コンテナハウスのメリット・デメリットまとめ!別荘に特におすすめ?

コンテナハウスのメリット・デメリットまとめ!別荘に特におすすめ?

工事現場の事務所などというイメージが強いコンテナハウス。このところではコスパを抑えた住居としても注目されています。ここでは、コンテナハウスのメリットやデメリットをまとめ、住居や別荘として使う際のメリットやデメリットをお伝えいたします。

記事の目次

  1. 1.コンテナハウスとは
  2. 2.コンテナハウスのメリット
  3. 3.コンテナハウスのデメリット
  4. 4.コンテナハウスは自作できる?
  5. 5.コンテナハウスが別荘におすすめの理由
  6. 6.まとめ

コンテナハウスとは

出典元:Unsplash

法律に準じた建築用のコンテナを躯体として作る住宅を、コンテナハウスといいます。内装の自由度が高いということと、積み重ねや、横に並べるといったこともしやすいので、自作を取り入れた自分好みの間取りを楽しめます。このところではコンテナハウスを専門に扱う業者も増えてきました。

コンテナハウスの利用例

コンテナハウスの別荘が欲しい、店舗をコンテナハウスにしたいなど、低コストかつおしゃれな住居であるコンテナハウスを検討する人も増えています。中古でも業者と相談して自分好みにDIYしたいという人のために、コンテナハウスの利用例を紹介します。DIYのヒントがみつかるかもしれません。

①開放的なリビングスペース

リビングに大きなサッシ窓を入れて、眺望を優先させた例です。ウッドデッキスペースと直結しているので、アウトドアなどにも最適ですね。日差しも部屋に入りやすく、過ごしやすい空間です。

②コンテナを2つ並べる例

コンテナハウスを2台並べて中央に階段を設置した例です。屋上はオープンスペースとして使えます。また店舗とバックヤード、店舗兼住居というように2つのコンテナハウスを使い分けできるところもアイディアのひとつです。こういった方法も土地の有効活用につながります。

③おしゃれな店舗

ウッドデッキがおしゃれな居酒屋です。外観は武骨な感じがしますが、内装は柔らかく落ち着いた雰囲気が出ています。飲食店スペースの場合、開店まで法令や間取りといった部分で制約が出やすいのですが、コンテナハウスは自由度が高いため、業者と相談しながらクリアできるよう工夫していくことができます。

④物置スペース

コンテナハウスはオーダーメイドができます。このように観音開きの扉をつけて一部を物置スペースにできるところにも着目すべきでしょう。扉をつける場合自作は難しいですが、改めて物置を購入する手間が省けます。さらに価格を抑えて住居が持てるメリットが生まれます。

コンテナハウスの現状

かつては鉄道や船舶輸送に使われたコンテナなどを改装して使う方法もあったようです。現在は建築基準法などの兼ね合いから、輸送用コンテナを住宅用の躯体として使うことはできません。JIS(日本工業規格)で定められた鋼材を用い、JIS認定工場で溶接をしていることが必要だからです。

コンテナハウスの用途

コンテナハウスはどのような使い道があるか?という疑問を持つ人もいます。バイクなどのガレージや倉庫として使われるほか、店舗や住居といった住宅としても用いられるようになりました。コンテナハウスを利用したホテルもあるほどです。アイディア次第で幅広い暮らし方ができるとして注目されています。

コンテナハウスとプレハブの違い

プレハブとコンテナハウスの違いについて疑問を持つ人も見られます。プレハブは軽量鉄骨製、コンテナハウスは重量鉄骨製です。またプレハブは、材料をイチから組み立てるため工期が7日間ほどかかりますが、コンテナハウスは壁や窓などが設置されたユニットを組み立てるだけなので1日~2日ほどの工期で完成します。

コンテナハウスの価格

ある業者の提示する価格は、3坪(10㎡・約6畳換算)300万円からです。ワンルーム住宅で500万円、店舗用途であれば19坪(約62㎡・約10畳換算)で1,000万円程度の見積をしています。一般的な住まいである2階建住宅としてコンテナハウスを検討する場合は、内装含め1,500万円からの見積が必要です。

家一棟購入するよりは価格が安い!業者に見積を依頼したいです。

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コンテナハウスのメリット

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