熱収縮チューブとは？
熱収縮チューブは身近では靴ひもの先端止めなどで使われます。基本的な役割としては、ケーブルの保護や耐久性強化、配線の防水や防滴目的などがあり活用できる場面がとても多いです。この記事では、熱収縮チューブの作業手順や熱収縮チューブの作業効率を上げる人気のヒートガンをご紹介します。
熱収縮チューブの特徴
熱収縮チューブにはどのような特徴があるのでしょうか。以下に、熱収縮チューブの特徴をご紹介します。
特徴①熱で収縮する
思いついたのでやってみたら上手くいったシリーズ
— ロドリゲス井上@ ROD技研2/26PSJ Cup3/12いちごサバ 🍓3/19中部ガンマ (@Rod_Inoue) October 10, 2019
熱収集チューブでフラッシュライトのカバー
30mmφのポリカ板に、その上から秋葉原ガード下で入手した30φ相当の熱収縮チューブを被せてヒートガンでキューってやったら、ヤバいクォリティの保護カバーができた
これドットサイトにもイケるんじゃね？ pic.twitter.com/9P7gkNQyWd
熱収縮チューブは、熱することで原料が化学反応を起こして径が収縮します。熱収縮チューブが縮むためには最低90℃以上の熱が必要ですが、チューブの材質や内厚によってはこれ以上の温度が必要です。
熱収縮チューブに熱処理を施すために用いるものに、「ヒートガン」という専用の工業用ドライヤーがあります。
特徴②物を密着できる
こんなの売ってるの見たけれど
— まこと (@makoto_HLSY) February 21, 2019
どこのご家庭にもある熱収縮チューブとヒートガン使えば同じこと出来るよねw pic.twitter.com/hnDo8f5pl7
熱収縮チューブは熱を加えられることでチューブを収縮し、中のものと密着して固定されます。また、ある程度の段差があってもフィットしやすいという特徴があります。
特徴③様々な種類がある
☆ 熱収縮チューブコーナー ☆
— マルツ福井営業所（二の宮店） (@marutsufukui) February 11, 2020
ヒートガンなどで熱を加えると直径方向に半分程度に縮む(細くなる)チューブです。
電線をはんだづけした際の絶縁被覆などにお使い頂けます。
１mにカットされた物や、細かいセット商品など、各種取り揃えておりますので、是非いかがですか～ヾ(*・ω・)ノ ♪ pic.twitter.com/ZoHJz85ADn
熱収縮チューブには一層熱収縮チューブと二層熱収縮チューブがそれぞれスペックが違います。また、素材別やサイズ別などでも様々な種類があります。
熱収縮チューブの選び方
熱収縮チューブは家にあるものを使って電気コードの修理などが手軽にできます。例えば、工具の滑り止めや靴ひものほつれ防止などに使っている人もいます。以下に熱収縮チューブの選び方をご紹介します。
選び方①種類で選ぶ
☆ 熱収縮チューブコーナー ☆
— マルツ福井営業所（二の宮店） (@marutsufukui) February 11, 2020
ヒートガンなどで熱を加えると直径方向に半分程度に縮む(細くなる)チューブです。
電線をはんだづけした際の絶縁被覆などにお使い頂けます。
１mにカットされた物や、細かいセット商品など、各種取り揃えておりますので、是非いかがですか～ヾ(*・ω・)ノ ♪ pic.twitter.com/ZoHJz85ADn
熱収縮チューブには収縮率によって以下のような種類があります。また、透明なものもあり、それぞれの特長を理解し使用目的に合わせたものを使いわけましょう。
一般的な熱収縮チューブ
熱収縮チューブの主な材質はシリコンゴムや塩化ビニール、フッ素系ポリマーなどです。一般的な熱収縮チューブは半分に収縮する2：1の収縮率のものが多いですが、他の収縮率のものもあります。
熱収縮チューブには他にも医療用や特殊チューブなど、用途に特化したものもあります。
段差がある場合に有効な高収縮なチューブ
高収縮チューブ(1:4)、ちょっと高いけどこれは便利。
— みっちー@メタバース×ロボティクス (@Dream_Drive) September 11, 2019
被覆がボロボロになってきたDOCKコネクタとLightningの変換ケーブルも補強出来た( ^ω^ )
Φ12mm→Φ2.4mmってすごいよね。通常(1:2)じゃ、これは無理。 pic.twitter.com/WMJpG8dzVl
高収縮チューブはケーブルとコネクタをつなぐときなど、内径の段差が大きく普通の熱収縮チューブではサイズが合わないときなどに使います。
次ページからはさらに熱収縮チューブの選び方を紹介します。
熱収縮チューブにはテープタイプもあり、必要な長さでカットして巻いた部分に熱を加えて収縮します。