カラトリーとは？カトラリーの間違い？正しい意味や使い方を紹介！

カラトリーとは、一般的にフォークやスプーンなどの食器のことを言います。しかし似た言葉でカトラリーという言葉もありますね。ここではカラトリーとカトラリーの意味、その違いについて説明します。

カラトリーとはスプーンやフォークなどのことを指します。正しくはカトラリーなのですが、日本に広まる際に誤った語順で広まってしまったようです。この勘違いをしている人は多く、通販サイトにはカトラリーとカラトリーを併せて載せているところもあります。

では正しい言葉のカトラリーにはどのような意味があるのでしょうか。英語のカトラリー（cutlery）は食卓用の刃物の総称という意味です。本来の意味では金属製のものを指しますが、最近ではそれ以外のものもカトラリーと呼ばれています。

カラトリーもカトラリーも意味はどちらも一緒です。カトラリーが英語であることに対して、カラトリーはカトラリーの間違った言葉として広まりました。しかしカラトリーという言葉も各所で見られ、ある意味和製英語として浸透しているのかもしれませんね。

カトラリーは形によって大きく4つの種類に分けられます。フォーク・スプーン・ナイフ・その他のカトラリーです。同じ形でも用途や大きさによって細かく種類が分かれています。ここでは普段目にすることが多いものを見ていきましょう。

フォークは刺す・巻く・すくうなどして食べ物を運ぶためのカトラリーです。またナイフを使用する際の押さえとしても使用します。フォークは提供される食事によってテーブルフォーク・フィッシュフォーク・デザートフォークなどに分かれています。

スプーンは食べ物をすくい取って食事をするためのカトラリーです。まれに食事を崩したり混ぜたりすることにも使われます。スプーンにはテーブルスプーン・フィッシュスプーン・スープスプーン・デザートスプーンなどの種類があります。

カトラリーのナイフは、主に肉や魚などの食べ物を切り分けるときに使います。またバターなどの柔らかいものをパンに塗るためにも使われます。テーブルナイフ・フィッシュナイフ・デザートナイフの他バターナイフなども含まれます。

フォーク・スプーン・ナイフ以外にもカトラリーと呼ばれるものがあります。ケーキを取り分けるときに使うケーキサーバーや、カレーやスープなどを注ぐためのレードルです。使う機会は少ないですが、人がよく集まるご家庭にはあると便利かもしれません。

カトラリーの種類が分かったところで、今度はその使い方を見ていきましょう。カトラリーはレストランやカフェだけで使うものではありません。自宅でも、普段の食事から特別な食事までオールマイティに活躍してくれる食器なのです。

スタンダードなテーブルナイフやテーブルフォークなら、使い方を気にせず普段の料理で使用できます。パスタやスープなどの軽めの食事から豪華なお肉料理まで、テーブルカトラリーがひとセットあれば万能に活躍してくれます。

普段家でコーヒーや紅茶を飲んだりデザートを食べる方には小ぶりなティースプーンやデザートフォークがおすすめです。またヒメフォークなど和菓子に合うデザインのカトラリーもあるので、デザートのジャンルを問わずに使用できます。

人を招いた食事でもカトラリーは活躍します。お皿などのテーブルウェアと一緒にきれいに並べて置くだけで、いつもの食事をワンランクアップできるでしょう。またカトラリーレストや画像のようにセットを包むとさらに特別な雰囲気が出ます。

カトラリーの新調や一から揃えたいときは、実店舗や通販などの方法で購入できます。ここではそれぞれの購入方法のメリットと、購入できるカトラリーを紹介します。シンプルで普段使いしやすいものから、パーティーまで幅広くカバーしてくれるカトラリーたちです。

カトラリーの実物を見てから購入したい方には実店舗がよいでしょう。無印良品のカトラリーは、その使いやすさ・価格・シンプルさから根強い人気があります。またIKEAにはセット販売のカトラリーがたくさんあり、一から揃えたいときにおすすめです。

すでに買いたい商品やブランドを決めている場合は通販もおすすめです。先に紹介した無印良品のカトラリーもインターネット通販で購入できます。また通販で人気があるカトラリーでは、ポルトガル製のカトラリーであるクチポールなどが有名です。

以上、カラトリー（カトラリー）の意味や種類、使い方などを紹介してきました。普段何気なく使っていても、実はたくさんの種類や使い方、デザインがあるんですね。カトラリーを買うときにはじっくりと自分好みのものを探してみてください。