海水魚水槽を自作する方法!必要な知識・道具・材料・手順を解説!

海水魚水槽を自作する方法!必要な知識・道具・材料・手順を解説!

熱帯魚などの海水魚を飼育するための海水魚水槽の自作方法の特集です。自作水槽立ち上げのための道具や材料、手順のご紹介とともに海水魚の飼育に必要な知識も簡単にまとめました。自分だけの癒しのアクアリウム作りの参考になさってくださいね。

記事の目次

  1. 1.海水魚水槽を自作するには
  2. 2.自作海水魚水槽の立ち上げ用アイテム紹介
  3. 3.自作海水魚水槽の立ち上げ方法
  4. 4.海水魚の飼い方
  5. 5.海水魚水槽アクアリウム実例紹介
  6. 6.まとめ

自作海水魚水槽の立ち上げ方法

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ここでは、水槽の立ち上げ方法についてご紹介いたします。「立ち上げ」とは初心者には耳慣れない言葉ですが、アクアリウム好きのなかでは一般的な用語で水槽の最初のセッティングのことです。置き場所を決めて水槽を設置し、中の環境を整えて水を入れ、生体を入れるまでの一連を差します。

①置き場所を決めて水槽を設置する

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手順の最初は水槽の設置についてです。置き場所についての注意点は1つ「海水がかかると壊れる恐れがある電化製品の周囲は避ける」ことです。水槽に水が入るととても重くなり、水槽の移動が難しくなります。特に模様替えが難しい大型電化製品まわりはやめたほうがよいでしょう。

水槽や小道具すべてを水洗いする

製造時の機械油や汚れを水洗いで落とします。初心者にありがちなミスですが洗う際に洗剤を使うのはやめましょう。生体に影響が出る恐れがあるので水槽や中に入れる砂、機材などはすべて水洗いにとどめましょう。

②水槽に砂を敷き機材をセットする

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立ち上げの次の手順は水洗いした砂を水槽の底に敷き詰めます。砂の厚さは2~3センチ程度を目安にするとよいでしょう。砂を敷き終わったらフィルターやエアーポンプなどの機材をセッティングして水槽に取り付けます。機材のセッティング方法は取り扱い説明書を参考にするとよいでしょう。

③人口海水を作り水槽に注ぐ

フリー写真素材ぱくたそ

真水に専用の塩を混ぜて人口海水を作ります。水槽ではなくバケツなど別の容器で作るほうがよいでしょう。普通の塩水を作るようにパッケージの記載通りの容量で作りますが、カルキ抜きも必ず行ってください。最終的な塩分濃度は比重計を使って適切かどうか確かめたほうがよいでしょう。

砂が舞わないようにしずかに注ぐ

水槽に人口海水を注ぐ際は、砂が舞わないように気を付けて少しずつ静かに注ぐとよいでしょう。バケツから直接ではなく、計量カップのような小さな容器を使うと注ぎやすいですよ。計量カップがあれば立ち上げ後、人口海水を作る際にも便利です。

④機材を作動しバクテリアを入れる

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機材のスイッチを入れてバクテリアを入れます。このあとすぐに魚をいれてはいけません。魚が生育できる環境作りのためにバクテリアは必須なのですが、立ち上げ直後の水槽にはバクテリアはほとんどいないためバクテリアが増えるまで待つ必要があります。1~2週間魚を入れずに待ちましょう。

海水魚の飼い方

飼い方①水合わせ

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水槽に魚を入れる際には必ず、水合わせをしましょう。水合わせとは急激に環境が変わることで魚が病気にならないように水槽の水に慣らすために行う一連の作業で初心者でも簡単にできます。一般的に購入した魚はビニール袋に入っているので、まずはビニール袋の水の温度を水槽に合わせるところからはじめるとよいでしょう。

水合わせ方法は下記を参考に

  1. 水温を合わせるために袋に入ったまま1時間程度水槽に浮かべます。
  2. 袋の水ごとバケツに魚をうつします。
  3. バケツの水を少し減らし、減らした分バケツに水槽の水を足して10分待ちます。
  4. 水の移し替えを何度か繰り返して魚の様子に問題がないか確認します。
  5. 魚を網ですくい水槽に移して完了です。
  6. エサは翌日から少しずつあげてください。

飼い方②水換えタイミングと方法

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水槽の水は、フンや食べ残しのエサなどで徐々に汚れてしまいます。また蒸発によって水かさが減り、塩分濃度が上がってしまう場合もあります。汚れた水は熱帯魚の健康によくないので定期的に水換えを行うとよいでしょう。

水換えは1週間に1回1/3ずつが目安

水換えは1週間に1回1/3ずつ行うとよいとされます。ポンプを使う場合は、水換えと同時に砂の中に混じったゴミの掃除も行えます。水道水のカルキ抜きも必要ですが「水温」と「塩分濃度」にも気をつけてください。

  • 水温…なるべく水槽と同じ水温にしましょう。
  • 塩分濃度…比重計などで測りながら人口海水を作るとよいでしょう。蒸発などで水槽の塩分が濃くなっている場合は水槽にカルキ抜きした水道水を足して調整します。

排水は直接排水溝に注がない

水槽から排水する際はポンプから直接排水溝に接続せず、いったん古い水をバケツなどで受け止めてから排水溝に流すことをおすすめします。中継点を置くことで、万が一水槽内の魚や小エビなどの生き物をポンプに吸い込んでしまった場合の事故の予防になります。

新しい水はしずかに注ぐ

水足しはしずかにゆっくり行うとよいでしょう。注ぐ際に片手で受け止めるか、計量カップなどを使って注ぐと水足しがはかどります。あまりゆっくり注ぎすぎても水温が変わってしまうので、水槽内の砂が舞わない程度の速度を目安にするとよいでしょう。

フィルター清掃は後日にする

水換えしたばかりの水槽は一時的にバクテリアが少なくなっています。水質を維持するためにフィルター掃除も行いたいのはやまやまですが、バクテリアはフィルター内に多く生息しているのでフィルター掃除を水替えと同時に行うとバクテリアが少なくなりすぎる恐れがあります。急激な変化は魚の健康によくないので、フィルター掃除はできれば後日に回したほうがよいでしょう。

飼い方③過密水槽に注意

フリー写真素材ぱくたそ

熱帯魚の飼い方に慣れてくるといろいろな魚を入れたくなる気持ちはわかります。しかし海水魚水槽を維持管理するために、魚の入れすぎに注意しましょう。魚を入れすぎた水槽は過密水槽と呼ばれ、水質の浄化が間に合わなくなり、水が濁ったり酸素が足りなくなるなど魚の生育に適さない環境になる恐れがあります。

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海水魚水槽アクアリウム実例紹介

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