のガレージ #varta #バッテリー pic.twitter.com/ap3XjeZbWf
普通車や軽自動車のバッテリーにはメーカーが販売している「純正品」があり、バッテリー交換を正規ディーラーに頼むと、基本的に新品の純正品との交換になります。純正品は社外品と比べると価格が高いのが特徴です。
メーカー以外が販売する社外品
バッテリーにはメーカー以外が販売する「社外品」もあります。社外品は主に、ガソリンスタンドやホームセンター、ネットなどで販売されており、純正品より安価で品質も特に問題がないものがほとんどです。社外品を購入する場合は、車に適合する規格のものを選びます。
車のバッテリーおすすめ4選
おすすめ①【パナソニック】N-100D23L/C7
Panasonic (パナソニック) 国産車バッテリー Blue Battery カオス
参考価格: 12,761円
パナソニックのバッテリー「N-100D23L」です。パナソニックの独自技術「新パワフルペースト」を採用し、業界最高水準の大容量なバッテリーです。また、高速充電性能により多くの電気が蓄えられます。さらに「MFシルバー合金」を採用しており長寿命で軽量です。ネットでも高評価を得ています。
おすすめ度 | ★★★★★ |
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規格 | 125D26L |
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容量 | 5時間率容量(66Ah) |
液入り重量 | 15.6kg |
サイズ | 幅173×長さ232mm |
適合バッテリー | 55D23L、65D23L、70D23L、75D23L、80D23L、85D23L、95D23L、100D23L |
製品保証 | 3年間 |
5時間率容量とは
国内自動車用バッテリーの容量は「5時間率」が採用されています。例えば5時間率容量 (66Ah)のバッテリーは、5時間で基本の電圧12Vになるまで放電したときの容量が66Ahになるという意味です。
おすすめ②【ボッシュ】HTP-60B19L
HTP-60B19L
参考価格: 4,660円
ボッシュのバッテリー「HTP-60B19L」は、アイドリングストップ車、通常車のほか、充電制御車にも対応する進化したバッテリーです。アイドリングストップ対応ではEFBテクノロジーを採用し、高耐久性や大容量、長寿命を実現しています。ネットでも高評価の商品です。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
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規格 | 60B19L |
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容量 | 5時間率容量( 36Ah) |
液入り重量 | 10.5kg |
サイズ | 長さ186× 幅126×高さ202mm |
適合バッテリー | 28B19L、34B19L、36B20L、38B20L、40B19L、42B19L、44B19L、44B20L、46B19L、50B19L、55B19L、60B19L |
製品保証 | 3年間(走行距離無制限) |
おすすめ③【パナソニック】N-40B19L
N-40B19L
参考価格: 3,499円
パナソニックのスタンダードバッテリーSBシリーズ「N-40B19L」です。別売りの寿命判定ユニットを付けると、バッテリーの状態を目視で確認できます。また、金属板には従来の「アンチモン合金」でなく「カルシウム合金」を採用し長寿命でメンテがしやすく、特に設置のしやすさが高評価です。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
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規格 | 40B19L |
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容量 | 5時間率(28Ah) |
液入り重量 | 約8.0kg |
サイズ | 長さ187×幅127×高さ202mm |
適合バッテリー | 24B19L、28B19L、36B19L、38B19L、40B19L |
製品保証 | 2年(走行距離4万km) |
おすすめ④【GSユアサ】55B20R
ユアサ 55B20R
参考価格: 7,280円
GSユアサの「55B20R」は通常車やアイドリング車にも対応しているバッテリーです。このバッテリーをアイドリングストップ車に搭載することで、アイドリングストップ車のバッテリー性能や高耐久性を実現できます。また、通常車に搭載するとより長寿命になるおすすめ商品です。
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
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規格 | 55B20R |
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容量 | 5時間率容量 (34Ah) |
液入り重量 | 約11kg |
サイズ | 幅128×長さ197mm |
適合バッテリー | M-42R、24B19R、28B19R、36B19R、38B19R、40B19R、42B19R、44B19R、46B19R、55B19R、44B20R、55B20R |
製品保証 | 通常車36か月(10万km)、アイドリングストップ車24か月(4万km) |
おすすめの車用バッテリー性能比較表
商品 | ||||
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商品名 | Panasonic (パナソニック) 国産車バッテリー Blue Battery カオス | HTP-60B19L | N-40B19L | ユアサ 55B20R |
価格 | 12,761円 | 4,660円 | 3,499円 | 7,280円 |
規格 | 125D26L | 60B19L | 40B19L | 55B20R |
容量 | 5時間率容量(66Ah) | 5時間率容量( 36Ah) | 5時間率(28Ah) | 5時間率容量 (34Ah) |
液入り重量 | 15.6kg | 10.5kg | 約8.0kg | 約11kg |
サイズ | 幅173×長さ232mm | 長さ186× 幅126×高さ202mm | 長さ187×幅127×高さ202mm | 幅128×長さ197mm |
適合バッテリー | 55D23L、65D23L、70D23L、75D23L、80D23L、85D23L、95D23L、100D23L | 28B19L、34B19L、36B20L、38B20L、40B19L、42B19L、44B19L、44B20L、46B19L、50B19L、55B19L、60B19L | 24B19L、28B19L、36B19L、38B19L、40B19L | M-42R、24B19R、28B19R、36B19R、38B19R、40B19R、42B19R、44B19R、46B19R、55B19R、44B20R、55B20R |
製品保証 | 3年間 | 3年間(走行距離無制限) | 2年(走行距離4万km) | 通常車36か月(10万km)、アイドリングストップ車24か月(4万km) |
商品リンク |
バッテリーの交換時期
高性能バッテリーは寿命がわかりづらい
こんにちは😃
— タイヤ専門館❗️小さなオートバックス😃 おクルマの買取・販売も出来ます❗️😆 (@ABTminato) May 29, 2020
車バッテリーの突然死!
最近のバッテリーは高性能でさっきまで普通にエンジンがかかってたのに
なんて事もあると思います。
装着から3年くらい経っているバッテリーは注意が必要です。#バッテリーチェック#バッテリー点検
実施中です👍🏻https://t.co/iQIh2JH052
近年のバッテリーは高性能で、不具合や寿命がわかりづらくなっているといわれています。先ほどまで普通にエンジンがかかっていたのに、急にバッテリーがあがることがあるようです。
バッテリーの交換の目安
交換の目安は2~3年
世間は成人式ですが、私は車のバッテリーの交換してました。🚗💡
— fullfull@おもに平日撮影📷️ (@fullfull_photo) January 13, 2020
今のバッテリーは3年前に入れたものなので、そろそろ交換時期。
ディーラーで交換すると、バッテリーと技術料で2万6千円とられるのだけど、自分で交換だとバッテリー代が1万ちょっとするだけ💡
ずいぶん節約できました😄 pic.twitter.com/skH0axmy7Z
車を使う環境やバッテリーの種類にもよりますが、バッテリーの交換の目安はおよそ2~3年といわれています。雪国などバッテリーを酷使する地域では、シーズンごとに点検すると安心です。
車検ごとに交換がおすすめ
近年のバッテリーは性能がよくなっているぶん、3年以上持つことが多いです。しかし、安全のために2年ごとの車検で交換することをおすすめします。
車のバッテリーの選び方
バッテリーを購入するときは、カタログやパッケージなどを見て自分の車にあうバッテリーを選びましょう。
選び方①性能で選ぶ
コロナ対策で自宅待機して、長く車に乗って無かったらバッテリー上がってしまった😱
— windy-drone (@windy7drone) April 21, 2020
2年以上使用してたので、容量アップの性能の良いバッテリーに交換しました😁#コロナ対策 #自宅待機 #バッテリー #バッテリー交換 #性能アップ #panasonic #caos #オデッセイ #車 pic.twitter.com/krAcwQJKuD
バッテリーは車種ごとに適応する製品が違い、外箱に記載されたバッテリーの規格で選びます。例えば、規格が「70B24L」の場合、最初の2けた「70」がバッテリーの性能ランクです。数字の大きい規格のほうがより高性能で、容量やエンジンの始動力、劣化などを総合的に評価しています。
寒冷地用バッテリー
今日のアルテッツァ
— 棒ニキ/グレーチカ*🇯🇵🇯🇵🇬🇧🇬🇧🐅 (@Stickbrother) May 2, 2020
バッテリー寒冷地用D端子化
バッテリーサイズアップ pic.twitter.com/f4v8Vrxw0C
冬の寒さが厳しい寒冷地ではバッテリーの電圧が低下し、エンジンの始動力が悪くなります。寒冷地用バッテリーは、標準仕様のバッテリーよりもサイズや容量が大きく性能が高いです。
選び方②サイズと端子(L・R)で選ぶ
②D:数字の次に来るアルファベットは短側面のサイズ。性能が良いバッテリーを見つけることも大事ですが、サイズはもっと重要。可能であれば現在装着しているバッテリーの数字を確認して同じものを選んでおくと安心です。 pic.twitter.com/o23HxSRCHC
— 【公式】fcl.(エフシーエル)💡 (@fcl_ledhid) July 29, 2018
サイズは外箱に記載された規格で確認できます。例えば「70B24L」の「B」が短側面の長さを表し、A~Hの8サイズです。また「24」は長側面の長さでcm単位で表します。最後の「L」はプラスターミナルの位置で、右側にあるのが「R」、左側にあるのは「L」です。
選び方③充電制御機能の有無で選ぶ
こちらがエヌハイホンエムゴーゴースラッシュエーツーになります、充電制御機能搭載の軽自動車に最適!毎度ありがとうございます、帰っていいかな pic.twitter.com/qklZKocP2W
— たかしなひろゆきDX (@1SZr6zTvsxpg5cl) September 29, 2017
環境に優しいエコカーには「充電制御システム」が搭載されています。「充電制御システム」のメリットは、無駄な充電が制御されエンジンの負担を減らし省燃費につながることです。 充電制御付きの車に普通のバッテリーを使うと燃費が悪くなるため、充電制御対応のバッテリーを選ぶ必要があります。
選び方④アイドリングストップ機能の有無で選ぶ
近年はアイドリングストップ機能付きの車が多くなっています。アイドリングストップ機能とは、信号待ちや渋滞のときに自動的にエンジンを止める機能です。アイドリングストップ機能付きの車には、専用のバッテリーか、できるだけサイズ表示の頭の数字が大きいもの(性能がよいもの)を選びましょう。
選び方⑤保証期間で選ぶ
車のバッテリーが新調して一年で不調になりましたが保証期間という事で新品と交換となりましたが規格が変わったらしく容量がアップしてました(^_^;
— 放牧執事 (@situ_ji) June 7, 2019
たかがバッテリーの取り付けと侮り普段使ってない道具で済まそうとしたら倍以上時間がかかり思いのほか手こずってしまいました。道具って大事(^_^; pic.twitter.com/qfegnj5ovd
バッテリーの保証期間はメーカーや製品ごとに違いがありますが、2~3年の保証期間が多く走行距離はだいたい4~10万kmです。バッテリーの外箱には保証期間、走行距離などが記載されており、この期間が早めの交換時期としての目安になります。
普通自動車に軽自動車のバッテリーは使えるのかな?
普通自動車と軽自動車のバッテリーはサイズが違うため、軽自動車に適応するサイズを選ぶのがおすすめです。
車のバッテリーは規格で選ぼう!
市販のバッテリーの種類は豊富にありますが、その中から自分の車の規格にあったものを選ぶことが大切です。今回は特にネットで人気のおすすめバッテリーを4つ紹介しましたが、店頭などにある適応表を見て比較するのもよい方法といえるでしょう。
プラスターミナルとは、バッテリーのプラスとマイナスの端子の箇所です。