薪ストーブをテントで使う際の注意点
テント内で薪ストーブや焚き火をするのは非常に危険です。火の粉が飛んでテントに穴が開いたり、火災や一酸化炭素中毒など、重大な事故につながる場合もあるので上級者向けの楽しみと心得ておきましょう。
リスクを承知の上自己責任で
万が一のリスク回避のため、薪ストーブやテントの説明書の熟読は必須事項です。事故を未然に防ぐために最低限心得たい事項をまとめました。
- 排気(煙突)はテントの外に出す。
- 火の粉が飛ぶ恐れがあるためテント天幕から離れたところに設置する。
- 周囲には燃えやすいものは置かない。
- 倒れないようなるべく平らな所に設置する。
- 地面へのダメージや思わぬ引火を避けるため地面に直接置かない。
あると安心「おすすめ防災グッズ」
①消火スプレー
本格的な火災用ではないためあくまで気休めですが、万が一の引火に備えて、消火スプレーがあると安心です。使い方は火に直接スプレーするだけと簡単で、荷物にもならず便利に使えます。火の不始末は、小さなうちにすぐ消し止めることが大切です。
②一酸化炭素チェッカー
屋内で火を使う際に恐ろしいのが「一酸化炭素中毒」です。アラームが設定できる一酸化炭素チェッカーを備えておけば、眠っているうちにいつの間にか不完全燃焼が起きてしまっていた際の事故予防もできます。不完全燃焼など火の事故は、いつ起きてもおかしくないので侮らず備えをしておくとよいでしょう。
まとめ
火の扱いにはくれぐれも注意が必要で、あくまで使用は自己責任の上級者向けキャンプギアですが、薪ストーブがテント内で使えると冬キャンプがぐっと快適になります。薪ストーブは調理もできて温かく、非日常感も演出できる人気のキャンプギアです。快適な冬キャンプを目指して、レベルアップを目指しましょう。