入園祝いとは
進学祝いのひとつで、親しい身内の保育園や幼稚園の入園に際して送るものが入園祝いです。お祝い内容は「お金」もしくは「実用品」が人気です。送る対象は保育園なら0~5歳、こども園や幼稚園なら3~4歳の子どもや保護者が主に対象です。
入園祝いの金額相場は3,000~10,000円
入園祝いの金額相場は、関係性によって金額を考慮します。祖父母で5,000~10,000円程度、親しい親戚で3,000~10,000円程度のプレゼントもしくはお金を送るのが一般的な相場です。親戚同士の仲がよい場合は、さりげなくお互いのお祝い金額を確認して相場を合わせるとよいでしょう。
入園祝いのプレゼント選び方
入園祝いに何か実用品をプレゼントしたい場合は、施設によって必要になるアイテムが異なるので注意しましょう。保育園は「生活」、幼稚園は「学習」がポイントです。また、下記に記載した定番の準備アイテムの中でも、園指定があり持参しなくてもよい場合もあります。具体的にお祝いとして送りたいものがある場合は、購入前に保護者に確認するとよいでしょう。
①「保育園進学」定番の準備アイテム
- お昼寝布団セット
- 持ち手つきコップ
- スプーン&フォーク
- ミニタオル
- 食事エプロン
- 着替え(ボタンなし&スカート不可)
- おむつ名前スタンプ
- エコバッグ
- 保育園用置き靴
布団や食器類は、保育園レンタルの場合もあります。
②「幼稚園進学」定番の準備アイテム
- 制服類
- お道具類(はさみ、クレヨンなど)
- お弁当箱&巾着
- カトラリー(ケース付き)
- 水筒
- 袋物
- コップ
- 歯ブラシ
- 座布団
はさみ・クレヨンなどの制作グッズは園指定のお道具箱に入っている場合もあります。
入園祝いの「のし」基本は蝶結び
進学は繰り返し祝うものなので、基本は「蝶結び」の水引がついたのし袋を選ぶとよいでしょう。また表書きの上段「御入園御祝」「御進学御祝」「祝 ご入園」など、下段は送り人がわかればよいので苗字かフルネームのどちらでもかまいません。
入園祝いはいつ渡すのがよい?
お祝いを渡すタイミングは、なるべく早い方が準備アイテムがかぶらずよいでしょう。実用品を送る場合は名前つけなどの準備もあるため遅くとも、入園の1週間前までに渡すようにしましょう。
男の子が喜ぶ入園祝いのポイント
0~2歳の男の子が喜ぶポイント
乳児期である0~2歳の男の子はまだ好みがはっきりしないため、プレゼントの図柄は保護者の好みがおすすめです。この年頃の子どもは自分で自分のことはできませんが、1歳を過ぎると名前代わりのマークが覚えられる場合があります。もし、保育園のロッカーなどに名前代わりのマークがついている場合はアイテムの図柄選びの参考にしてもよいでしょう。
3~4歳の男の子が喜ぶポイント
好みがはっきりとしてくるのがこの年代です。かわいらしい動物柄よりもだんだんと車や電車などの乗り物や恐竜などに強い興味を示すようになります。一般的に喜ばれるキーワードは「かっこいい」で、戦隊レンジャー・仮面ライダーなどの特撮ヒーローが気になりだし憧れはじめるのもこの年代です。
5歳の男の子が喜ぶポイント
転園など、幼稚園の1年保育を利用する子どもにお祝いを送りたい場合は、5歳児の好みを考える必要があります。個性はありますが、この世代になるとかわいらしいグッズは「赤ちゃんっぽい」と嫌う幼児もいるので、親に好みを確認するとよいでしょう。サッカーチームやスポーツブランド柄などは、小学校に入っても使いやすく人気です。
それでは、保育園・幼稚園の入園準備に必要な定番アイテムをご紹介いたします!