バスケットゴールの作り方①壁固定タイプ
バスケットゴールのボードとリングを室内壁に設置した手作り実例です。壁に直接設置する方法で手作りする場合は、家屋にボールが当たるので考慮して設置場所を考えるとよいでしょう。
壁面設置はシュート時に邪魔にならない
支柱がない手作り壁面設置ゴールなら、支柱に体がぶつからないメリットがあります。建物の外壁に穴をあけなくても、バルコニーから吊るして設置するのもアイデアです。
簡単な作り方手順
1.合板をカットする
ゴール背面ボード用の板をカットします。加工のしやすさを優先するなら、安価で手に入りやすいベニヤなどの合板がおすすめです。市販の家庭用ゴールを参考に、サイズは横110cm×縦70cm程度がよいでしょう。
2.塗装する
屋内屋外どちらに設置する場合でも、乾くと耐水性になる水性塗料が扱いやすくおすすめです。自作バックボードにラインや模様を描くならこのタイミングがおすすめです。木目を生かしたい場合も木材を保護するためにニスを塗ったほうがよいでしょう。
3.ボード背面に補強をつける
バスケゴール用のリングをしっかり取り付けるために、補強用の板をボード背面に取り付けます。板の厚みは、取り付け後の厚みがリング付属のボルト長さ̠-10mm程度になるくらいがちょうどよいでしょう。リングを取り付けたいところの裏側に設置します。
4.リングとネットをつける
インパクトドライバーなどでボードに穴をあけ、付属ボルトでリングを固定します。ネットもこのときにつけましょう。
5.壁面に設置して完成
設置場所ですが、住宅の外壁パネルに穴をあけるのは難しく、建物自体を傷めてしまいかねないのでおすすめできません。遊んでいるうちにボールが外壁パネルを傷めてしまうこともあります。
ガレージ設置がおすすめ
おすすめの設置場所はガレージです。コンクリート壁ならぶつかっても気になりません。なるべく重さが分散するように工夫しつつ、ガレージの梁など木材が露出している部分かコンクリートドリルを用いて設置するとよいでしょう。
作り方参考動画紹介
自作バスケットゴールの丁寧な解説動画です。設置方法はスタンド式ですが、背面ボードの裏側や表面のラインの書き方など詳しい紹介があります。
バスケットゴールの作り方②スタンド式タイプ
ボールをぶつけても倒れないよう強度を出すのが難所ですが、支柱つきで自立するスタンド式タイプを自作するメリットは大きく2つあります。
- 設置場所が自由。
- 制作後に高さ調整がしやすい。
土台作りがポイント
高さが調整できれば幼児から大人まで長く使えます。手作りの大きなポイントは土台です。水タンクや砂利など重いものを土台に乗せるか、杭を打ち込むとより安定させられます。