タペストリーの飾り方実例7選！壁を傷つけずにおしゃれに飾るには？

賃貸の部屋で壁などに絶対に傷つけない掛け方にしたい場合は、写真や賞状のフレームに布を入れて立て掛けましょう。紐を付けて吊るすのが難しいときに、玄関の下駄箱やリビングの飾り棚に置けます。フレームに入れるとフィルムでカバーされるのでタペストリーが汚れません。

木製やコルク、厚紙などのボードに気に入った布を貼る、ファブリックパネルに仕立てた飾り方で立てかける方法もあります。ボードに発泡スチロールを選ぶと、軽くて両面テープで壁を傷つけないで貼れますよ。余った小さいサイズの布を使って、廊下のコーナー部分や飾り棚などのちょっとした空間に飾ってもおしゃれです。

掛け方にこだわるなら、タペストリー用のハンガーがおすすめです。使い方は布の上下をハンガーの棒の窪みに挟み込み、紐を結んで固定します。棒の左右にも紐を取り付けて、フックなどに掛けると作業は完了です。下部にも棒を取り付けるため、風でめくれません。玄関や風通しがよい場所でも安全に飾れるでしょう。

棒に紐を固定する使い方のハンガーは、溝に布を挟み込む付け方が難しいと感じる方も多いです。上下の棒にマグネットが付いているタイプは、間に布を入れて棒で挟むだけでハンガーに固定できます。紐での取り付け方をするハンガーよりも値段が高めですが、楽に作業ができ、初めてタペストリーを飾る方でも固定しやすいでしょう。

お正月やひな祭りなどをテーマにした柄のタペストリーの場合、短い期間だけハンガーに掛け替えるのは面倒でしょう。棒を挟み込めるサイズの洗濯バサミを使って留める掛け方ですと手間がかかりません。透明なプラスチックのタイプやステンレスの洗濯バサミが使いやすいです。イベントが終わった後は、すぐにタペストリーを取り外せます。

小ぶりなサイズであれば、刺繍枠で布を挟んでタペストリーとして飾れます。ナチュラルな木枠や色とりどりのプラスチック枠があり、布のデザインや雰囲気に合わせて選ぶといいでしょう。枠の留め金の部分をフックに付けられますし、紐で結び付ける掛け方でも固定できます。

小さな布が多い場合は、三角や四角などの適当な大きさに切り揃えましょう。紐に貼り付けるか縫い留めるかしてつなげてガーランド風に吊るすといいでしょう。壁に2つフックを付けて、両端に紐を結んで飾れます。周囲を縫うのが大変なら、ピンキングばさみで周りをカットするとほつれにくいです。

壁にたくさんタペストリーを飾ると、十分なスペースが取れなくなる場合があります。天井へ付けるなら落ちにくいように、薄手の布で軽い布をタペストリーに選びましょう。天井へ重量のあるマルチクロスを掛ける場合は頑丈に留める必要があるでしょう。ベッドの上に掛ける場合は、寝ている間に天井から落ちてこないように注意が必要です。

天井へピンや画鋲を使った付け方はしっかりと固定されますが、天井に傷が付く恐れがあります。傷が目立たない天井用のピンを利用するか、養生テープと両面テープを貼る使い方で天井にタペストリーを固定するやり方がおすすめです。

布天井はエステサロンや美容院などで見られます。天井に布を吊る使い方をすると照明の光が柔らかくなり、リラックスできますね。自宅でも耐荷重が5kg程度のフックを使って吊るせます。ただし、ピン留めで固定する付け方でないと重みで落下するかもしれません。天井を傷つけない掛け方だと難しいでしょう。