はじめに
住み始めはどの家もスッキリしていますが、年月がたち家族が増えると物は必然的に増えます。特にリビングやキッチンは日常使いのアイテムが多いため、ごちゃごちゃしている空間にストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。まったく物のない部屋にするのは難しいですが、ポイントを押さえて快適空間を作りましょう。
生活感のない部屋とは
生活感がある部屋をよいように表現すると「あたたかみがあって親近感がわく」ですが、悪く表現すると「所帯じみている」です。「生活感ある部屋だね」と言われて嬉しいとは思う人は少ないでしょう。ただ、この記事でご紹介する生活感がない部屋とは「住んでいないような部屋」という意味ではなく「住んでいるけれどきれいな部屋」です。まずはおしゃれかつホテルのような快適空間を作るコツについてご説明します。
①表に出さない
リビングは1日の大半を過ごす場所なので、物がいちばん集まります。なるべく収納したいけれど頻繁に出さなくてはならないものをしまい込むと使い勝手が悪くストレスがたまります。そこで、上記画像のように見せない工夫をすると物がない空間を演出できます。ティッシュボックスやリモコンは下手にDIYでおしゃれにするよりそのままで、取り出しやすい位置に隠すのがおすすめです。
②置く場所を決める
部屋が散らかる原因は「物を置く場所が決まっていない」「家族で置く場所を統一しない」からです。収納ケースにタグをつけるなどし、アイテムひとつひとつに置く場所を決めてあげると家族も同じ場所に片付ける習慣がつくため、部屋をきれいに保てます。最近は100均にも素敵なタグが販売されているので、つけるタグを工夫すればダサい部屋になることはありません。
③床に物を置かない
きれいな部屋を保っていても、床に物が置いてあるだけで生活感があるダサい空間になってしまいます。いつでもきれいな空間を演出するコツは床に物を置かないこと、片付けが苦手な方は、まずは床に直置きしているアイテムを片付けてみるとよいです。
④使うのは3色まで
生活感のあるアイテムが片付けられ整理整頓された部屋でも、ごちゃごちゃして落ち着かない部屋はあります。原因はたくさんの色を使っているから、生活感のない部屋を演出するポイントのひとつとして挙げられるのが配色です。家のテーマカラーを1色決め、インテリアやカーテンはその色に合った物を選ぶ、またお気に入りの色と合わせるのは2色までにする(テーマカラーと合わせて3色)とスッキリ空間になります。
⑤アイテムを活用
生活感のない部屋とは、どれだけ物を見せないかで決まります。
- ティッシュペーパー
- 家電製品のリモコン
- 電気コード
- 学校行事などの予定表
- 室内干しの洗濯物
- 電話機やインターフォン(デザインによる)
出典:筆者撮影