スチームクリーナーの選び方
スチームクリーナーといっても種類がいろいろあって、どれを選べばよいか悩む方もいるでしょう。ここではスチームクリーナーのハンディ、スティック、キャニスター3種類についての特徴や、その他の選び方のポイントをまとめたので参考にしてみてください。
種類で選ぶ
スチームクリーナーにはコンパクトなサイズが特徴のハンディ、掃除機のようなタイプのスティック型、キャニスター型の3種類があります。スチームクリーナーをどこで使用するかに合わせてタイプを選んでみましょう。
持ち運びが楽なハンディタイプ
ハンディタイプは軽量で持ちやすく、キッチンやリビングなど細かい場所をきれいに掃除するのにぴったりです。クッションやソファ、衣類などに高圧スチーマーをあてれば、染み抜きもでき除菌もできますよ。しかしハンディ型は小さいので、給水タンクの容量も少なく、使用時間も限られてくるので注意しましょう。
床掃除に最適なスティックタイプ
長細い形状のスティック型は床掃除をするのに便利です。フローリングや畳などの床は、面倒なのでなかなかモップや雑巾を使って水拭きや乾拭きする方も少ないでしょう。そんなときはスティック型のスチームクリーナーなら、掃除機感覚で楽に床拭きができますよ。油でベタベタになるキッチンの床も、スチームクリーナーがあれば洗剤などを使わずに簡単に取り除けて便利です。
室内でペットを飼っている方や小さい子どもがいる家庭には床を除菌するのにぴったりよ。
さまざまなシーンで活躍するキャニスタータイプ
キャニスタータイプはサイズも大型になりますが、給水タンクの容量も大きく、長時間使用する場合に向いています。1回の給水で家中の掃除ができて便利ですよ。またハンディタイプのように細かい部分の掃除には不向きですが、ノズルを変えればさまざまな場所で使うこともできます。
加熱方法で選ぶ
スチームクリーナーは高温の蒸気を作り出すための加熱方法が、ボイラー式とパネル式の2種類に分かれます。
威力が強く強力なボイラー式
ベタベタ油やなかなか落ちない汚れをきれいに取り除きたいなら、強力なボイラー式がおすすめです。ボイラー式は約100℃以上の温度のスチーマーがでるので、カーペットや布製ソファなどを除菌するのにも向いています。しかし温度の高い蒸気を作り出すためには時間もかかるため、すぐに使いたい場合にはおすすめできません。
使用している途中で給水が必要になっても、中が高圧状態だとすぐに給水できないのも難点よ。
手軽なパネル式
パネル式は熱した板状のパーツの上で、水を温めて水蒸気を作ります。ボイラー式と比べてもスイッチを入れてから使用するまでに時間もかかりません。その分、スチーマーの温度も100℃まで達しませんが、日常的な掃除に使うには問題ありません。しかし頑固な汚れを取り除きたい場合には不向きなので、汚れがひどい場合にはボイラー式を使いましょう。
衣類の染み抜きに使用する場合ならパネル式でも問題ありませんよ。
安全性を確認する
スチームクリーナーは高温の蒸気がでるため、やけどには十分注意して使用しましょう。万が一子供が触ってもやけどしないよう、チャイルドロック機能や高温度になると自動的に電源を切る機能など、安心できる安全機能がついたもを選ぶのがよいでしょう。
メーカーを確認する
スチームクリーナーの選び方のポイントとして、メーカーを重視して選ぶのも1つの手ですよ。
KARCHER(ケルヒャー)
スチームクリーナーで有名なメーカーと言えば、ケルヒャーです。ケルヒャーのスチームクリーナーは高性能で、世界中のプロたちから愛用されています。他の商品と比べても値段は少し高くなりますが、迷ったらケルヒャーを選んでおけば失敗することはないでしょう。
アイリスオーヤマ
さまざまな家電製品をリーズナブルな価格帯で販売しているのがアイリスオーヤマです。もちろんスチームクリーナーも販売しています。値段が安くても機能や性能に問題はなく、値段以上の効果を実感できますよ。
まとめ
スチームクリーナーは時間がかかる掃除も時短でき、なおかつ素早く汚れを取り除いてきれいにできる便利アイテムです。スチームクリーナーが1台あれば、家中きれいに掃除でき清潔な状態を維持できますよ。スチームクリーナーには小型なハンディ、掃除機に似たスティック、キャニスターの3種類があるので、3種類を比較して、使用頻度の高い場所に合わせて最適なものを選んでみてください。
衣類の染み抜きは意外に大変なので、スチームクリーナーをうまく活用してみましょう。