猫よけのポイント
大切なプランターやガーデニングを、猫に汚されて困っていませんか?猫は同じ場所をトイレにする習性があるので、頻繁に被害にあう人も多いでしょう。何度も繰り返されるのは、猫の縄張りになっている証拠。縄張り確認が日課の猫のトイレの場所を変えるのは、根気のいる作業です。なぜ、猫は庭などに入り込んでしまうのでしょうか。
猫が好きな場所
猫は人が少なく安全なところが好きです。静かで危険がないとわかると、頻繁に入り込みます。そして尿をかけて、自分の縄張りの目印にするのです。特に、ふんや尿を埋めやすい砂、固すぎない土、芝生などの歩きやすい場所を好みます。何度も繰り返し被害にあっている場所は、安全ではないと学習させることが大切です。
猫よけでの注意点
十分気をつけて猫よけを行うようにしましょう。猫は愛護動物なので、虐待にあたる行為は法律で罰せられます。けがをさせないように、猫が不快な場所であることを覚えるまでじっくりと続けることも大切です。慣れてしまうと安全だと認識してしまうので、いくつかの方法を組み合わせるか、交互に試すなど工夫をしましょう。
猫よけの注意点
- 猫を傷つけない
- 不快な場所であることを教える
- 慣れさせないようにする
「猫よけに効果絶大」と評判の方法①超音波式
野生動物、野良猫による被害の対策で、超音波式が話題になっています。効き目はあるのでしょうか。どういった方法なのかを詳しくご説明します。
超音波式とは
入り込んできた猫や他の生き物にセンサーが反応し、人間には聞こえない超音波を出すのが特徴の機器です。かなりの高音で「ピー」と不快に感じる超音波を発生させ、近寄らせないようにします。作動している間は、スピーカーから大音量で音を鳴らしているような状態になり、聴覚の優れた猫は近寄らなくなるのです。
選ぶポイント
人間が聞き取れる周波数は、約2万ヘルツまでといわれています。猫はねずみの高音の鳴き声に反応するため、約6万5000ヘルツまで聞き取ることができ、10万ヘルツくらいまでは脳が反応していることがわかっているのです。同じ周波数で超音波を発生させても、慣れてしまうと効き目がなくなってしまいます。広い範囲の周波数を調整できるタイプを選ぶようにしましょう。
フラッシュタイプも有効
とても不快な超音波も発生し、LEDライトの眩しいフラッシュで驚かせる猫よけの機器も評判となっています。2つを組み合わせたことで、より猫にとって不快なところだと意識づけしやすいのです。電池切れの心配のいらないソーラー充電式の製品もあるので手軽に使えるでしょう。
次は超音波式タイプの注意点について紹介します。