のど飴の種類
ひとくちにのど飴といってもたくさんあって、どれを選べばいいかわからない方も多いのではないでしょうか。まずは、のど飴の種類を解説します。市販ののど飴でも、キャンディとして気軽に食べやすいもの、医薬品や医薬部外品、トローチ、漢方などの種類があります。使用方法が決まっているものや、ノンシュガーのものなど選ぶ基準になりますので、注意してみましょう。
種類①食品ののど飴
食品に分類されるのど飴は、お菓子の一種で、いわゆるキャンディーと呼ばれるものです。CMでおなじみのはちみつきんかんのど飴など、のどに優しい飴が販売されています。ただし食品のため、医学的には効能・効果は一切認められていません。ハーブエキスやメントール、しょうが、はちみつなどスッキリする成分や喉をいたわる成分が入っています。1番手軽に手に入れられて、種類も多く、おいしい味も楽しめますね。
種類②医薬品ののど飴
医薬品に分類されるのど飴もあります。風邪の症状や咳、喉の痛みなどに効くとされる有効成分が入っているので、効能・効果が認められています。これらは医薬品の販売許可のある薬局やドラッグストアで購入できます。どこでも買える!というわけではありませんが、効き目が期待できるので、風邪や咳がつらいとき、1番優先して使いたいのど飴ですよね。
種類③医薬部外品ののど飴
医薬部外品は、医薬品に比べて控えめではありますが、有効成分が入っていて効果が期待できます。効き目は穏やかで副作用も少なく、販売許可がなくてもコンビニやスーパーで販売可能です。咳どめ効果はありませんが、喉が痛いときの保護や殺菌などの効果が期待できます。症状がつらくてすぐにのど飴が欲しいとき、コンビニなどで買うなら医薬部外品が1番おすすめです。
医薬品や医薬部外品のトローチ
トローチは口の中でゆっくり舐めて溶かすもので、のど飴というよりは、ゆっくり溶かす錠剤といえます。錠剤より固めで、舐めやすいおいしい味に作られています。病院の処方箋などで、薬局やドラッグストアの調剤コーナーなどで受け取ることもありますね。医薬品と、医薬部外品のトローチがあります。漢方薬がトローチになっているものもあります。
種類④漢方薬ののど飴
漢方薬とは、自然の原料(=生薬)からできている薬を中心としています。今では治療に漢方薬を使用する医師も多く、病院の指示で処方されることもよくあります。漢方薬は第2類医薬品に該当するものが多く、医薬品同様に用法や容量を守る必要があります。漢方薬を元にしたのど飴も販売されています。
次のページではおすすめのど飴ランキングをご紹介!のどがつらいとき、ぜひ試してみてくださいね。
なるほど~のど飴ってどれも一緒じゃないんだね。結局どれがおすすめなの?