かけまくり(ハイパーフック)とは?跡が目立たいないってホント?

かけまくり(ハイパーフック)とは?跡が目立たいないってホント?

かけまくりは東洋工芸が開発した石膏ボード用のフックです。住宅の内壁に多く使用されている石膏ボードでも十分な強度を発揮でき、非常に簡単に使うことができます。しかも、かけまくりのハイパーピンはほとんど傷跡も残りません。そんなかけまくりの特徴をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.かけまくり(ハイパーフック)とは
  2. 2.フックの選び方
  3. 3.かけまくりの特徴
  4. 4.かけまくりの使用方法
  5. 5.かけまくりのラインナップ
  6. 6.まとめ

かけまくりの特徴

そんな石膏ボードにフックを取り付けることができるハイパーフックかけまくりは、これまでの石膏ボード用のフックに比べて優れた機能があります。それは傷跡が目立たない、耐荷重量がこれまでのフックに比べて大きい、押しピンのように簡単に使えるということです。では、それぞれの特徴について詳しく説明していきます。

傷跡が目立たない

Photo by yto

かけまくりに使われているハイパーピンは壁に刺しても、小さな穴しか残らないためよく探さないと見つからないほどです。これはピン先が平たくなっており、通常のピンと比べて穴の開く面積が小さくなるためです。小さな傷跡は、壁紙の柄の中であればほとんど目立たないため、安心して使用できます。

賃貸で使用する場合

小さな傷しか残らないとはいえ、穴をあけるため気になるという方も多いことでしょう。傷のサイズが気になる場合は、部屋の隅などの目立たない所で試してから使用しましょう。また耐荷重量以上の荷物をかけると石膏ボードが割れる恐れがあります。そのため、賃貸の住宅で使用する場合は十分注意が必要です。

耐荷重量が大きいわけ

Photo byPavlofox

石膏ボードは一点に強い力が加わるとすぐに割れてしまいます。かけまくりのハイパーピンは、壁に差し込むだけで針先が石膏ボードの内側でハの字型に広がります。そうすることで重さが集中せずに、耐荷重量が大きくなるというわけです。また抜くときには広がった針先が細くなるため、表面には小さな傷しか残らない仕組みになっています。

ハイパーフックの耐荷重量

かけまくりの耐荷重量はおおよそハイパーピン1つにつき2.5kg程度です。かけまくりの中には、金属のベースに複数のピンを刺して最大8kgまでの耐荷重量を保持できるフックもあります。用途に応じて必要な耐荷重量の商品を購入しましょう。また、耐荷重量はあくまで静止状態での重量です。扇風機など動作をするものは落下の危険性がありますので、木の柱に固定してください。

かけまくりの使用方法

Photo byOpenClipart-Vectors

石膏ボード用のピンは、通常複数の針を別々に差し込むことで強度を発揮します。そのため、壁にあく穴の数も多く、手間も普通のフックに比べて必要になります。かけまくりはそんな不満を解消できる特徴的な構造を持っているため、だれでも簡単に使用できます。

差し込むだけで使える

かけまくりは他の石膏ボードピンと違い、押しピンのように簡単に使用できます。いくら傷跡が目立たなくても、保持力が強くても使う気にはなれません。しかしハイパーピンはそんなわずらわしさもなく、画びょうのように差し込むだけで使用できます。

ピンの向き

かけまくりの性能を発揮するためには正しい向きでピンを刺しこむ必要があります。差し込むときの注意点はピンの頭に書いてある三角を上向きにしておくことです。そうすることで針が横方向に広がり、しっかりとピンにかかる荷重を分散してくれるわけです。

プッシュエイドでさらに簡単に

プッシュエイドはかけまくりを取り付けるときと外すときに手助けをしてくれるツールです。簡単に使用できるかけまくりですが、女性や年配の方など力の弱い方でも使いやすいようにすべての商品にセットされています。

次のページ

かけまくりのラインナップ

関連記事

記事ランキング