生活感のない部屋の作り方
生活感のない部屋には一定の共通点があります。きれいに見せるを押さえておしゃれでスッキリした空間を目指しましょう。ここではリビングをテーマに考えていきますが、もちろんほかの部屋でも応用できます。
インテリアを統一させる
SNSなどで、おしゃれでスッキリしたリビングを見ると下記のような特徴があります。
- 同じメーカーで揃える
- 同じ色で揃える
- 素材を揃える
- 本の表紙を揃える
物がない演出をする
物が見えない収納で統一すると部屋がスッキリします。徹底している人はすべてのアイテムを扉付きの収納に隠します。この方法は新築でないと無理というわけではありません。既存の家具(カラーボックスなど)を部屋のテイストに合わせてDIYし扉をつけるとおしゃれなインテリアに生まれ変わります。また、室内干しが気になるなら、思い切って浴室乾燥機を設置するのもよいでしょう。初期投資と設置後の快適さを比較すると設置してよかったと思えるかもしれませんよ。
収納がないなら増やす①
収納がないから無理だと思わないでください。押入れやクローゼットは各家に1か所はあるはずです。押入れやクローゼットは幅を取る割にデッドスペースが多い収納ですが、このスペースを存分に活用することで生活感のない部屋は作れます。上記のように収納アイテムを駆使したり、DIYしたりして棚を設けると収納力はグンとアップします。
収納がないなら増やす②
こちらはカラーボックスをDIYしたベンチです。お手頃価格なのはよいですが生活感が出やすいのがカラーボックスのデメリット、しかし、カスタマイズすればすてきなインテリアになります。なかみは収納になっていて、子供のおもちゃや洋服など用途や家族構成に合わせて変えられます。急な来客があってもそこにしまいこめば、子供でもすぐに片づけができたいへん便利です。
均等に置く
おしゃれな人の家へ遊びに行ったとき、物が置かれているのにスッキリきれいだと感じた経験があるでしょう。それはテイストを合わせて物を均等に置くからです。片付けなくても、一定の法則を作って置くのを徹底すれば部屋をきれいに保つことは可能です。
収納を見せないコツ5選
生活しながらも部屋をきれいに見せるのに欠かせないのが収納家具ですがごちゃごちゃしていては落ち着かない部屋になります。ものを収納しつつ見せないコツを5つご紹介します。
①収納ボックス
- かご
- スクエアボックス
- 紙袋
- プランティボックス
- ストレージボックス
- 空き缶
- スーツケース
②仕切りを利用
集合住宅の場合、リビングとベッドルームがつながっていたり、古いふすまで仕切られていたりすることがあります。生活感を出さないコツのひとつとして、上記画像のように間仕切り収納を置くのもおすすめです。例えばお手頃なカラーボックスをインテリアに合わせて壁紙を貼ったり色を塗ったりしてDIYすることでおしゃれ空間にできます。また、古いふすまもリメイクシートを貼ればおしゃれにカスタマイズできます。
③ロールスクリーンを利用
上記画像は玄関に設置されていますが、扉がDIYできない収納で部屋をスッキリさせたい場合は、お客さんが来られたときだけ隠せるロールスクリーンの設置をおすすめします。ロールスクリーンの魅力は、ギャザーがなく空間がスッキリするだけでなく、用途によって部屋を仕切ったり解放したりできるところです。収納がない部屋の場合、ロールスクリーンを間仕切りにしてその向こう側(畳1間ぶん程度)に見せたくないものを1か所にまとめて置くのもよいでしょう。
④統一して隠す
コードやルーター類のような生活感を出してしまうアイテムは上記画像のようにファイルボックスなどにまとめると、リビングのどこにあるかわからないくらいインテリアになじみます。ポイントは収納を統一すること、ファイルボックスの中にただ置くだけですが、すっきり空間になります。ただし、ほこりはどこからでも発生し侵入するので、収納したまま放置せずこまめに掃除をしましょう。
⑤インテリアにする
見せたくないものはお好みのアイテムを使ってインテリアの一部にしましょう。上記画像はインターフォンや給湯器などモニター関係をDIYしていますが、教えてもらわないと収納されていることがわかりません。作り方も簡単ですし、100均のアイテムを使えばお手頃価格でDIYできます。スッキリきれいにみせるコツです。
出典:写真AC