珪藻土(けいそうど)とは?
珪藻土は、土という漢字が使われていますが、実は化石でできています。海などの水辺に生息している珪藻の死骸が蓄積していき、化石化したものを細かく砕いたものが珪藻土となります。下記でもご説明しますが、吸水性に優れているため傘立てや壁などに使用されることが多いです。
珪藻土の特徴
吸水してくれる
珪藻土には小さな穴の開いた細かい粒子があり、その穴が空気中の水分を吸い込んでくれるので除湿してくれます。これが一番の珪藻土の特徴と言えます。また、空気が乾燥しているときには含んだ水分を適度に放出することで一定の湿度を保つことができます。
臭いの問題も解決
空気中にある臭いの含まれた湿気を珪藻土が吸い込んでくれるので、消臭効果もあります。室内が乾燥しているときは、臭い成分を取り除いた水分を放出するので、臭いを感じることはほとんどありません。
空気をきれいに
珪藻土の細かい穴は、人体に害を及ぼす物質を吸収してくれるので、健康に気を使っている方にもうれしい効果です。さらに、珪藻土の湿気を防ぐ働きには、カビやダニなどの繁殖を防いでくれるので、アレルギー対策にもなります。
珪藻土の傘立ての種類
失敗のないように2つの傘立てのメリットデメリットをご紹介します。自分にあった傘立てを選ぶのに参考にしてみてください。
珪藻土の傘立ては2種類
珪藻土を使用した傘立てには、大きく分けて2種類のタイプがあります。普通の傘立ての底の部分が珪藻土になっているスタンドタイプ。もう一つは、珪藻土を使用したプレートを置くだけのプレートタイプです。自分にあった傘立てを選べるようそれぞれの特徴をまとめてみたので、参考にしてみてください。
スタンドタイプ
メリット
大きな特徴として、何本かの傘を同時に立てかけて置くことができます。また、壁に触れることがないので壁が濡れる心配がなく、傘を収納しやすいです。折りたたみ傘を収納できるものなどもあり、汎用性に優れています。
デメリット
デメリットとして、基本的に大きめなサイズなので、玄関のスペースが確保できないと置くことができないということです。玄関の幅をとってしまうので、狭い印象になってしまうこともあります。
プレートタイプ
メリット
プレートタイプは、置くだけなので玄関の場所をとりません。また、小さいので手入れも簡単にでき、使わなくなった時にも対処が楽になります。玄関のスペースに余裕のない方や、一人暮らしの方におすすめです。
デメリット
プレートタイプは、小さいので傘を何本か立てかけたい方には、不便なものになるかもしれません。それから、プレートタイプには壁がないと傘を支えることができないので壁がないところでは、使うことができません。また、折りたたみ傘を置くには不便と言えます。
特徴を見極めて選ぶ
2種類の特徴を知っておくことで、買った後に後悔することはなくなります。2つのメリットデメリットを見比べて自分に合った方を選びましょう。
珪藻土の傘立ておすすめ①
シービージャパン 傘立て ホワイト トール 珪藻土付き アンブレラスタンド SMART
参考価格: 3,324円
通販で購入できるこちらの傘立ては、スタンドタイプで見た目はワイヤー製のシンプルなデザインになっています。無駄のないデザインなため、どのような玄関でも見た目を崩すことはなさそうです。機能性も優れていて、長傘はもちろん靴ベラやステッキ、折りたたみ傘も収納可能。底がすべて珪藻土のプレートなので、衛生面も安心です。
珪藻土の傘立ておすすめ②
不二貿易 傘立て 幅14cm ブラック 珪藻土付き スクエア 四角 26964
参考価格: 2,493円
こちらも通販で購入できるスタンドタイプの傘立てですが、おしゃれなデザインになっています。カラーもブルーなどがあり玄関に色味を出したい方におすすめです。また、スタンドタイプの中ではコンパクトな方なので、幅をとりたくない方にもおすすめできます。こちらも底が珪藻土になっているのでしっかり吸水してくれます。
珪藻土の傘立ておすすめ③
アンドエヌイー(&NE) 珪藻土アンブレラスタンド 雲 NIT-039-KU
参考価格: 1,361円
こちらは、プレートの凹みに傘の先端を置き壁に立てかけて使用します。プレートタイプはやはりコンパクトなので省スペースで済むのがうれしいです。スタンドタイプの傘立てと比べて、値段の方が安く済むのもプレートタイプの特徴。100均でも購入できますが、品質にこだわりたい方にはこちらがおすすめできます。
珪藻土の傘立ておすすめ④
実は、珪藻土の傘立てはダイソーやキャンドゥなどの100均でも手に入れることができます。プレートタイプなので、場所をとらずに置いておけます。もちろん、100円で手に入れることができるので、気になっている方は試しに買ってみてもいいのではないでしょうか。
珪藻土の傘立ておすすめ⑤
こちらの傘立ても、100均で入手可能な傘立て。先ほどご紹介した傘立てもプレートタイプでしたが、100均で購入できる珪藻土を使用した傘立てはプレートタイプのようです。スタンドタイプをお探しの方は、本記事でもご紹介した、通販で購入可能な傘立てを探してみたはいかがでしょうか。また、100均の傘立ては種類が少ないので見た目にこだわりたい方は避けた方がいいかもしれません。
まとめ
吸水性に優れた珪藻土の傘立ては、梅雨の季節や雪の季節、傘を頻繁に使う季節にはぜひ持っておきたいものです。玄関などの湿気で悩まされている方には、必需品となるアイテムではないでしょうか。珪藻土の傘立てを初めて知った方、購入するか悩んでいる方のお力になれたら幸いです。