ミニマリストとは?
ミニマリストとは、持ち物をできるだけ減らし、必要最小限のものだけで暮らす人の事をいいます。自分にとって本当に必要なものだけを持つことで、心が豊かに暮らせるという考え方を持ち、大量生産・消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルのことを「ミニマリスト」といいます。ミニマリストは、最小限を意味する「minimal(ミニマル)」から派生した造語です。
ミニマリストの定義
ミニマリストのイメージはワンルームや1kなどの狭い一人暮らしの部屋に、家具が何も置いてないような簡素な空間をイメージする方が多いのではないでしょうか?ミニマリストは少ない必要最低限のもので暮らす人のライフスタイルであり、個々に必要最低限なものは異なるため、定義は存在しません。ミニマリストという言葉が日本で広まりはじめたのは2012年ごろといわれ、同時期に「断捨離」という言葉も広まりました。ミニマリストは「人」を指し、断捨離は「片付け」を指します。
定義がない以上、自分が簡素に暮らしていると思えば、「ミニマリスト」は自称できるっていう事だね。
断捨離とミニマリスト
断捨離(だんしゃり)とは、ヨガの「断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)」から生まれた言葉で、
- 断:要らないものを断つ
- 捨:家にある不要なものを捨てる
- 離:物への執着から離れる
確かに、ミニマリストと断捨離は近いものだと思っていたわ。ヨガから生まれたのは知らなかった~!
断捨離は単なる掃除・片づけとは異なります。「もったいない」「使えるか」「使えないか」などのモノを軸とした考え方ではなく、「このモノは自分にふさわしいか」という問いかけ、つまり主役は「モノ」ではなく「自分」。「モノと自分との関係性」を軸にモノを取捨選択していく技術です。
ミニマリストになるには?
ミニマリストになるには、必要なものだけを残して、あとは断捨離することから始めるといいでしょう。家具や家電に限らず、衣類やリネン系、生活雑貨やラグなどインテリア。女性の場合は化粧品や美容道具など、これだけはないと困る!というものを仕分けして、片付けていくと不要なものがなくなり、心もスッキリします。
おしゃれなミニマリストの部屋を5選ご紹介!
部屋を模様替えしたり、引っ越したり、部屋づくりって意外と難しいですよね。これから一人暮らしを始める、引っ越しをする、心機一転断捨離をする!という方はライフスタイルを変えるチャンスです。ここからは、狭い空間でも簡素になりすぎず、少ないものでもおしゃれな部屋づくりに参考になるポイントを5つの部屋で紹介していきます。
おしゃれなミニマリストの部屋① リビング・ダイニング
「ダイニングテーブル」、「ダイニングチェア」、「照明」、「冷蔵庫」、「オーブンレンジ」。ごちゃごちゃする飾りものや、収納家具はないのに、とてもすっきりしておしゃれなインテリアです。木目調とホワイトの統一感もあり、暖かみがある印象を受けます。
フローリングとシンプルな壁紙にもマッチしていて、とてもおしゃれね!
ほとんどを置かないスタイル:リビング
ダイニングチェアやリビングのテーブルなどなく、パソコンとクッションのみというとてもシンプルなインテリアです。無駄なものは一切ありません。たとえば、仕事で毎晩寝に帰るだけという場合や、ものが多いと落ち着かない場合は、このくらいスッキリしていた方がかえってリラックスできるかもしれません。
うんうん、これぞ「ミニマリスト」っていうイメージにピッタリだ!
おしゃれなミニマリストの部屋② キッチン
ついつい調理器具や家電などでゴチャゴチャしやすいキッチンも、必要最低限のものを、見えないように収納すれば生活感のないシンプルな空間になります。最近は一人暮らし用の賃貸でも収納力のあるキッチンが増えているため、引き出しの中などをうまく活用すると片付けも楽になります。
人によって、暮らしで絶対に必要!っていうものは違うもんね。ものが多少あっても、「私はミニマリスト!」といえばミニマリストっていうことよね?