北欧インテリアのコーディネート実例12選！雑貨や家具選びのコツを解説

北欧インテリアは、ナチュラルなシンプルさが魅力です。北欧とは、北ヨーロッパに位置するフィンランド、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの4カ国をさします。冬季は日照時間が短く、とても寒いところです。必然的に家時間も増え、居心地よく快適な空間づくりが北欧スタイルを生みだしました。

北欧は、位置的に暗い時間帯が多くなります。そのため、部屋のなかを明るくしようとインテリアにホワイト・ベージュを多く使います。近年では、グレーも人気です。雑貨や家具でアクセントのように好きな色を足したり、植物で緑を入れたりします。基本カラーは、そういった色みを引きたてる役割もあります。

北欧インテリアに多く取り入れられているのが、北欧ブランドのマリメッコが使ったことで知られる大柄です。生活雑貨や小物に取り入れ、メリハリをつけて楽しみます。ほかにも、フィレイソン、ダーリングレメンタインなどのブランドも有名です。基本カラーのシンプルな空間に、ボタニカルや幾何学模様のクッションカバー、ラグ、カーテン、食器などでアクセントをつけます。

木目調の家具も北欧インテリアにはかかせません。あたたかでナチュラルな空間づくりを叶えてくれます。柄や色みは抑えめで、基本カラーと木のぬくもりが溢れる部屋は大人気です。自然が人間を癒すように、木目調の家具が心地よい気分へ運んでくれるでしょう。北欧インテリアのほっこりした雰囲気は、ウッディな家具の存在が重要です。

諸説ありますが、極寒の北欧では床下暖房が活用されるため、家具や収納しているものを傷めないよう、足つき家具が普及したといわれています。また床と家具の間にすきまがあると、部屋全体がひろく感じられます。軽やかでおしゃれなデザイン性は、スッキリシンプルな北欧インテリアにかかせません。

ナチュラルコーディネートは、多くの人が思い浮かべる、あたたかでシンプルな北欧スタイルです。ナチュラルコーディネートでまとめるポイントは、全体的に基本カラー×パステルの配色、明るめな木目調家具、丸みをおびた家具を選ぶことです。

基本カラーに、明るめな木目調家具をバランスよく取り入れるとナチュラルコーディネートにまとまります。ラウンドテーブルや丸みのおびたイスを置くと、やさしい印象を与えます。クッション、ラグ、観葉植物の緑でアクセントを入れてみましょう。調和のとれたインテリアは部屋全体がひろく感じられ、一人暮らしのワンルームにも取り入れやすいです。

基本カラーのホワイトやグレーで、調理台やキッチン家電を統一するとシンプルでスッキリした印象を与えます。また、北欧インテリアでは見せる収納として、壁に飾り棚をつくることも多いですよ。置物や調味料を飾るさけで、グッとおしゃれさがアップします。キッチンやダイニングの照明は、低めのペンダントライトがおすすめです。電球の明かりが、あたたかな空間を演出してくれます。

木目調だけで統一された玄関は、ゲストをあたたかく迎えます。よりナチュラルな雰囲気なら、明るめの木目調がぴったりです。照明、ガーランドなどで彩りを加えてみましょう。ナチュラルの定番のドライフラワー、子どもが描いた絵を飾るのもよいでしょう。北欧テイストの小物類は、一人暮らしのワンルームの玄関でも挑戦しやすいです。

ウッディな大きめの飾り棚は、寝室にも向いている家具です。お気に入りの写真立てや雑誌、小物を飾ると自分だけの鑑賞スペースがつくれます。飾り棚とシンプルなベッドだけを配置して、部屋全体もスッキリと見せましょう。アクセントとして、大柄やストライプ柄のファブリックを加えてるのもおすすめです。