はじめに
扇風機はエアコンと併用して使うことで、室内の冷気を循環させ快適な温度を保てます。寝るときに体が冷えて体調が悪くなるなら、寝室は扇風機だけにするといいでしょう。音がうるさいと気になるなら、静音扇風機がおすすめです。おしゃれなデザインや、一人暮らしに便利な安いものまで種類は豊富に揃っています。
静かな扇風機の選び方
扇風機を選ぶポイントは、静音という条件以外にもいくつか注意したいことがあります。エアコンと比較しても電気代は安いですし、エアコンと併用するならサーキュレーターのようにも使えます。扇風機選びで失敗しないように、選び方のポイントについて解説します。
静かな扇風機選びのポイント①モーターの種類
寝室で扇風機を使う場合、モーター音が気になると眠れなくなってしまいます。寝るときは家の中が静まり返っているので、扇風機のモーター音が気になると眠りを妨げます。モーター音がうるさいと感じるなら、モーターの種類をチェックしてみてください。
ACモーター
ACモーターは、電気を交流させることで動きます。一定の時間でプラスとマイナスを入れ替えながら動くのが特徴です。ムラなく一定の間隔を保てるのはメリットですが、プラスとマイナスを入れ替えるときに動作音がうるさく感じてしまうことがあります。安定性に優れているのはメリットでも、単体では速度を変えられないのはデメリットです。
DCモーター
DCモニターは直流のため、常に一定の電流を保てます。電流の変動がないので音も静かでうるさいと感じにくいのが特徴です。一定の負荷を保ちつつ電圧と逆期電力を変えれば、回転数や速度を変えられるというメリットがあります。消費電力も少なく済むので、電気代が安いことを重視したいときにおすすめです。
静かな扇風機選びのポイント②使用目的
扇風機をどう使いたいかによっても、選択肢は変わってきます。エアコンと併用するなら、サーキュレーターを選ぶというのもいいかもしれません。扇風機よりも室内の空気を効率よく循環させられるので、電気代の節約になります。洗濯物を乾かしたいときにも便利です。ただしサーキュレーターは、涼むための目的には不向きです。
エアコンを使わず風を送り涼む、という目的がある場合はサーキュレーターより扇風機を選びましょう。
静かな扇風機選びのポイント③羽の有無
扇風機の音がうるさいのは困るという場合は羽ありのほうが静かでおすすめですが、ライフスタイルによっては羽なしのほうが向いている場合もあります。羽ありと羽なし扇風機の、メリットとデメリットを比較してみましょう。
羽なし
羽がない分、スリムでコンパクトです。デザイン性にも優れているので、おしゃれな扇風機を選びたいときにおすすめです。スリムなので使わない時はスッキリと収納しておけますし、置き場所も取りません。小さい子どもがいる家庭なら、子どもが指を入れてしまい怪我をするリスクを回避できます。
羽あり
羽があると意外にも音が静かで、風の強弱など調整が可能です。首振りにしたり角度や高さを調整したりできます。寝室で使いたいときも静かですし、広い部屋使用する場合は広範囲に風を送れます。
静かな扇風機選びのポイント④サイズ・重量
扇風機は持ち運んで、いろいろな場所で使えるのもポイントです。持ち運ぶことを前提に選ぶ場合は、サイズや重量もチェックしておきましょう。大きいものでも持ち運べないほどの重さではありませんが、移動頻度が高いと不便に感じてしまいます。リビングでは丁度いいサイズでも、寝室には大きすぎるという場合はどちらでも使えるコンパクトサイズがベストです。
静かな扇風機選びのポイント⑤機能
静音扇風機にもいろいろな種類があるので、機能もチェックして選ぶようにしましょう。音がうるさいという悩みを解消できても、風量調節の選択肢が少ないと不便に感じてしまいます。寝室で使うならタイマーがあると便利ですが、途中で切りたいときやタイマーを追加したいときはリモコン式だと起き上がらずに調整できます。
欲しい機能がついているかどうかも、しっかりとチェックしてください。
静かな扇風機選びはメーカーを比較しよう
メーカーによって、デザイン・機能・サイズや重量が異なります。動作音や風量も違うので、求める条件を満たしているかどうかを比較して決めるのがおすすめです。安いからとあまり名前を聞かないメーカーのものを選ぶと、求める機能がなかったり音がうるさいと感じたりする可能性があります。
次は、音が静かでうるさくない扇風機を紹介します!
音がうるさくないことを重視するなら、DCモーターを搭載の扇風機を選びましょう!