プラーナとは？詳しい意味を解説！人によって見えたりするって本当？

プラーナという言葉を聞いたことはありますか。初めて聞いた、知らないという人の方が多いでしょう。でも、このプラーナを体験したり、見たりしている人たちがたくさんいるといわれています。中にはプラーナを食べているという人もいるようです。プラーナとはいったいなんでしょう。

プラーナは特別な人だけが使う言葉ではありません。プラーナという言葉の意味はひとつですが、プラーナという言葉が持つ意味はひとつではありません。それはすべての人の身近にあります。プラーナを知っていれば健康に役立てることができたり、スピリチュアル意識が高められます。

プラーナはインド哲学において風の元素を意味します。人間が存在するために構成される五大元素である空、風、火、水、地のひとつといわれています。風、すなわち呼吸をつかさどるプラーナは人間にとってなくてはならない大切なものです。

プラーナは古代インド語であるサンスクリット語で「呼吸」や「息吹」を意味します。ヨガをしている人には「プラーナマーヤ」という呼吸法でおなじみでしょう。呼吸法についてはのちほど紹介します。ここでは現在用いられてるプラーナという言葉のもとの意味という認識で大丈夫です。

そして今回紹介するプラーナは、宇宙に存在する生命エネルギーをさします。アーユルベーダでは生命力ともいわれています。特にスピリチュアルの世界においてはこのプラーナはとても重要な存在です。「プラーナが見える」というのはこの生命エネルギーとしてのプラーナのことです。

生命エネルギーが見えると言っても、常に肉眼で見えているわけではありません。しかし、それは意識をしていないからであって、実際、プラーナは誰の元にも届いています。それにより、感じたり見えたりできても不思議なことではありません。

プラーナを積極的に取り入れている人たちの中には、目に見えている人がいます。しかし、それは特別な人たちではありません。先ほども言ったように宇宙エネルギーはあらゆる人の元へと注がれています。プラーナを意識すれば、誰にでも見えるようになるといわれています。

これは人それぞれですが、多くは光る点や玉が多方向に飛んでいるのが見えるようです。よくある飛蚊症ですと目の動きとともに移動していきますが、プラーナは自然界に存在しているものですから、目を動かしても変わらずに見上げている空の中をただよっています。

どんなものなのか、実際に見てみたくなったという人もいるでしょう。練習をすればプラーナは見えるようになるといわれています。次の方法を試してみてください。ただ、危険なので、絶対に太陽を直接見ないで下さい。何度かやってみるうちに、プラーナが分かるようになります。

プラーナで健康になれるなんてとても不思議ですよね。せっかく自分の周りに降り注いでいる生命エネルギーなのですから、スピリチュアルな意識を高め、ここは積極的に取り入れましょう。最初にプラーナで体を健康にする方法を紹介します。

ヨガの呼吸法にプラーナマーヤというものがあります。しかし、ここではどなたでもできる呼吸法の一例を紹介します。大切なのはプラーナを取り込むという意識です。とはいっても欲張った気持ちを出して行うのでは意味がありません。あくまでもリラックスしてください。

生命エネルギーを通して人を癒す療法です。手をかざすレイキ（霊気）ヒーリングなどがこれにあたります。昔から治療することを「手当て」ともいうように、患部に手を当てて痛みをおだやかにさせます。会得してできるようになる場合がほとんどですが、誰にでもそれは可能だといわれています。

食べるというよりもむしろ、取り入れるという感覚が近いでしょう。プラーナを取り入れて他に何も食べない、不食の生活をしている人もいます。プラーナを多く取り入れることによって、体調だけでなく気持ちが落ち着く、充実するなど精神的にも健康になれるといわれています。

実際にプラーナを体に取り込むためには次のことを意識しましょう。食についてはなるべく新鮮なものやナッツ類を取るようにします。ただ、無理に自分の好きな食事を変えたりすることはありません。何ごともストレスなく行うことが大切です。

スピリチュアルな話でしたが、プラーナを意識するきっかけになったでしょうか。今後はヨガを始めたり、食生活に気をつけてみたりするのもいいですね。なによりもネガティブでいるとプラーナの活動は弱くなります。いつもポジティブでゆったりした気持ちを持って、毎日を過ごしましょう。