おしゃれな和室のアレンジ術
アレンジ術①長押(なげし)の小物かけ
和室の長押(なげし)を使ったアレンジ術です。ほとんどの和室に付いている長押(なげし)を、洋室のピクチャーレールに見立てて、小物をかけています。賃貸のアパートなどで傷をつけたくない場合は、長押フックまたは鴨居フックと呼ばれるフックが売っていますので、活用しましょう。
アレンジ術②木を吊るしたハンガーラック
こちらは天井からひもを吊るして、木の枝をかけた天然のハンガーラックにしています。ラックの脚の部分がないため掃除がしやすく、インテリアとしても見栄えがとてもよいです。一人暮らしの4.5畳や6畳の部屋でも、スペースを取らずにすみます。
アレンジ術③壁にカラーをつける
和室の壁の色を変えたアレンジ例です。持ち家の場合やDIYしてもいい賃貸の場合はペンキで直接塗っても素敵ですが、一般的なアパートの賃貸の人やもとにもどしたい人は、はがせる壁紙を利用して模様替えをしましょう。砂壁など凹凸がある壁だと壁紙は難しいので注意が必要です。
アレンジ術④ふすまを柄にする
ふすまを洋風にアレンジした例です。上の写真は北欧系の柄の生地を貼っています。北欧系の柄と木のナチュラル感がよくあっていますね。のりなしタイプのリメイクシートも売っているので、アパートで賃貸の人でもチャレンジできます。
和室にインテリアをレイアウトするポイント
家具を置く時の注意点
畳は柔らかいため、重い家具を置くと跡が残ってしまう場合があります。特に賃貸アパートなどは気を使うでしょう。畳に傷をつけたくないなら、カーペットの上に家具を置くようにしましょう。また、ホームセンターに売っている防振パッドなどのクッションを、家具の脚に敷くのもよい手です。
居心地のいいスペース
どんなにおしゃれな和室に変身させたとしても、居心地が悪ければ意味がありません。和室を使う用途を考えて、その上でインテリアを配置することが大事です。特に1ルームのアパートなどではスペースが限られているため、最初は必要最低限の家具だけにして、プラスアルファしていくとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。和室でもさまざまなコーディネートが可能です。4.5畳の小さいスペースの場合、子供部屋として活用してもよいでしょう。洋室では表現できない、和室ならではのアレンジもたくさんあります。これからアパートで一人暮らしする人や模様替えしたい人は、紹介した例を参考にしてみてください。