レデッカーとは？ブラシメーカー？その歴史や代表的アイテムを紹介！

レデッカーは、ドイツの老舗ブラシメーカーです。天然素材を使ったハンドメイドにこだわるレデッカーでは、熟練された職人たちの手によって、ひとつひとつ丁寧に作られています。ハンドメイドで作られた製品は、使えば使うほど手になじみ、木のぬくもりを感じます。レデッカーでは、ブラシのほかにもさまざまな家庭用品を作っています。

レデッカーは、1936年にドイツで創業されました。レデッカー社の歴史は3代に渡っています。創始者のフレデリック・レデッカーは、4歳のときに視力を失いました。ブラシを作り始めたのは、目の見えない人が受ける職業訓練でした。そして、妻と3人の子どもに恵まれたフレデリックが作った会社が「レデッカー」です。フレデリックの死後、末っ子のガーネットが跡を継ぎました。そして、現在3代目のフェリックスが引き継ぎ、その伝統をさらに広げています。

レデッカーが長い年月人々から愛されてきたのは、天然素材を使っていることだけではありません。シンプルでスタイリッシュなデザインが、見た目だけでなく、使いやすさでも評価され愛用されているのです。レデッカーの商品は、掃除しやすさをよく考えられていて、そのデザインがまた素敵です。出しっぱなしでも素敵なレデッカーの製品は、北欧インテリアにもよく使われています。

レデッカーが創業されたドイツは、お掃除の国ともいわれます。レデッカーの商品には、掃除しやすいさまざまな工夫がされています。ここでは、レデッカーの代表的なお掃除グッズである「はたき」を2種類ご紹介しましょう。どちらもスタイリッシュなデザインなので、北欧インテリアによく登場します。

オーストリッチ（ダチョウ）のはたきといえば「レデッカー」というほど有名な商品です。レデッカーのはたきに憧れて、類似商品を探し求める人もいるほどです。ダチョウの胸の羽が使われていて、とても柔らかいはたきです。羽部分が黒いので汚れが目立たず、リビングなどにそのまま掛けておいてもいいでしょう。

天然羊毛100%のはたきは、軽くてとても使いやすいと評判です。羊毛がとても柔らかいので、ピアノやオーディオ機器などのデリケートな家具にも安心して使えます。ブラシの汚れは、水洗いもしくは中性洗剤で洗って、直射日光を避けて乾かすだけです。お手入れも楽なので、汚れを気にせず使えます。

レデッカーの代表的な商品として、ほうきもよく取り上げられます。レデッカーのほうきは、なんといってもこの赤い柄が女子心をくすぐります。デザインがかわいらしいので、部屋に吊るす収納にしてもインテリアになるのではないでしょうか。ドイツでは、子どものお手伝い用とされるほうきですが、大人でも玄関掃除などで十分使えます。