【テイスト別】複合フローリングの種類
フローリングは部屋のインテリアを決めるうえで重要な建築資材です。テイストが統一されているお部屋は居心地よく感じます。以下に、テイスト別の複合フローリングをご紹介します。
①ナチュラルスタイル
ナチュラルスタイルは無印良品に代表されるような、飾りすぎず自然の温もりが感じられるスタイルです。このスタイルを作るときは、グリーンをさし色にしたり、明るい木製製品やアースカラーを使いましょう。それほど高級感はありませんが、親しみやすいスタイルです。
天井とフローリングの色のバランス
- 白い塗装のされた天井の場合は、低い位置のフローリングを濃い色にすると空間の重心が低くなり、天井が高く見える
- 濃い色の天井の場合は、重心が上になり落ち着いた雰囲気の部屋になり、明るい色のフローリングを合わせることでバランスが取れる
②北欧スタイル
北欧テイストは自然や人間らしさを感じるデザインが多く、ホワイトを基調にしたシンプルで洗練された雰囲気があります。北欧スタイル作るにはホワイトやグレーなどの自然なカラーをベースにし、シンプルで飽きのこないインテリアを取り入れるのがおすすめです。
③フレンチカントリースタイル
フレンチカントリースタイルは南仏のインテリアをイメージしたスタイルです。ホワイトを基調とした清潔感があるなかで、どこか懐かしさや温かみがある海外の絵本をイメージさせる雰囲気を持っています。
④モダンスタイル
モダンスタイルは会社のエントランスなどでよく見かけるテイストです。クールで重厚感、高級感があり、現在のインテリアデザインのスタンダードといえます。特に、モデルルームなどではナチュラルモダンのコーディネイトが主体になっており、間違いないテイストとして浸透しているスタイルです。
モダンスタイルには他にも、できるだけ無駄を排した「ミニマリストモダン」やカジュアルな雰囲気でポップな色使いや円形を多用した「ミッドセンチュリーモダン」などがあります。
⑤和モダンスタイル
和モダンでは日本人になじみのある木のぬくもりや柔らかさが感じられます。このようなお部屋には無垢材(単層)の質感が濃い床材がおすすめです。また、できるだけ明るめの色のフローリング材が選びましょう。和モダンスタイルでは木の量が増えるほどナチュラルになり、ホワイトが増えるほどモダンなイメージが強くなります。
⑥インダストリアルスタイル
DIYブームの影響でインダストリアルスタイルが人気です。むきだしの配管やコンクリートに、木などの異素材を足すと個性的なデザインになります。無骨なヴィンテージ感のスタイルなので、ダークカラーやグレー、黒などの床がおすすめです。複合フローリングとDIYの家具を組み合わせれば、安い予算でお部屋作りが可能になります。
インダストリアルスタイルはDIYの家具や雑貨などと相性がいいです。
⑦シャビーシックスタイル
シャビーシックとは「古めかしいのに上品」なヨーロッパの青春映画に登場しそうなインテリアです。アンティーク風や古ぼけたテイストが楽しめるので大人の女性に人気があります。フレンチカントリーとインダストリアルのいいとこどりをしたようなスタイルで、アンティーク調の床材がおすすめです。
⑧アメリカントラディショナルスタイル
アメリカントラディショナルスタイルは、暖炉などアメリカの古き良き時代の建築を表現したものです。基本はフォーマルで品質を重視したスタイルですが、アットホームな雰囲気もあります。
フローリングは部屋の縦横でどちらか距離が長いほうに対して平行に板を貼ると空間が広く見えます。
出典:O-DAN