あみだくじの必勝法
さて、ここからはあみだくじの必勝法を紹介しますね。先程、あみだくじの作り方で主導権を握っておくと勝つ確率が上がるということをお話しましたが、何故それが必勝法になるのかということを説明します。公平性を唄うあみだくじは、実はとても不公平なくじ。なぜなら当たりを知っているのと知らないでは勝つ確率が全然変わってくるからなんです。
必勝法①当たりの真上を選ぶ
あみだくじは真下に落ちる確率が一番高い
なぜ勝つ確率が変わるのかというのを、かんたんなあみだくじを作ってみたので写真を交えて説明しますね。例えば3本のあみだくじの場合、横線を引かなければ真下に落ちるのはわかりますよね。
次は横線をランダムに引きます。すると、真下にいくことがわかります。
これが5本でも6本でもほぼ結果は変わりません。必ずこうなると決まっているわけではありませんが、例えば、横線が100本くらいないと結果は変わらないようです。ただし、例外もあります。それは「格子状」です。
写真を見ていただいてわかるように、対角にいきつきます。格子状の場合によくおきる形です。ということで、一番確率が高くなるのは「ランダムに引かれたあみだくじ」となります。もし、格子状のあみだくじになっていたら線を足すか、対角側を選ぶなど作戦が必要です。
必勝法②当たりの場所を知っておく
当たりの真上を選ぶことで、勝つ確率がグンと上がるわけですが、そのために「当たりの場所」を知っておくことが必須です。当たりの場所を知らなければ「真上」は選べませんよね。だからこそ、当たりの場所を知るために、主導権を握ることが1番の必勝法です。ちなみに、嫌な係ぎめなどでくじ引きをするときは当たりの場所から1番遠い場所を選ぶといいですよ。
あみだくじ必勝法が使えない場合もある
あみだくじで勝つには当たりの位置を把握し、その真上を選ぶことで勝てるというのが必勝法となるのですが、それで絶対に勝てるわけじゃありません。まず横線の数が多くなることで確率は一定になるので、たくさんある場合は役に立たない場合もあるのです。参加人数が多いほど必勝法は役に立たず、運が決め手となることもあります。
あみだくじを公平にするための注意点
くじを引かない人が作る
あみだくじは作り手によっては、いかようにもズルができてしまうものです。例えば、ほんとうに公平にしたいなら、誰も当たりの場所をわからない様にする必要があります。そもそも、くじを引かない人が作ることが1番公平的にあみだくじができます。必勝法を知っているからと、普段は手を出さないのに、こういうときに張り切るとボロが出ることもあるので注意しましょうね。
まとめ
あみだくじの必勝法と注意点について要点をまとめると、「必勝法は作るときから始まっている」「当たりの場所の真上を選ぶと確率が上がる」「公平性を保つなら参加しない人に作ってもらう」ということになります。ルールもかんたんで誰でも楽しめるあみだくじ、違う観点で楽しんでみてはいかがでしょうか。
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種類:写真AC